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ケータイ刑事銭形泪14話(2nd.1話)[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形泪・2nd.1話」の「消えた凶器を探せ! ~お花見殺人事件」の「裏ネタ編」も今回で4回目となるが、今回はこの物語に登場したAV製品の「デジカメ」について、「ビデオテープ」についてと、それに補助的に繋がる「電池」について、「充電」について、そして「ビデオテープ」に於いてポイントとなる長さの単位である「インチ」について記すことにする。

尚、約2年8ヶ月弱前のBS-iでの再放送時に記した本編について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

デジカメ」:デジタル・カメラのことである。CCDやC-MOS等の撮像素子で画像を撮影し、その情報をデジタル・データとして記録するカメラである。静止画を記録する「スチルカメラ」と、動画を記録する「ビデオカメラ」の両者があるが、「デジカメ」と言うと一般的には「スチルカメラ」のことを指している。但し、現在のデジタル・スチルカメラとデジタルビデオカメラには、共に静止画と動画の撮影機能を有している。(一応、「デジカメ」と言うと、静止画撮影の性能を重視したものであり、動画撮影の性能を追求したものは「ムービー」と言われる。)

尚、「デジカメ」は三洋電機の登録商標である。しかし、業界の混乱を避けるため、「デジカメ」という単体使用を認めている。

ビデオテープ」:ビデオ信号を記録する磁気テープの総称である。磁気記録の発展と共に進化しており、何種類かのテープが存在する。(オーディオ用の磁気テープと同様である。)

当初はオープンリール式のビデオテープがあり、テープ幅は2インチ、1インチ、1/2インチのものがある。60年代からカセット式のビデオ規格が研究開発され、'60's終盤に登場したUマチックのテープ幅は3/4インチである。その後、1975年に登場したVX方式からのビデオテープの幅は1/2インチとなり、この幅のテープを採用したビデオ規格は様々なものがある。(互換性はない。)VHSとそのファミリー(VHS-C、S-VHS、D-VHSなど)、βとそのファミリー(ED-β、ベータカムなど)はこの代表的な存在である。その後、テープは幅が8mmというVideo-8、Hi-8が登場し、更には1/4インチのテープを使ったDVが登場した。

電池」:化学反応によって起電力を発生させる装置のことである。これを用いることで、直流電力を簡単に得ることが出来る。

電池には、エネルギーを放出したらそれっきりとなる「一次電池」と、放電電流と逆向きに電流を流すことによって化学エネルギーとして蓄電することが出来る「二次電池」とがある。前者は「乾電池」と呼ばれるマンガン電池、アルカリ・マンガン電池、水銀電池、リチウム電池などがあって、用途に応じて使い分けられている。後者には、鉛蓄電池、リチウムイオン二次電池、ニッケル・水素蓄電池、ニッケル・カドミウム蓄電池などがあって、用途に応じて使い分けられている。

この他にも、太陽電池、燃料電池、生物電池、原子力電池などがある。

充電」:コンデンサーや(二次)電池に電流を放電の時とは逆向きに流し、電荷を蓄えること、もしくは放電前の状態に回復させることをいう。また、「蓄電」とも言う。放電と逆向きに電流を流すことによって、電極板周辺では、放電時とは逆の化学変化が起こることになり、それによって電荷が蓄えられることになる。(文字通り、「電荷を充たす」ことである。)

充電を行う場合には、電池の種類に応じて定められた方法で行う必要がある。これが守られていないと、電池を傷めて寿命を短くすることになったり、発熱、場合によっては爆発を起こす場合がある。また、電流値が少ない(例えば、単二充電池に単三充電池を使うなど。(単二と単三は太さは違うが長さは同じ))と、充電が長時間に及ぶことになる。そのため、専用の充電器が発売されていて、それを用いるのが基本である。

「充電」は充電池にエネルギーを充填して元の状態に戻す、ということから転じて、人が仕事を休んで休養をとり、将来に備えて英気を養い、活力を蓄えることを「充電」するというが、比喩的表現としたら、実に上手い言葉ですね。

インチ」:長さの単位であり、ヤード・ポンド法で使われるものである。歴史は古く、男性の親指の幅に由来する身体尺として定義され、古代ローマに於いて、フィートと関連づけられて定められ、1/12フィートを1インチと定義された。現在は、国際標準単位として「メートル法」が用いられているが、換算値として1インチは0.0254m(=25.4mm)と定義されている。(国際インチ)尚、アメリカにおいては、1mが39.37インチと定義されていることから、1インチは25.4000508001mmとなるが、これはアメリカ測量フィートと呼ばれるものである。

 

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