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HASSLES『THE BEST OF THE HASSLES: YOU'VE GOT ME HUMMIN'』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは、BILLY JOELがソロ・デビュー前に在籍していたTHE HASSLESのベスト・アルバムである。彼らは2枚のアルバムを発表しているが、その2枚のアルバムがまとめられた構成となっている。(但し、時間の関係で、1曲だけカットされている。→デモ・セッションの3曲が収録されているのは嬉しいところであるが、やはり、アルバムのオリジナル曲をカットしないという形の「2 in 1」アルバムとしてリリースして欲しかった所である。)

尚、BILLYがTHE HASSLESに在籍していたのは1967年から1968年のことであり、当時はまだティーンであった。また、本ベスト盤は1999年のリリースである。

収録曲は以下の全21曲である。『Warming Up』『Just Holding On』『Taste Of Honey』『Every Step I Take (Every Move I Make)』『Coloured Rain』『I Hear Voices』『I Can Tell』『Giving Up [Version 2]』『Fever』『You've Got Me Hummin'』『I'm Thinkin'』『I'll Be Around [Demo Session]』『Country Boy』『Night After Day』『Hour Of The Wolf』『4 O'Clock In The Morning』『Cat』『Land Of Despair』『Further Than Heaven』『When I Get Home [Demo Session]』『Look And You Will Find [Demo Session]』。

本アルバムからの筆者のお薦め曲は、『Just Holding On』『Taste Of Honey』『Coloured Rain』『Country Boy』『Night After Day』『Hour Of The Wolf』『Further Than Heaven』という所をピックアップしておく。特に、2nd.アルバムのアルバム・タイトル・ナンバーでもある『Hour Of The Wolf』は聴いておきたい一曲である。

THE HASSLESは、BILLYが所属していたということで、後に注目されるようになったが、活動当時というと、鳴かず飛ばずに近い状態であったバンドであるが、若さに満ちたサウンドを聴かせてくれていて、'60'sという時代を改めて感じさせてくれる。しかも、本アルバムは、1曲カットされているものの、彼らの発表した曲のほぼ全てに近いものが収まっているということで、嬉しい限りである。

'70's前半の下積み時代を経て、'70's後半にブレイクして、ニューヨークの顔になるBILLYであるが、誰にでもある若い地代の楽曲を聴くことが出来るというのは、ありがたい所である。BILLYのファンであれば、ソロになってからのアルバムと共に、手元に置いておきたいベスト盤である。

 

The Best of the Hassles: You've Got Me Hummin'

The Best of the Hassles: You've Got Me Hummin'

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Razor & Tie
  • 発売日: 1999/04/27
  • メディア: CD


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