ゴルゴ13#38 [アニメ]
年内最後の放送となる今回の物語は、パリを舞台にした物語で、いくつかのフランス映画を思い出させてくれた物語でした。(ゴルゴと少女・サラの出会いには、何となく「地下鉄のザジ」を思い出させてくれました。→ジャンルは違い、ただ何となくですけど...)犯罪サスペンス映画のような感じが色濃く出ていた物語で、なかなか面白い物語でした。ただ、時間の関係もあってか、サラの過去についてや、組織についての描写がもっとあれば、更に良くなった物語になったことを思うと、残念な所もありましたね。
パリ。スリのパトリックの片棒を担いでいる家出少女・サラは、地下鉄でスリを働いたパトリックの盗んだ財布を受け取った。その地下鉄内で、男が殺されるという事件が起こるが、サラは財布の中に、暗号が書かれたメモを見つけたが、逃亡する。が、それからサラは謎の男につきまとわれるようになる。そしてパトリックが殺され、サラも追いつめられる。そんな所をゴルゴに助けられたサラ。記事によると、地下鉄で男を殺したのはパトリックとサラということになっていて、仲間割れしてサラがパトリックを殺したことになっていたということで、ゴルゴは「オレを信じるしかない」と言って、サラを保護し、暗号のメモを手に入れた。そして、メモから謎の男がやってくるとして、罠を仕掛けた。謎の男は思惑通りに現れた。謎の男はカルナックという男で、ある組織から活動資金を盗み出した裏切り者で、パリで細菌兵器を使ったテロを行おうとしていた。ゴルゴに対峙したカルナックは、ゴルゴに手を組むことを持ちかけたが、ゴルゴは拒否して「オレの仕事をやり遂げるだけだ」と言って、カルナックを倒した。バスルームに身を隠していたサラが出てくると、ゴルゴの姿はなく、カルナックが死んでいた。そこに、サラの父が現れて、サラを救出、ゴルゴの姿は夜の闇に消えていった。
今回の物語には、ED主題歌はいい感じでマッチしているのだが、次回からは第4クールに突入すると言うことで、おそらく今回がこの曲が使われる最後になるのでしょうね。OP主題歌はズタボロで作品の雰囲気に全く合っていないので、変わってくれた方が良いが、現在のED主題歌は続いて使って貰いたい所です。(最近の作品は1クールで主題曲が変わってしまうが、これって、酷い曲の場合は良いのだが、雰囲気が合っている曲の場合は止めてもらいたい所である。)
尚、TV大阪の放送は、1/3は正月特番ということでお休みになって、次回は1/10深夜です。(TV東京では1/2深夜ですが、正月特番でお休みのため、次回は1/9深夜、BS-JAPANは1/4深夜はお休みで、1/11深夜となります。)
この物語は「SPコミック132巻」に収録されています。
↓現在のED主題歌はこれです。
↓名前を記したのでピックアップしておきます。
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