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必殺仕事人2009 #1 [ドラマ]

1時間枠の連ドラということでは今回が初回。が、連ドラになった途端のクオリティ・ダウンというのは何ですかね。この調子だったら「必殺仕事人Ⅴ・旋風編」のような作品になってしまいそうな予感が...(中村主水でなくて渡辺小五郎が主役だし、主水の出番が少ないのだから、まさに「旋風編」の再来になりそう。)主水が登場するから「仕事人」の名前を使っているが、そのうち、これまでの「仕事人」のおりくのように、途中で一旦主水が登場しない物語も作ってしまうつもりなんですかね?→これをしたら「仕事人」でなくなってしまうだけに...

スペシャルで、キャラが完全に被っているということで、心配されたが、なるほど、せん・りつは登場させないという方法できましたか。確かにこうすれば、こう・ふくとキャラが被ることはありませんからね...

今回の物語のゲスト・キャラに対して、いちいち名前を字幕で出しますかね。こういうことをすると、登場キャラを即座に理解することは出来るが、逆に、そのキャラの言動、素振りから、それがどういうキャラなのかを理解していくという楽しみが半減してしまうだけに、こういう過剰なサービスは止めてもらいたい所である。それに、こういうことをすると、製作サイドが視聴者を見下しているとしか思えない。また、同時に役者の技量が未熟だからという役者に対しても製作サイドが見下しているようにしか思えないだけであり、「百害あって一利なし」である。→このように、何でも語ったり説明してしまうというのは、近年のドラマの特徴であるが、見る側に色々と考えさせる所を奪っているだけであり、だからこそ最近のドラマはつまらないのである。

ということで、製作サイドの高飛車な意識を感じ取っただけで、内容の方もズタボロということで、どうしようもない駄作が第一話になっちゃいました。これだったら「剣劇人」のあの突拍子もない世界の方がずっと面白い!!

また、OPは良いとしても、そこに「第一話」と出ただけで、サブタイトルが出ない、CM前にロゴが入るだけで、CM明けには何も出ずに直ぐに始まるなんて、これは「必殺」ではない。「必殺シリーズ」の亜流作品を「必殺仕事人」の名前で作っているようなものでしかない。

物語に於いても、最所の依頼を断ってしまうお菊、依頼人がもっと酷い目に遭ってからようやく仕事を受けて、その裏を十分に取らずに殺しに行くだけなんて、これは余りにも酷すぎる。仕事人が単なる殺し屋に成り下がっているだけであり、これでは「仕事人」とは言えない。こんな低レベルの三流ドラマだったら見る価値はない。(→来週は見ないかも...見るとしても、オンタイムではなく、録画した物を早見再生で十分のような予感が...)

ということで、ある程度覚悟はしていたが、ここまで第一話が酷い内容だったら、どうしようもないですね。どうせ1クール、全10話ぐらいで終わってしまうのだろうが、早くも消化試合に突入って、呆れかえるばかりである。もっと内容のある作品は作れないものですかねぇ???

 

↓旋風編と剣劇人関係を

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