ケータイ刑事銭形愛5話[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]
2回目となる「銭形愛」第5話「消えた凶器の謎 ~チューボーですよ殺人事件」の「裏ネタ編」は、この物語に於いて出てきた食べ物から「シチュー」について、「塩辛」について、「納豆」についてですまた、「ケーキ」と「飴」も出てきているが、それらは後日ということにします。(「塩辛」については「零・10話」の「裏ネタ編」で、「納豆」については「零・16話(2nd.3話)」の「裏ネタ編」でそれぞれ記しているが、共に、それをベースにして加筆しています。)
尚、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。
「シチュー」:英語では「Stew」。肉や野菜、魚介などを煮汁の中で長時間掛けてゆっくりと煮込んだ洋風料理である。
シチューに入れる具材は、肉類も野菜類も大きめに角切りにしたものを使う。(特に野菜は、長時間煮込んでいる間に解けて無くなってしまいますから...)煮汁はブイヨンやソースが使われる。
同じような料理に「スープ」があるが、基本的に「スープ」は前菜であってメインディッシュにはならないが、「シチュー」は前菜ではなくてメインディッシュとなる。
使用する肉の種類によって、ビーフシチュー、タンシチュー、アイリッシュシチューなどがあり、液汁の色によってホワイトシチュー、ブラウンシチューなどというような言い方がある。
日本で「シチュー」と言うと、ビーフシチューかクリームシチュー(ホワイトシチュー)というイメージが強いが、世界中には色んなシチュー料理があり、ブイヤベース、キャセロール、グヤーシュ、ボルシチ、ガンボ、ポトフなどもシチュー料理である。
「塩辛」:イカやウニ、魚などの肉や卵、内臓などを塩漬けにして発酵させたものであり、酒の肴として食されることが多い食品である。健康に良いとされている発酵食品であるのだが、塩分が高いということで、敬遠されることも多い食品でもある。とは言っても、近年では塩分の低い塩辛も製造されているので、一概に塩分が高いとは言えない。まあ、これも時代の変化ということですね。
酒の肴としては、そのまま、または大根おろし等の野菜を元にしたものと一緒にして食することが多いが、それ以外の食べ方としては、ご飯に乗せて食べたり、お茶漬けにして食べるという食べ方が一般的である。(「零・10話」では、零ちゃんが「伴食の友」と言っていました。)尚、韓国ではキムチを漬ける際の調味料としても使われている。(チョッカルまたはチョッと呼ばれている。)
原材料として使われるものによって、それぞれ異なる名称で呼ばれていて、鰹の内蔵を使ったものを「酒盗」と言って、酒所の高知では有名である。兎に角、色んな材料(魚介類)を使った塩辛があるが、やはり一番ポピュラーなのは「イカの塩辛」でしょうかね。
「塩辛」は古くからある食べ物であるが、記録が残っているのは16世紀以降である。(それ以前から存在していたであろうが...)
「納豆」:蒸した大豆を納豆菌によって発酵させた日本の食品である。大別すると、糸引納豆と塩辛納豆の2種類があるが、「納豆」と言ったら普通は前者のことを指して言う。前者の場合は、粘りと徳有の臭いがあり、そのため、好き嫌いがはっきりと分かれる。関東以北と南九州地方では昔からよく食べられていたが、関西から中国四国地方では食べ物扱いされていなかった。近年では、納豆菌の改良によって臭いを抑えた納豆が誕生したり、健康食品ブームに乗って、全国的に食べられるようになった。
一方、後者の「塩辛納豆」は、麹菌を発酵させた後、乾燥させてから熟成させたものである。浜納豆、大徳寺納豆、天竜寺納豆などが知られている。また、塩辛納豆は室町時代に、宋(当時の中国)から帰国した僧侶が広めたこともあって、「寺納豆」と呼ばれることもある。
尚、和菓子に「甘納豆」というものがあるが、これは小豆、きんとん、インゲンなどの豆をゆでて、糖蜜で煮詰め、汁気を切って砂糖をまぶしたものであり、発酵させたものではない。(名前こそ「納豆」と言うが、全く別物である。)
尚、7/10は「納豆の日」とされているが、これは単に語呂(7・10)から来ているものである。(「○○の日」というのは大抵は語呂から決めるものです。)が、納豆は冬の季語であり、7/10というのには反対の声が上がっている。→風情や歴史など、継承されてきた文化を無視して、単に語呂だけという浅はかなことをした為であり、こういうのを「恥の文化」という...
↓食べたくなっちゃいますね...
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