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「THE GREAT RACE」 [映画(洋画)]

表題の作品は1965年の映画「グレートレース」である。サイレント時代のドタバタ・コメディという演出を取り入れて、オールスター・キャストで描いた作品である。時代設定を20世紀初頭にしていることもあって、これぞ古き良き時代のエンタテイメント作品という仕上げになっていて、たっぷりと楽しませてくれる作品である。

作品データを記しておくと、時間は150分、原案はブレイク・エドワーズとアーサー・ロスの2人、監督はブレイク・エドワーズ、脚本はアーサー・ロス、撮影はラッセル・ハーラン、音楽はヘンリー・マンシーニである。そして出演は、ナタリー・ウッド、トニー・カーティス、ジャック・レモン、ピーター・フォーク、ドロシー・プロヴァイン、キーナン・ウィン、アーサー・オコンネル、ヴィヴィアン・ヴァンス、ラリー・ストーチ、ロス・マーティン、ジョージ・マクレディ、マーヴィン・カプラン、ハル・スミス、デンヴァー・パイル、たちである。また本作はアカデミー賞で音響効果賞を受賞している。

時は20世紀初頭。ニューヨークからパリを目指す自動車レースが開催されることになった。いつもライバル心を燃やして対峙するレスレーとフェイトが参加する。フェイトは悪知恵を働かせ、他の参加者の車を爆発させる。一方、男勝りのマギはある新聞社の取材を買って出てレースに参加するが、ひょんなことから同僚のヘゼカイアと共にレスリーの車に同乗することになる。で、レースが始まった。

行く先々で色々とドタバタ劇が繰り返されていき、レースは西海岸から吹雪のロシアに入っていく。で、今度はフェイトは国を乗っ取ろうとする男爵にニセ皇太子として利用されることになり、マギたちがこれを解決する。やがて、レスリーとマギは恋中になっていく。で、いよいよゴールのパリへ。が、レスリーとマギが喧嘩を始めてしまい、フェイトの車が追い抜いて先にゴールしてしまう。フェイトはこれに納得がいかず、わざと勝たせたとして、レースはやり直しということになった...

物語の時代設定が20世紀初頭と言うことなので、登場する車はクラシックカーと呼ばれるものばかりであり、だからこそ、色んなアイデアが盛り込まれているとんでもない車になっていて、面白い所である。また、物語は全編でドタバタコメディ調であって、途中ではパイ投げが出てくるというように、古き良き時代の映画の定番というお楽しみがてんこ盛りであって、楽しくなる。

2時間半という時間があっという間に過ぎてしまうが、それほど楽しい作品である。

 

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