森山直太朗『新たなる香辛料を求めて』 [音楽(特撮/邦楽)]
表題のアルバムは2004年に発表された彼の初めてのフルアルバムである。(アルバムとしたら3枚目のアルバムになる。)大ヒット曲『さくら』が収録されていないが、「人生」そして「生きる」をテーマにした作品としては『さくら』はない方が良いように思う所である。シングルとしてリリースされた曲『太陽』と『生きとし生ける物へ』『旅立ちの朝』はシングルとは異なるミックスが収録されていて、作品としての完成度がより上がっている。
収録曲は以下の全11曲である。『太陽 ~邂逅編』『紫陽花と雨の狂想曲』『愛し君へ』『旅立ちの朝 ~アルバム・バージョン』『青春のメモワール』『例えば友よ』『声』『生きとし生ける物へ ~アルバム・バージョン』『革命前夜、ブラックジャックに興じる勇者たち』『今が人生』『なんにもないへや』。
お薦め曲はアルバム・バージョンとなった『太陽』『旅立ちの朝』『生きとし生ける物へ』というところてすね。シングルとの違いをじっくりと聴き比べると言うのが良いでしょう。
本アルバムはテーマが大きいと言うこともあって、ちょっと難しく考えてしまいそうになるが、特に難しくしているという訳でもなく、バラエティに富んだ内容となっているので、聴きやすい楽曲が集まっているので、楽な気持ちで聴くのがよろしいかと...
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