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ケータイ刑事銭形泪18話(2nd.5話)[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

5回目となる「銭形泪・2nd.5話」の「盗まれた李の秘宝? ~銭形泪探偵団VS怪人十面相事件」の「裏ネタ編」ですが、今回は怪人十面相がターゲットとした李の三宝に関することから、「七宝焼」について、「絵画」について、「ダイヤモンド」についてと、三宝の一つがダイヤモンドの原石ということから「原石」について、怪人十面相がダイヤを奪うときに使った「金平糖」について記します。

尚、約2年9ヶ月前のBS-iでの再放送時に記した本編について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

七宝焼」:七宝を散りばめたように美しい焼き物で、工芸技法の一つである。金属などにガラス質の釉を焼きつけて装飾する技法である。

使われる金属は銅、青銅、金、銀などで、磁器を用いる場合もある。これらの表面に凹みを作り、その凹みに金属の酸化物を着色材として用いたガラス質の釉を埋める。そしてそれを熱して熔着させることで種々の模様を作り出す。尚、模様の輪郭に針金を用いた有線七宝や、針金を用いない無線七宝、省胎七宝などがある。

この技法は中近東で生まれたものであり、中国を経て日本にも伝わった。最古のものは奈良県の藤ノ木古墳(6世紀後半の古墳)から出土している。平安時代以降、一時中絶したが、慶長年間(安土桃山時代の終わりごろから江戸時代初期)に復活、日本でも再び作られるようになった。

いくつかの特徴的な技法があり、ペイントエナメル、ロンドボス、バスタイユ、シャンルーヴェ、クロワゾネ、プリカジュールなどがエナメル技法として知られている。

絵画」:物体の形象を、紙、キャンバス、壁などの平面上に描いたもの(所謂「絵」といわれるもの。)の中で、特に芸術作品として描かれたものを指して言う。(絵画というと油絵というイメージがあるが、水彩画や壁画も立派な絵画である。)

人類は有史以来、何かと「絵」を記しており、狩猟時代の洞窟の壁画などが知られている。その後も様々な「絵」が生み出されている。が、「絵画」として「芸術性」という要素を持つものとして評価されるようになったのは、中世のルネッサンス期以降である。(それ以前の「絵画」(主に壁画など)は、「絵」に対して「芸術」という観念は無く、ルネッサンス期以降に改めて評価されたものである。)

ダイヤモンド」:結晶構造を持つ炭素の同素体であり、天然に存在する物質の中で最も固い(硬度が高い)物質(硬度は10)である。また、屈折率も大きくて、約2.42である。そのため入射角度が24.5゜以上の光は全反射する。(これがダイヤモンドの美しい光沢の秘密である。)ということで、宝石としても貴重なものである。

色は無色透明が一般的であるが、青、黄、赤(紅)、緑、褐色、黒などの色を持っているものもある。また、多くは正八面体、若しくは斜方十二面体をなしている。

天然にはで作られたものであるが、地球内部の高温高圧の環境下で生成されるものである。最近では人工的に生成されて、工業分野で硬度を生かしたものとして利用されている。(ダイヤモンドカッターはその典型的な例である。)尚、人工ダイヤモンドは現在は全て工業用途であって、宝飾用には出回っていない。

その人工ダイヤモンドの生成は、1955年にアメリカのゼネラル・エレクトリック社が初めて成功した。現在ではいくつかの方法が開発されていて、人工ダイヤモンドが作られている。

日本語表記は「ダイヤモンド」の他に「ダイアモンド」とされる場合もある。また、「ダイヤ」と呼ばれることもある。その他の名称では「金剛石」とも呼ばれる。

ダイヤモンドは「キンバーライト」と呼ばれる火成岩に含まれていて、天然ダイヤはその中に含まれている。世界でダイヤモンドが産出されるのは、キンバーライトが存在する地域だけである。産出高が多い国は、ロシア、ボツワナ、コンゴ、オーストラリア、南アフリカ、カナダ、アンゴラなどである。(南アフリカというイメージが強いが、産出量は世界一ではない。)

尚、ダイヤモンドは4月の誕生石であることは、誰もが知っていることでしょうね。

原石」:原料となる鉱石のことであり、天然から採掘された状態の石であり、目的の鉱物が含まれている。「原鉱」ともいう。

また、加工する前の宝石のことを指して言う場合がある。このことから、スポーツの世界などで、将来が有望な本格的なトレーニングを積む前の新人のことを「原石」ということに転じている。(→「磨けば光る」というのも宝石通りであるが、宝石の鉱石には宝石以外の成分含有量も高いので、大成しない選手も多いということを含めて、なかなか上手く言い表している言葉である。)

金平糖」:砂糖を使った菓子であり、日本には室町時代末期に渡来した南蛮菓子の一つである。ポルトガル語の「Confeito(コンフェイト)」が転訛して「こんぺいとう→金平糖」になったと言われている。また、砂糖菓子であるが、カラフルな色を付けることも容易に行えるため、白だけでなく、緑、黄、青、赤(桃)、紫、橙など様々な色をしている小さな小球形をしている。

製法は、ケシ粒(胡麻を使った場合もある。現在ではザラメ糖が用いられるのが多い)を心にして、それを過熱しながら砂糖液を掛けては乾かす、という工程を(1~2週間程度)繰り返すことによって作られる。心は砂糖液の糖分を吸収するが、加熱によって吹き出すため、表面に突起状の角のようなものが出来上がる。→完成までにもの凄く時間がかかるのと、その形の奇妙さから、とても珍重された菓子であった。

 

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