SSブログ

必殺仕事人2009 #6 [ドラマ]

今回は主水が「旋風編」のようなポジションになって、ますます「必殺シリーズ」は名前だけという亜流作品を突き進んでいく。そもそも、小五郎にしても、お菊にしても、仕事人らしくなく、首を突っ込んで行きすぎである。火の粉が降りかかったのならともかく、仕事になりそうと言うだけで首を突っ込んでいくのは、仕事人とは言えない。

依頼人に絡む人物を減らしていくのは良いが、どう見ても仕事(殺し)をやりたくて仕方がないような約一名のために仕事を作ろうとしているようでは、「恨み」という重みが全く出てこないだけで、単なる殺し屋の物語になっている。(だからこそ「亜流作品」と言うのであって、エセ仕事人バッタモンと言うのである。「必殺闇同心」の亜流という雰囲気もあるだけに...)ということで、酷い所を笑って見ることにしようと決めました。

ということで、「必殺シリーズ」で最悪と言われている作品「必殺始末人」よりも酷い内容の作品が、放送延長って、何を考えているのやら...(よっぽと、新企画のドラマのネタが無いということなんですね。→どうせなら「必殺うらごろし」の再放送でもしたらいいのに...(おそらく、現在の放送規定では、そのまま放送できないものと思われますが...))一応、「剣劇人」の放送話数を超えることになるが、番組改編期の休止を考えると、「旋風編」の全14話を越えるぐらいという所ですかね?

で、こんなボロクソの作品のてこ入れ策が「謎の影」って、今度は「必殺仕事人Ⅴ激闘編」や「必殺仕事人・激突」など、困ったときの常套手段を採用って、方向が間違っているとしか思えない。(「まっしぐら!」のように敵対するもう一つの仕事人グループを登場させるということは無いでしょうが...)その前に、本当の仕事人らしい姿の物語に修正すべきでしょう。ひょっとして、助っ人仕事人を登場させるなんてことを考えているのでは?

また、この作品の音楽の使い方で感じていることだが、涼次と源太の殺しのシーンで使う音楽は逆にすべきでしょう。源太は『旅愁』のアレンジ曲であるが、風貌が秀ということで、『想い出の糸車』をアレンジした曲の方が良く、同じ刺技の涼次と入れ替えることで、レントゲン写真の効果も一段と栄えることになる。

どこまで「ズタボロ路線」を突き進んでいくのでしょうかねぇ?(今回も、早見再生で時間を短縮して見るだけで十分な物語でした。)

 

↓参考まで

必殺シリーズ完全殺し屋名鑑 月が笑ってらぁ編 (ザ・テレビジョン文庫)

必殺シリーズ完全殺し屋名鑑 月が笑ってらぁ編 (ザ・テレビジョン文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2001/02
  • メディア: 文庫

必殺シリーズ完全殺し屋名鑑 荒野の果てに編 (ザ・テレビジョン文庫)

必殺シリーズ完全殺し屋名鑑 荒野の果てに編 (ザ・テレビジョン文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2001/02
  • メディア: 文庫

必殺まっしぐら!/必殺仕事人V旋風編 [VHS]

  • 出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ
  • メディア: VHS

必殺始末人 [VHS]

  • 出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ
  • メディア: VHS

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。