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ケータイ刑事銭形泪18話(2nd.5話)[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

2/21の「名曲探偵アマデウス」は、昼の再放送はお休み、夜は事件ファイルNo.016のムソルグスキー「展覧会の絵」の再放送ということだったので、ピンチヒッターとして銭形泪ちゃん(「裏ネタ編」)の登場です。尚、来週2/28は、昼の再放送は事件ファイルNo.028のドビュッシー「牧神の午後ヘの前奏曲」、夜は事件ファイルNo.021のチャイコフスキー「くるみ割り人形」の再放送の予定となっています。(よって、来週もピンチヒッターに登場して貰います。)次の新作は3/7で、事件ファイルNo.029のR・シュトラウス「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」です。


6回目となる「銭形泪・2nd.5話」の「盗まれた李の秘宝? ~銭形泪探偵団VS怪人十面相事件」の「裏ネタ編」は、ヘッポコ探偵たちの珍推理から口に出た「塗料」について、「目の錯覚」について、「懐中電灯」について、「名誉挽回」について記します。

尚、約2年9ヶ月前のBS-iでの再放送時に記した本編について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

塗料」:着色、つや出し、錆止め、電気絶縁などの目的のために、物体の表面に塗る流動体(液体)のことである。「ペンキ」とも言う。英語では「Paint」または「Daub」と言う。

日本に古くからある漆塗りも「塗料」に含まれるが、ペンキやニスに代表されるような西洋塗料は明治になってから日本に入ってきたものである。

液体であり、溶剤が揮発して乾燥することで、塗られた物体の表面に薄い塗膜を付くって固化される。これによって、塗られた物体の見栄えを良くし、同時に保護する役割をする。

溶液は、油性のものと水性のものとがあるが、近年では容易に扱うことが出来る水性のものの使用量が増えている。

この物語で、ボームズが口にした「角度によって色が変わる」「サングラスをすると光って見える」という塗料も実際に存在するものである。(要するに、特殊用途に特化した特殊な材料が塗料に含まれていたら良いだけである。前者は、光の波長に応じて反射率が異なる材料を含んでいれば良く、後者は、例えば赤外線や紫外線、またはブラックライトに反応する物質が入っていれば良いだけである。)

目の錯覚」:「錯視」とも言われる現象であって、視覚における錯覚(感覚器は正常であるが、実際とは異なってそれを感じ取る現象のこと。)である。幾何学において、いくつか有名なものが知られていて、同じ大きさのものが異なった大きさに見えたり、長さが同じ線分の長さが違うように見える、平行線が平行ではないように見える、というものである。また、地平線に現れた太陽や月(満月)と、天頂にある太陽や月(満月)の大きさが異なって感じる(地平線にある方が大きく見える。)という現象も「錯視」の一つである。また、白や黄色の円は、同じ大きさの黒や紺の円よりも大きく見えるというのも「錯視」である。更に、そこには無い色が見えたり、描かれていない図形が浮かんで見える、というものもある。

有名な錯視としては、「ミュラー・リヤー錯視」(同じ長さの線分の両端に付いている矢印により、長さが異なって見える)、「ツェルナー錯視」(平行線分ある羽のため、平行に見えない)、「ヘリング錯視」(2本の平行線分が放射状の線分のために歪んで見える)、「ポンゾ錯視」(2本の同じ長さの平行線分に山形の線分があるため、一方が長く見える)、「フィック錯視」(合同の長方形がT字型に配置されているが、横向きの長方形の方が短く見える)、「ポッゲンドルフ錯視」(斜線の間にその線を隠すような図形を置くと、斜線がずれて見える)、「デルブーフ錯視」(合同な円の外部に直径の異なる円を描くと、大きな円を描いた方の円が小さく見える)、「オッペン・クント錯視」(等間隔の3本の平行線分を引き、一方の間に多数の平行線分を引くと、最初の3本の平行線分の距離が異なって見える)、「フレイザー錯視」(同心円を多数描き、背景に放射状の図形を置くと、同心円が渦巻き状に見える)、など。(他にも多数の錯視がある。)

錯視は視覚的に起こるものであり、実際のものと見た目が異なって見えるが、視覚障害ではないので、医者に行く必要はありません。

懐中電灯」:商用電源を使わず、電池を電源として用いる携帯用の照明器具のことである。アメリカ英語では「Flashlight」、イギリス英語では「Electric Torch」若しくは「Torch」と言う。

光源は豆電球が使われていたが、最近ではLEDが使われているものが多くなっている。(球切れの心配が無く、豆電球よりも消費電力が小さいというメリットがある。)尚、光源に蛍光灯を使ったものもあるが、これは豆電球を使ったものよりも消費電力が大きく、ランプの大きさも大きいため、懐中電灯としたら大型となる。

光源は点光源であるため、反射鏡とレンズを使ってビーム状に光を放つように工夫されているものが一般的である。

電源は乾電池が一般的であるが、その用途によって、単一、単二、単三、単四電池が使われるが、更に小形の単五電池やボタン電池を使ったものもある。夜警の警備員が使うようなものは単一、手元を照らす程度であれば単三や単四を使った所謂「ペンライト」と呼ばれるものが手頃である。要は、用途に応じて最適なものを選ということである。

また、最近では、電池に蓄電池を使っていて、太陽電池パネルや手回し発電機が付属していて、それによって発電した電力を蓄えて使う、というものもある。特に、防災グッズとして、手回し発電機とラジオ、そして懐中電灯が一体になった「懐中電灯」は、いざという場合に備えて所有しておくとよろしいんじゃないかと...

名誉挽回」:「名誉」とは、自身の業績、功績、態度、姿、振る舞い、あり方、生き方などを他人に讃えられ、優れている、価値があると自他共に認め、そのことを自分の尊厳や誇りとしていることである。その「名誉」が、失敗などによって傷つけられた場合、「汚名」若しくは「不名誉」となるが、その不名誉を帳消しにしようとすることを「名誉挽回」という。

また「汚名挽回」「汚名返上」とほぼ同義である。(「汚名回復」というのは誤用である。(→「汚名」とは悪評のことであり、それを回復と言ったら、悪評が戻ることである。))

 

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