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東京少女・真野恵里菜#4「やさしい拳」 [ドラマ]

真野恵里菜の最後の作品「やさしい拳」は、柴田束志の大掘こういちさんの脚本ということで、別の意味で注目の作品でした。が、今回も「東京」ということも蚊帳の外という物語で、しかも、またも「バレンタイン・デー」に繋がる物語ということで、ちょっとくどいですねぇ...(→ちょっと、全体構成を考えて貰いたいですね。「東京少女・真野恵里菜」の4本は、「Girl's BOX」の「バレンタイン編」といった方が良いような気がしました。)4月からの作品(断念ながら7代目ではなく「恋と、オシャレと男のコ」という作品です。)に頭が行っちゃってるということですか?(結局、これまでの11人のヒロインの中では一番出来が悪かったと感じました。)

しかも、今回の物語は、子供(加藤清史郎)に食われてしまった真野恵里菜ということになってしまい、残念でした。(彼・亮太との部分は取って付けたような感じでしたし...)加藤清史郎は、既に演技が出来ると評価されているが、その片鱗が出ていました。→彼を主役にした物語の方が良かったかも...

そんな中、今回の物語の途中に、これまでの東京少女のポスターがバックに出ていた(「女子大生会計士の事件簿」も申し訳なさそうにありました。)が、全員ではなく、水沢エレナ、日向千歩、福永マリカ、真野恵里菜、W岡本(杏理&あずさ)、桜庭ななみの7人でしたが、物語の方が今ひとつだったので、そのお詫びに出していた、という印象を受けてしまいました。

男勝りで勝ち気な女子高生・宮本恵里菜。つきあっていた彼・亮太が二股を掛けていて、自分ではなくて親友・マキを選んだことから、彼を呼び出し、「ぶっ殺す」と行ってパンチの練習をしながら、その場に向かっていた。

というのは、先日、亮太はバレンタインに恵里菜から貰ったチョコを「返す」と行って恵里菜に突き返し、「別れた方が良いと思う」と切り出し、マキとつきあっていることを恵里菜に告げたのだった。

怒り狂っていた恵里菜だったが、川辺で迷子の男の子・横山浩平と出会う。浩平は「僕、迷子です。家出してきました」と言うと「パパの会社に行きたいんです。連れてってください」と恵里菜に頼む。が、恵里菜は「これから大事な用があるんだ」と行って断る。すると浩平は「パパの会社に行きたい」と行って恵里菜についてくる。恵里菜は「無理」と行って先を急ごうとするが、浩平は突然「痛い」と言ってお腹が痛いと言い出す。恵里菜は「盲腸かな?」と言って浩平に構い始めると、「救急車呼ぶから」と言って電話を使用とする。すると「治った」と浩平。(完全に浩平に手玉に取られていた恵里菜でした。)

すると、恵里菜は「お家はどっち?」と尋ねるが、「あっち」と言う浩平。すると「あっちへ気をつけて帰りなさい」と言って、浩平を返そうとすると、背を向けて去っていく恵里菜。

これに浩平は、持っていた紙(地図)を破って捨てると、泣き出した。で、恵里菜は「今度は何?どうしたの?」と振り返る。浩平は「カモメが僕を襲って...」と言って泣き続ける。恵里菜は地図が捨てられているのき気づき拾い上げると、浩平は「パパの会社に行けなくなっちゃった...」と言って泣き続ける。両親の電話番号を教えて、という恵里菜だったが、浩平は首を横に振って泣き続ける。すると恵里菜は切れてしまい「勝手にしなさい」と言って浩平を見捨てて去っていく。

すると浩平は「ママはパパに会っちゃダメと言うんだ」「パパはもう僕のパパじゃないから」と事情を語り始める。(泪ちゃんも顔負けの見事な嘘泣きでした。)で、両親が離婚したことを知った恵里菜。浩平は「パパに会いたい」と言って、チョコレートをパパに渡したい、と言うことを言う。すると恵里菜は「バレンタインのチョコは、女の子から男の子にあげるものなんだよ」と説明する。「ダメなの?」と言う浩平に「ダメじゃないけど」浩平は「誰にあげたの?」と逆に恵里菜に問う。(完全に浩平のペースで進んで行く。)すると、恵里菜も根負けして「分かった。一緒に行ってあげるよ」と言って白旗を揚げた。

が「地図がこれじゃあ...」と困惑する恵里菜だったが、浩平は「こっちが本物です」と言って、ポケットから地図を取り出し、「こっちこっち」と言って先に進んでいく。で、恵里菜は後を追っていく形になった。(完全に浩平の策略にハマってしまった恵里菜でした。)で、「いざ出陣」「各々方」と元気よく走っていった恵里菜だった。(Aパートはここまでで、11分に乗った所でした。Bパートは15分弱ということになります。)

浩平の父・陽介の場所に辿り着いた恵里菜と浩平。恵里菜は「じゃあ、頑張ってね」と言って別れようとする。が、浩平は恵里菜についていく。「どうしたの?パパに会いに行くんでしょう」と言う恵里菜だったが「やっぱり帰る」と言う浩平は会社とは反対方向に走り出していく。で、恵里菜は浩平を追いかけていき「あなた、男でしょう」と言って腕を掴むと「私が連れてって上げる」と言って浩平を引っ張っていく。が、嫌がって階段を上がる所で、嫌がっていた。(この子、実に上手い演技をしていました。)

陽介の会社にやってきた恵里菜と浩平。(壁に上述の「東京少女」の7人のポスターが貼ってあり、「女子大生会計士の事件簿」はパーテーションに他のBS-i作品と共にチラシが貼ってある。)「お父さん、いる?」と尋ねる恵里菜に「分からない」と浩平。で、恵里菜は「横山浩平君のお父さんいませんか?」と声を出して捜し始める。これにある社員が横山を呼んで「息子さんじゃないですか」と声を掛け、横山がやってきた。(で、浩平はお父さんにご対面!)

横山は浩平を連れて会社の外に出ていき、恵里菜も後を追った。で、川辺にやってきた3人。横山は「ママ、ここに来ること知っているのか」と公平に尋ねるが「知らない」と浩平。「じゃあ、電話しなきゃ」と言って横山は携帯で連絡する。で、浩平が会社に来ていることを告げると、「ダメじゃないか。ちゃんと見てなきゃ」と怒るで、迎えに来るように言うと、浩平と変わる。ちょっと話をすると、電話は再び横山に戻る。で、落ち合う場所を告げると、もう電話なんかしないと言って電話を切った。

横山は、ママが来るまでここで待つように浩平に言うと、恵里菜にお礼を言って財布を取り出し「これ、謝礼です」と言ってお金を渡そうとする。が「いりません」と言った恵里菜は、「浩平くんがあなたに渡したいものがあると言ってました」と告る。横山は「何だ、渡したいものって?」と言って尋ねる。浩平は体裁悪そうにチョコを取り出すが、横山は、チョコは女の子が男の子に渡すものだ、と言う。で、しっかりするように言う。が、浩平は「パパはもう帰ってこないの?」と尋ねる。横山は、別々に暮らすことになった、浩平とは会ってはいけない、と言い「浩平だって分かってくれるよね。分かるよな」と言い聞かせると、恵里菜に頭を下げて会社に戻っていこうとする。

これに恵里菜が「ちよっと待ってください」と待ったを掛けた。で、一方的過ぎる、と言ってクレームを付け、「浩平くんの気持ち、分かるんですか?今どんな気持ちか分かってるんですか?」と文句を言い、「許せない。すっごく頭に来た」と怒りがこみ上げてきた、横山は「何言ってるんだ、君は」と言うと財布からお金を出して恵里菜に渡そうとして「取っときなさい」という。これに「ふざけるな」と恵里菜は言うと、横山にパンチを入れた。更に「ぶっ殺す、ぶっ殺す」と言って二発目、三発目のパンチを入れる。すると「何をするんだ、お前は」と横山が恵里菜を突き飛ばし、倒れてしまう恵里菜。すると浩平が「パパ止めて」と止めに入ろうとする。が「どけ!」と言って浩平をあしらった横山は恵里菜に詰め寄る。

浩平は「殴らないで」と言って泣きつく。更に、「ママのことも殴らないで」と泣いて言う浩平は「殴っちゃダメだよ。誰のことも」と泣きながら訴える。横山は「知ってたのか」と言うことで、離婚の原因はDVだったと言うことですね。浩平は泣きながら「でも、パパが好きなんだ」と言ってチョコを渡そうとする。で、横山は「パパも大好きだよ」と言って浩平からチョコを受け取り、手を握った。浩平は「チョコ、絶対食べてね」と言うと、「食べるよ」と返した横山だった。

浩平は恵里菜に「恵里菜お姉ちゃん、帰ろう」と言った。で、恵里菜は鞄を拾い、「じゃあね」と浩平が言うと、恵里菜と浩平は帰って行った。

川辺で、浩平が恵里菜の携帯でママに電話をしている。「恵里菜お姉ちゃんが連れて帰ってくれるって」と言って電話を切る。で、電話を恵里菜に返す浩平。恵里菜は「はいはい、分かりました。送ります。送りますよ」と言った。すると「お姉ちゃん、大事な用は?」と問う浩平。で、それを思い出した恵里菜だったが、時間が3時を回っていた。で、「ついてきて」と浩平に言うと走っていく恵里菜。(後を走って行く浩平。)

亮太を呼び出した場所にやってきた恵里菜は、そこに亮太とマキがいちゃついているのを目にすると、怒りが戻って来た。で、「行ってくる」と浩平に言うと、亮太の前に行く恵里菜。

亮太の前に現れると、亮太の胸ぐらを掴み、拳を握って殴ろうとする恵里菜。が、思い止まり、亮太を話すと「私は殴らない」と言う。そして、握っていた右手でVサインを作ると「ピース」と口にする。更にマキに向いて「ピース」、浩平の方を振り向くと「ピース」と叫ぶ。すると浩平も笑顔でVサインを作り「ピース」と返した。恵里菜はもう一度「ピース」と返した。

アコースティック・ギターのアレンジがされた『イケナイ恋』が流れる中、エンドロールが流れていきました。

次回からは、「東京少女」の最終月ということで、12人目のヒロインの登場です。主演は韓国のユ・ソルアということで、「東京少女・ユ・ソルア」ということになります。(あおいさんよりも年上ということもあり、色々と起用には疑問の声が上がっていて、前評判はやたらと悪いですが、まずは見てみないことには何とも言えません。→ダメなようだったら、「東京少女・宝積有香」にすべきだったという声を挙げたいと思います。)で、最初の物語は「マーメイドの詩」と言う物語です。

ユ・ソルアだったら、言葉の問題があるだけに同対処するのかと思ったら、声帯手術を受けて、発声を禁じられているという設定ですか。なるほど、考えたものですね。→当然、全く違う物語となるでしょうが、「ブラック・ジャック」で声帯手術をして発声を禁じられた少女の物語がありましたね。(タイトルは失念してしまいましたけど...)

次回予告を見た範囲では、やはり「少女」というのには「?」と感じたのだが、果たして...???

「BS-iドラマ倶楽部」からのお知らせのバックの風景は、いつも通りの「高速道路と東京タワーを中心としての夕景」でした。

今回の物語は、完全に浩平に食われた恵里菜でした。ただ、暴力はダメだというメッセージを発していたというのは良い所でした。→でも、浩平が教えていたということで、、主人公の成長物語と解釈することにしておくが、浩平が主役だったと言っても間違いではなかったですね。

それにしても、4本中3本まで「バレンタイン・デー」ということを使うというのはどうかと思ってしまいます。「Girl's BOX ~バレンタイン編」というのならともかく、いくら時節柄とは言っても、うんざりしてしまいます。

これまでの「東京少女」も、出来不出来のバラツキはあったが、月に1本は良い物語があったのだが、今月(真野恵里菜)は「良い」と言うのがなく、低調でした。いずれも、もっと良くなる可能性はあるのに、練り方がいずれも不十分ということで、平凡な作品に終わってしまったのが残念でした。

来月はいよいよ最終章ということになるが、ここのところの出来から考えると、あんまり期待しない方が良さそうな気が...(逆に、最後と言うことで「有終の美を飾る」ということで奮起して貰いたい所です。)

 

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