SSブログ

「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その93) [ケータイ刑事]

この連載も今回からは22ヶ月目(8クール目)に突入となりました。1月から7代目がスタートするであろうと思っていたので、8クール目からは7代目も加えようと思っていたのだが、「東京少女」が継続したため、それは夢となってしまい、4月から7代目と思ったら、「恋と、オシャレと男のコ」ということになったので、「ケータイ刑事」は6代目までという状況がまだまだ続くことになる。また、「007」の第22作「慰めの報酬」を解禁しようと思ったが、1作だけではそうそう続かないので、こちらの解禁ももうしばらく先送りとします。

ということで、もうしばらく「ある物」シリーズを続けることにしますが、そのうちキャラクター・シリーズも復活させようかと思います。(ネタはまだあるものの、7代目が7月以降ということになると、ネタ切れの可能性もあるだけに...)


今回は、いつもとは少し違う形で、「ケータイ刑事」にはあるが「007」にはそれに準ずるものという位置づけになる「制服」について、これを拡大解釈して述べることにします。

「制服」というと、ある集団に属する人が着るように定められた服装のことであるが、同じ発音の「正服」(「儀式などに着る正式の服」と言う意味。)と言うことにして、「ケータイ刑事」と「007」に於いて、主人公(銭形姉妹/ボンド)が作品に登場する際の正式の服という解釈をします。

ということで、今回は「正服」についてです。尚、取り上げる物語については、特に絞ることはしないで、シリーズ全体ということで述べていきます。(こういうこじつけも時にはしないと...)

ケータイ刑事」の制服というと、銭形が通う青葉台学園の制服ということになる。しかも、事件が起こり、その捜査に当たる時も、警察官の制服に着替えるのではなく、学校の制服のまま事件の捜査に当たっているのだから、銭形姉妹の「ケータイ刑事」における正服は青葉台学園の制服である、ということになる。(ちゃんはサンタの姿、ちゃんはトレーナー姿、ちゃんはホームズのコスプレやテニス・ルック、ちゃんは赤頭巾や忍者のコスプレを見せているが、時には時にはアンフォーマルな衣装というのも着るものです。)尚、ちゃんの野球のユニフォーム姿、寄席での和服姿、ちゃんのサッカー/ビーチバレーのユニフォーム姿、ちゃんの潜水服姿というのは、「ケータイ刑事」という物語においては「正式」ではなくなるが、それぞれの物語において、その衣装を身につけたシチュエーションを考えると、その場では「正式」となるため「正服」ということが出来る。(所謂、T.P.O.に合わせているということが言える。)

ということで、「正服」というものがあるから、物語が弾けた内容になっても、完全におふざけにはならずに、絞まった物語となっている。→コスプレなどは、ある意味ではファン・サービスという解釈をすることも出来る。(毎回やっているようだと、過剰サービスということになり、全く面白みもなくなってしまいます。)

007」では、ボンドはMI-6に所属する諜報部員であるが、その前はイギリス海軍の中佐であった。ということで、海軍の制服姿(中佐の階級を表す3本の金色の袖線入りの制服)を何度か着用している。諜報部員と言うことは表に出さないのが普通であるので、この姿というのは、ボンドの肩書き(海軍中佐)ということでは正服を着用している、ということになる。

しかし、諜報部員であるボンドの行動をする上では、海軍の制服姿というのは必ずしも役に立つものではない。(と言うよりも、足を引っ張るだけである。)よって、ボンドは任務を遂行する際、様々な衣装を着用する。とは言っても、行動しやすいラフな格好をするのではなく、その場その場に於いて、フォーマルな衣装を着用し、諜報部員ということを相手に悟られないようにして行動している。つまり、これはT.P.O.に合わせて服を着用しているということになり、どんな場でも「正服」を貫いている、ということになる。

で、どんな衣装を着ることが多いかというと、ボンドの場合は「タキシード」である。「タキシード」は男子の夜会用の略式礼服であるので、そういう席に何かと顔を出すことになる(例えば、ターゲットと接触するのにカジノに入ったり、情報を得るのにパーティに参加するというのは日常茶飯である。)仕事であることを考えると、ボンドにとっては「タキシード」はフォーマル・ウェアということになり、同時にMI-6のボンドの制服である、と解釈することが出来る。(本来、「制服」はスーツとなるのが当然であるが、「タキシード」と考えられるところがボンドらしいところである。)とは言っても、なかなかオシャレなボンドは、スーツに高級テーラー(ブリトン)のものを選び、タキシード姿でない時も、スーツを着こなしている。(任務上、戦闘服を着用することも当然ながらある。→やはり、T.P.O.に合わせているということが言える。)

尚、任務上でピエロの姿になったことがあるが、時にはファン・サービスもあるということが出来る。(単なるコスプレではなく、その場に溶け込むためのコスプレでもある。)

共通点は、「制服」があるが、それは「制服」というよりも「正服」と呼べる存在であり、任務上、時にはT.P.Oに合わせて別の衣装を着こなしている、ということである。また、コスプレと言うことの出来るファン・サービスも忘れていない(しかも、毎回ではなく、時々ということになるので、その価値もより高くなる)のも共通している。

違いは、「ケータイ刑事」では女子高生の制服である学校の制服が「正服」になっているが、「007」では社会人の制服と言っても良いスーツが正服になっておらず、「タキシード」が「正服」になっているというように、「正服」がストレートではない、といった所である。(が、上流社会で暮らしている人としたら、スーツよりもタキシードが「正服」というのもあり得るかも...)

次回は「ある物」シリーズの予定です。何が登場するかはお楽しみに。

 

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD
007 アルティメット・コレクション BOX [DVD]

007 アルティメット・コレクション BOX [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD
↓発売はまだ先ですが...
007 慰めの報酬 (ダニエル・クレイグ 主演) [DVD]

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。