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ケータイ刑事銭形泪20話(2nd.7話)[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形泪・2nd.7話」の「あーもったいない! ~殺人㊙節約術」の「裏ネタ編」も今回で4回目となるが、今回は劇中で語られた「電化製品」の特集ということで、「エアコン」、「掃除機」、「冷蔵庫」、「炊飯器」について記します。(「掃除機」については「・15話(2nd.2話)[裏ネタ編]PART 3」で記しているが、それをベースに加筆しています。)

尚、約2年10ヶ月弱前のBS-iでの再放送時に記した本編について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

エアコン」:「エア・コンディショナー(Air Conditioner)」、または「エア・コンディショニング(Air Conditioning)」の略である。空気調整機であり、室内の温度や湿度を制御する装置である。日本語で言うと「空気調節装置」という言葉が用いられる。ドイツ語では「Klimaanlage」、フランス語では「Climatiseur」、イタリア語では「Condizionatore d'aria」、スペイン語では「Aire acondicionado」という。

冷媒を用いて、熱交換を行うことで空気を冷やす、または暖め、それを室内に送ることで室温を下げる/上げることで室温の調節を行う。尚、「室内」というのは、住居の部屋だけでなく、店舗や映画館、講堂などの空間、車の車内、電車の車内なども含まれる。

原理的に、熱交換を行う際に水分の凝固が起こるため、室温の調節と同時に湿度が下がることになる。よって、これを利用して除湿器としても使われることがある。

節約という点からは、フィルターが汚れていると空気の循環が悪くなり、熱交換効率が低下するため、余計な電力を消費するので、フィルターの掃除は小まめに行えば省エネに繋がる。また、フィルターの掃除は行っていても、フィルターカバーについては手入れをすることが忘れがちになるので、カバーの方もフィルターと同様に十分な手入れをしましょう。

また、室外機が直射日光の当たらない風通しのよう場所に置くと、室外機の熱交換効率が良くなり、省エネになる。スペースの関係で直射日光が当たる場所に設置されていても、日よけをつける(但し、風の通りを悪くしないように!)だけでも効果があるので、一度チェックしてみたらいいでしょう。

また、室外機からでる水は排水として処理しているのが殆どであるが、これを庭木にやるようにすれば、多少の水の節約(水道代の節約)になります。

掃除機」:埃やゴミを集める清掃具であり、吸引することで埃やゴミを回収し、本体内部に蓄える機器である。英語では「Cleaner」という。

吸引するためにはモーターを回すため、使用時には大きな動作音がする。(集合住宅の場合、夜中に掃除機を使って騒音を出しているというトラブルはよくあることである。→最近は、低騒音の掃除機もあるが、それでもある程度の音が発生する。)

キャニスター型と呼ばれる掃除する床を移動する形のもの、アップライト型と呼ばれる円筒型の床を移動するもの、スティック型と呼ばれる箒に近い形状のもの、ハンディ型と呼ばれる小形で持ち運びが簡単にできるものなどがある。

集塵の原理は形が違っていても基本的に同じである。一方、吸引した埃やゴミを集める方法は、「紙パック式」と呼ばれるものと、「サイクロン式」と呼ばれるものとがある。前者は、ゴミをフィルターで分離回収するものであるが、紙パックがフィルターの役割を果たしていて、更にゴミを蓄えておく集塵ボックスをも兼ねているため、紙パックごと廃棄することができる。後者はフィルターを用いずに埃やゴミを分離回収するもので、出すとカップ内部で竜巻状の風を起こし、そこで集められたゴミが遠心力によって飛ばされ、空気とゴミとが分離される。

その他の掃除機としては、液体を吸引することが出来る吸水掃除機というものがある。(普通の掃除機でも液体の吸引は可能であるが、フィルター部分にトラブルを起こすことになるため、液体吸引が可能と謳われていない機種では液体の吸引は行わないようにすべきである。)

節約という点からは、ゴミを溜めすぎないことである。サイクロン式ではゴミが溜まっていても極端に吸引力が低下することはない(多少の低下はある。)が、紙パック式では、ゴミが溜まっていると吸引力が低下するため、あまり溜めずに捨てるようにすると、省エネになる。尚、ゴミが空であってもフィルターが詰まっていては意味がないので、ゴミを捨てる際にはフィルターの手入れも忘れないようにしましょう。

それ以外では、畳やフローリングの床で掃除機を使う場合は、予め箒で大きなゴミを集めておけば、効率的に掃除をすることが出来、掃除機の使用時間が短時間になるので、節電になる。

冷蔵庫」:食品などを保存するために、内部を低温に保つようにした箱のような収納スペースを有したものである。現在では電気を使って低温を保つが、電気を使わないものとしては、氷を使ったもの(「氷冷蔵庫」と呼ばれるもので、19世紀初頭に発明された。)、アンモニアを冷媒としたものがあり、20世紀の中盤の電気冷蔵庫の登場まで、世界中で広く使われていた。現在は電気冷蔵庫が広く普及している。

尚、英語では「Refrigerator」、ドイツ語では「Kühlschrank」、フランス語では「Réfrigérateur」、イタリア語では「Frigorifero」、スペイン語では「Frigorifico」という。

尚、「冷蔵庫」は食材を低温で保管するだけでなく、「食材を冷やす」という用途があるが、室温が氷点下になる寒冷地(例えば、シベリア、北極圏など)では、「食材を凍らせない」という用途がある。(室温の方が低く、庫内の方が温度が高い状態になり、「冷蔵庫」が「保温庫」になる。)

冷却する原理は、エアコンと同じであり、冷媒の熱交換によって冷やした空気を庫内に送るようにして低温を保つ。(エアコンとは設定温度の違いがあるため、あくまでも原理的に同じと言うだけで、使われる冷媒などは異なる。)

また、冷媒を用いないものとして、ペルチェ素子を利用したものや、スターリングエンジンを利用したものもある。

節約の点からでは、内部は詰め込みすぎないようにすること、扉の開放時間は短くする、というのは常識である。意外と忘れられているのが、ゴムパッキングのチェックである。これが緩んでいると、冷気が漏れることになり、冷却動作の時間が長くなり、余計な電力を消費することになってしまう。

また、常温保存が可能な食材(例えば、パン、タマネギ、ニンジン、カボチャ、大根、ゴボウ、芋類、バナナなど)は冷蔵庫に入れない、冷蔵庫の設置場所は直射日光の当たらない場所でガスコンロなどの火元からは離し、壁にはピッタリとくっつけずに風通しを良くする、冷蔵庫の上を物置のように使わない、などで、余計に冷やす動作が減り、消費電力の節約が出来る。

炊飯器」:米を炊くための器具である。英語では「Rice Cooker」という。電気式のものとガス式のものとがある。

日本独自の家電であり、昭和初期に日本陸軍が使ったものが原形となり、戦後になって家庭用が開発され、1955年に家庭用電気炊飯器が販売になった。当初は炊飯機能だけで、保温機能は持っていなかったが、1967年に保温機能の付いた炊飯器が登場する。1980年代になると「マイコン炊飯器」というものが登場し、多機能化が進み、米を炊く以外にも、玄米を炊くことができたり、パンを作ることが出来るようなもの、煮込み料理が出来るものなどの登場している。

日本だけで普及したものであるが、最近は日本食ブームによって欧米でも米を炊くことが増えていて、輸出をはじめ、現地生産もされるようになっている。

節約ということでは、保温機能は使わないことである。保温のために消費される電力が大きく、7~8時間も保温していると、1回分の炊飯に要する電力と同じぐらいの電力を消費してしまう。余ったご飯は密閉容器に入れておいて、(冷えてから)冷蔵庫で保管して、食べる時に電子レンジで温めた方が、トータルの消費電力は少なくなる。また、冷凍庫の保管は長期保管には良いが、解凍に要する消費電力を考えると、半日や1日の保管であれば冷蔵庫で十分である。

 

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