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JANET JACKSON『DREAN STREET』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1984年に発表された彼女の2nd.アルバムである。当時は、兄・MICHAELが「THRILLER」の超大ヒットを飛ばしていて、その妹ということで注目されたが、殆ど泣かず飛ばすの状態であり、売り上げやチャート成績の方もさっぱりであった。(1st.アルバムの方が、セールスもチャート成績も良かった。)本アルバムはBillboardで最高位147位を記録しただけで、これというシングル・ヒットも生まれていない。後にビッグ・ヒットを飛ばすことになり、その時になって改めて再注目されたアルバムである。

収録曲は以下の全9曲である。『Don't Stand Another Chance』『Two To The Power Of Love』『Pretty Boy』『Dream Street』『Communication』『Fast Girls』『Hold Back The Tears』『All My Love To You』『If It Takes All Night』。

この中からシングル・カットされたのは4曲である。順に『Don't Stand Another Chance』『Fast Girls』『Two To The Power Of Love』『Dream Street』であるが、いずれもアメリカではチャートに入っていない。『Two To The Power Of Love』がCLIFF RICHARDとのデュエットということで、イギリスにおいて最高位83位を記録しただけである。(CLIFFのネームバリューによるものでした。)

本アルバムからのお薦め曲は、シングル・カットされている曲の中から『Don't Stand Another Chance』『Two To The Power Of Love』『Dream Street』をピックアップしておく。

本アルバムの発表時では、話題先行というだけであった彼女であり、話題だけではヒットには繋がらないということを証明した形であったが、やはり血筋なのか、音楽センスの方は、荒削りながらも良いものを持っているということが分かる。で、音楽センスが磨かれて、1986年の「CONTROL」、1989年の「JANET JACKSON'S RHYTHM NATION 1814」の大ヒットに繋がることになる。

後の彼女の活躍を考えると、本アルバムは今ひとつ輝きが感じられないが、光る原石だったということだけは後に再評価されたことからも伺い知ることが出来る。ということで、次作以降のアルバムと同列にせず、その予行演習だったという認識で聴いてみると、また違った魅力を感じるアルバムである。

 

Dream Street

Dream Street

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: A&M
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD


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