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ケータイ刑事銭形泪20話(2nd.7話)[裏ネタ編]PART 8 [ケータイ刑事]

遂に8回目となった「銭形泪・2nd.7話」の「あーもったいない! ~殺人㊙節約術」の「裏ネタ編」は、この物語の冒頭で名前が出てきた「考える人」についてと、中盤で出てきた「カロリー消費」について、そして金田節子が使えと言った「公衆トイレ」についてと「水洗トイレ」について記します。

尚、約2年10ヶ月前のBS-iでの再放送時に記した本編について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

考える人」:フランスの彫刻家であるオーギュスト・ロダンが制作した有名なブロンズ像である。腰を下ろし、右肘を左足に乗せて考えふけっている人の姿を描写したものである。また、人気が高い作品であり、世界中に多数の複製した像があり、日本にもいくつか(複製品が)ある。

ロダンは19世紀を代表する彫刻家であり、「近代彫刻の父」と呼ばれていて、近代彫刻を確立した偉大な彫刻家である。代表作は「地獄の門」「カレーの市民」「考える人」等がある。

生まれは1840年で、没したのは1917年である。パリの生まれである。意外と思えるのは、国立美術学校の入学試験に3回落ちていて、入学を諦めている、ということである。そのため、独学で彫刻を学ぶことになる。また、若い頃の作品は全く評価されなかった。1877年の作品である「青銅時代」も、余りにも緻密でリアルだったこと、また等身大の像であったため、モデルから型を取って作ったと疑われた。これに腹を立てたロダンは、人間の大きさよりも大きなサイズで新たにこれを作り、型を取ったという疑惑は晴れ、高い評価を得ることになった。1880年に装飾美術館から扉の彫刻を依頼され、着手したのが「地獄の門」である。これは色んなことがあって未完のままとなった。

尚、「考える人」は「地獄の門」という未完の作品において、門を構成する群像の1つであり、単体作品ではない。しかし、単体の像としても高く評価されていて、人気も高い。あまりにも有名な作品であるだけに、左右のどちらの腕をどちらの足の上に付いているのか、というのは常識として知っておきましょう!

カロリー消費」:「カロリー」とは熱量の単位である。物理学と栄養学で使われるが、意味が少し異なっている。

物理学でのカロリー(単位表記は「cal」)は、1気圧の元で、1グラムの純水の温度を摂氏14.5゜Cから15.5゜Cに高めるのに必要な熱量と定めている。(水温が異なっていると、必要な熱量が異なり、温度が高いほど必要熱量は小さくなる。)しかし、現在では「カロリー」という単位は使わずに「ジュール」という単位を使うこととされている。単位換算は、1カロリー=4.1855ジュール である。

一方、栄養学では、1000カロリー(=1キロカロリー)のことを「1カロリー」と言うのが一般的である。栄養価を燃焼熱量で表す際に使う単位である。単位表記は「Cal」とされていたが、物理学の熱量の「cal」と混同することがあるため、1キロカロリーを標準単位として使う。この際の単位表記は「kcal」である。(が、これの「キロ」を省略して単に「カロリー」と呼ぶ。)

定義は、生物が生理的に代謝したエネルギー1Calは空気中での酸化反応によって発生した熱量1カロリーと等しい、とされている。(熱量の点では同じことになる。)但し、この定義は1Calであるので、普段使用する○kcalの1/1000である。

尚、この単位はSI単位系ではないため、1cal=4.190Jに政策的に置き換えられていくことになっている。(ジュールで表すと、同じ熱量でも数値が大きくなる。)また、その際、熱量ではなくてエネルギーと見て「生理的エネルギー量」というような言葉を導入しようとしているが、なかなか浸透しないというのが現状である。

で、「カロリー消費」と言うと、これは栄養学で言う所の「カロリー」を消費することである。生物の基礎代謝、または運動することでエネルギーが消費されるが、そのことを意味している。

基礎代謝は、じっとしていても生命活動を維持するために生体で自動的に行われている行動で消費されるエネルギー量(熱量)のことであって、年齢と性別によって定まる基礎代謝基準値と体重によって定まる。成人男性は1日に約1500kcal、成人女性は1日に約1200kcalとされている。(体重が重くなると、当然大きくなり、成人男性でも体重が100kgになると約2500kcalぐらいになる。)

基礎代謝は生きていると必ず消費されるものであり、これに色んな運動をすることで消費されるエネルギーがあり、運動レベルによっても異なるが、1日の必要エネルギー(熱量)は、おおむね基礎代謝の1.5倍から2倍となる。

それにしても、ちゃんに対して「嘘泣き」も無駄なカロリー消費だと言った金田節子であるが、カロリー消費を抑えるのであれば、何と言っても体重を落とすことが一番である。成人が体重を1kg減らすと、基礎代謝は20~25kcalほど減少する。よって、10kgほど減量すると200kcalは基礎代謝が減ることになり、「嘘泣き」で消費するカロリーなんて誤差の内に収まってしまうでしょう...

公衆トイレ」:「トイレ」とはトイレット・ルームの略であり、化粧室、便所、トイレット、等と呼ばれることもある。(古くは、かわや、雪隠、はばかり、手水、などとも呼ばれ、実に多くの名称がある。)人間が大小便などを行う場所であり、排泄されたものを処理する設備が整えられていたり、処理する場所に持っていくまで一時的に溜めておくような設備が備わった場所のことである。

「公衆トイレ」というのは、その「トイレ」でも、使用者を限定せずに、一般に開放されていて誰でも使用することが出来る共用のトイレのことである。町中に数多くあり、ある程度の大きさのある公園になると、必ずあるものである。また、駅やデパートなどにあるものも、「公衆トイレ」の仲間である。

誰でも使えるものであり、基本的に利用料金は不要であるが、最近では衛生的に高度に管理された一部の公衆トイレでは、維持管理費などの経費を使用者から集めるという有料のトイレもある。しかし、欧米における「公衆トイレ」は、基本的に有料であり、日本とは根本的に異なっているので、海外で公衆トイレに入るには、小銭が必要です。

水洗トイレ」:これはトイレの排泄物の処理方法による分類の一つであり、トイレの形態の一つである。便器内に水を流すことで排泄物を洗浄する方式のトイレである。汲み取り式と比べても衛生的である。下水道の普及や浄化槽の普及もあって、現在ではこの方式のトイレが主流になっている。

処理に水を使うという所は同じであるが、いくつかの洗浄方式があり、また水の供給方式についても何種類か違ったものがある。(が、それらはここでは省略します。)

歴史は意外と古く、日本では8世紀初頭の藤原京に水洗トイレの遺構がが発見されているので1300年以上昔から存在していた。また、古代ローマ帝国の遺跡やインカ帝国のマチュピチュからも水洗トイレの遺構が発見されている。(ローマ帝国ということになると、かれこれ2000年前である。)但し、水洗トイレと言っても、便器については現在使われているようなものとは異なっていて、あくまでも処理の方法として水洗式が使われていたということである。

 

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