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k.d. LANG『ABSOLUTE TORCH AND TWANG』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1989年に発表された4枚目のアルバムである。(但し、名義は「k.d. LANG AND THE RECLINES」での発表である。)カナダ出身でカントリー系のアーティストであり、カナダでは十分に活躍していたが、本アルバムによってグラミー賞を獲得したことで、世界的なアーティストへとなった。ということでも重要なアルバムである。本アルバムは、本国・カナダでは最高位29位を記録し、アメリカでもBillboardでは最高位69位を記録している。

収録曲は以下の全12曲である。『Luck In My Eyes』『Three Days』『Trail Of Broken Hearts』『Big Boned Gal』『Didn't I』『Walflower Waltz』『Full Moon Full Of Love』『Pullin' Back The Reins』『Big, Big Love』『It's Me』『Walkin' In And Out Of Your Arms』『Nowhere To Stand』。

この中からシングル・カットされたのは全部で6曲であるが、チャート成績はいずれもが本国・カナダのカントリー・チャートへのチャートインだけであり、カナダ・チャートやアメリカ・チャートにはランクインしていない。(しかも、発表順にカナダ・チャートの成績も下がっている。()最初はカントリー・チャート1位を記録しているが、5、6曲目はカントリー・チャートでもチャートインしていない。)シングル・カットされたのは、順番に『Full Moon Full Of Love』『Three Days』『Luck In My Eyes』『Big Boned Gal』『Pullin' Back The Reins』『Trail Of Broken Hearts』である。

筆者のお薦め曲は、やはり『Full Moon Full Of Love』が筆頭で、『Trail Of Broken Hearts』『Three Days』『Big Boned Gal』というシングル・カットされた曲と『Big, Big Love』『It's Me』をピックアップしておく。

'90'sに入ってからはポップな所に磨きが掛かって、そっちの方に進んで行くことになるが、本アルバムはカントリー色が前面に出ていて、カントリー系アルバムの集大成というような所がある。ボーカル・アルバムとしてもじっくりと聴かせてくれるという内容になっているだけに、カントリーがお好きな方だけでなく、幅広く聴いてもらいたいアルバムである。

 

Absolute Torch and Twang

Absolute Torch and Twang

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Bros.
  • 発売日: 1989/05/19
  • メディア: CD


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