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レスキューファイアー#1 [特撮]

「トミカヒーロー」という文字が入っているということで、「レスキューフォース」に続く第2弾であるが、松竹に変わって日活が製作に加わったということで、ある意味では注目だったのだが、何ですか、これは。東映のヒーロー作品は、もはやどうしようもないほど酷くて、見る価値も無い(特に「ライダー」は酷すぎる。)が、こちらもそれに負けじと酷いですね。

本作では災害を「火災」に限定したことで、これが物語の幅を狭めてしまい、ある程度パターン化した物語の連続ということが見え見えでしかない。で、中途半端に「レスキューフォース」との連続した世界観を出そうとしているが、それをするのなら「レスキューフォース」の連中を登場させるべきである。(「レスキューフォース」が全滅したという終わり方ならばともかく、新しい職場に移動したという結びだったので、逆に不自然でしかない。)

CGの方も、相変わらずTVレベルのクオリティであり、レベルが低いものでした。この程度のCG映像だったら、最近では何処にでも転がっているだけに、全く見るポイントが無いですね。

デザインに関しては、消防士を意識しているのは分かるが、登場した乗物が普通の市販車の一部にペイントしただけというものでは全く魅力がなく、ヒーローらしさが感じられない。ヒーロー作品であれば、華になるものが必要であるが、それが無いとなると致命的。どうしてこんなにも魅力がない作品が生まれるのでしょうかねぇ... まあ、途中でパワーアップするための新アイテムが登場したり、強化スタイルが登場するのだろうが、これって最初のデザインを否定してしまうことになるだけに...

一応、「ウィンスペクター」から「ソルブレイン」へと続いていくレスキューポリス・シリーズを参考にしているようなところも見られるが、連続した世界観を受け継ぐにしては、余りにも新設定が入りすぎていて、第1話としては詰め込みすぎという内容で、空回りしていました。→どうせなら、あの長官がもっと空回りした方が面白くなったでしょうに...

そして、最も酷い所が、悪役の存在である。ヒーロー作品にはヒーローを輝かせる強烈な個性のある敵キャラの存在があってこそ輝くのだが、またもおバカ系のキャラクターが敵ということでは全く期待できない。で、失敗した幹部に対して「お仕置きだべ~」をパクっているようでは、怖さが出ることもなく、ひいてはヒーロー側も全く輝かなくなるのは明白である。→最近のヒーロー作品は悪役の設定が酷すぎる作品ばかりだから、作品自体が輝かないのだが、製作者サイドはこれが分かっていないですね。

ということで、最初から全く期待していなかったが、やはり凡作ということで、時間の無駄という作品が続くんですね...やはり「特撮氷河期」は続いている。このレベルであれば、見るとしても「早見再生」で時間を短縮して見ることで十分である。(オンタイムで見るなんて狂気の沙汰でしかない。)ということで、レコーダーの録画予約から抹消することにして、相手にするのを辞めることにしました。

 

一応拾っておきますけど...

トミカヒーロー2 RHS-01 ファイアー1

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トミカヒーロー2 RHS-02 ファイアー2

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トミカヒーロー2 RHS-03 ファイアー3

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トミカヒーロー2 01 DXファイアードラゴン

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