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ケータイ刑事銭形泪22話(2nd.9話)[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形泪・2nd.9話」(通算22話)の「シャーロキアンは知っている ~『赤毛連盟』殺人事件」の「裏ネタ編」も3回目となるが、今回はこの物語の冒頭で高村さんが行っていた作業として出てきたものであり「赤毛連盟」の物語の変形でもある各要素の「辞書」について、「英和辞典」について、「英単語」について、「ノート」について記します。(「英単語」については「・4話[裏ネタ編]PART 3」で一度記しているが、今回はそれをベースにして加筆を行っています。)

尚、約2年10ヶ月前のBS-iでの再放送時に記した本編について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

辞書」:言葉(単語)や漢字の読み方の順に並べ、その言葉や漢字の意味、用例、語源などを解説した書物のことである。また「辞典」「字引」という言い方もある。英語では「Dictionary」または「Lexicon」といい、ドイツ語では「Worterbuch」、フランス語では「Dictionnaire」、イタリア語では「Dizionario」、スペイン語では「Diccionario」という。

日本語の辞書としては、国語辞典と漢和辞典が主なものであるが、その他にも各種辞典があり、専門分野の用語を集めた辞典は様々な分野のものがある。また、外国語を翻訳するための対訳辞書というものも数多くあり、英語に関しては「英和辞典」(英語から日本語へ)と「和英辞典」(日本語から英語へ)の2種類があり、他の言語に付いても、その言語の日本語訳の「○和辞典」と、日本語をその言語に翻訳する「和○辞典」とがある。(「○」は対応する言語を意味する漢字が入る。例えば、ドイツ語であれば「独」、フランス語であれば「仏」が入る。)

近年では、辞書も電子化されていて、「電子辞書」が発売されていて、紙(本)の辞書よりもコンパクトになっている。但し、紙の辞書ならではの特徴と、電子辞書ならではの特徴があり、使い方によっては紙の辞書の方が便利な場合も、電子辞書が便利な場合とがある。

それ以外にも「辞書」というものがあり、例えばワープロやパソコンの日本語入力システムに於いて、漢字や熟語などが登録されている電子ファイルも「辞書」と言う。

変わった所では、「辞表」と同じ意味の言葉としても使われるが、これは「辞表を記した書」の省略形である。(但し、「辞書」と聴いてこちらの意味を先に思い浮かべる人は殆どいないでしょうが...)

尚、漢和辞典については、読みは同じであるが「字典」と表記する場合もある。

尚、同じ様な意味の言葉として「辞典」「事典」があるが、「辞典」は「辞書」とほぼ同意であるが、「事典」は言葉(単語)を集めたものではなくて、事柄を集めたものであるので、少し意味が違っている。(「百科事典」がこれに該当する。)百科事典であれば、様々な事柄に関しての知識を得られるが、国語辞典であれば言葉の意味は分かるが、事柄に関しては百科事典の内容には及ばないのが一般的である。

英和辞典」:英単語について、日本語でその意味や用法を記した辞典であり、対訳辞書の一つである。(対訳辞書の中では最もポピュラーなものである。)英語では「English-Japanese Dictionary」と言うが、「英和辞典」と同様に、見出し語の言語が先に、対訳言語が後になった形で語られる。(英語の対訳辞書の言い方はこの法則に従って語られる。)

英語の見出し語がアルファベット順に並べられていて、その発音が国際発音記号で記されている。続いて品詞、日本語の意味、用法が記されている。複数の意味がある単語であれば、それぞれの意味が併記される。

英語の勉強をする場合、これがないと話にならないので、誰でも使った経験があるでしょうね。(で、誰もが使ったのが「新英和中辞典」でしょう。)尚、発音に関しては、最近の電子辞書だと音声が収録されているものも多いので、この点においては紙の辞書よりも有用である。

英和辞典の歴史は、1760年頃、長崎通詞の木本栄之進良永が、英語の達者なオランダ人から英蘭辞書を借りて、それを筆写し、彼の息子・庄左衛門に伝えられた。これを原形として、1800年代初頭に広く用いられていた「蘭和辞典」の和訳を追加して1813年に完成した「暗厄利亜(あんげりあ)語林大成」が日本で最初の英和辞典とされている。幕末から明治の時代では、英語を学ぶには「暗厄利亜語林大成」が利用されていた。

英単語」:「単語」は言語において、構成単位の一つであり、文の構成要素となるものである。ある一つ以上の意味を持っていて、文として構成された場合、使われる単語の並び(=文法)によって意味が定まる。言語における最小自立単位となるものである。尚、文を構成するには複数の単語が使われるが、複数の単語を文法に従って構成したものが「文節」となり、「文節」の組み合わせで文となる。(但し、「文節」=「文」となる場合も当然あり得る。)

英語では「Word」、ドイツ語では「Wort」、フランス語では「Mot」、イタリア語では「Parola」、スペイン語では「Palabra」と言う。

ということで、「英単語」とは英語における単語のことである。

参考までに、言語を話すには、(無意識でも構わないが)文法を理解している必要があるが、知っている単語の数、すなわち語彙の量によって使いこなしに差が生じる。一般的な日常生活の範囲であれば、言語によって多少の差はあるものの、1500~3000語の語彙があれば十分とされている。(これを「基本語彙」という。)フランス語の基本語彙は約2000語、英語は約3000語とされているが、日本語は例外的に多く、約1万語といわれている。(理解している語彙の数は更に多く、小学校入学前で5000~6000語、中学生で3万語程度、成人は5万語程度といわれている。更に、学者になると専門分野の用語が加わり、日本語言語学者の語彙は数十万語に及ぶと言われている。)

英語に於いては、チャールズ・ケイ・オグデンが考案したベーシック英語というものがあり、これは基本語彙の中から具体的な語彙を選び出し、更に文法を簡素化したものである。単語数を850語に絞っているが、この数でも日常的な会話であれば特に困ることはない。

このベーシック英語とほぼ同じような位置づけの言語として「ピジン言語」というものがある。これは、貿易商人などの外国人と接する場合、現地語では十分な意思伝達が出来ないということから生まれたものでありり、外国人と現地人という異言語を使う人間の意思疎通のために自然に作られた混成語(言語学的は接触言語という。)である。そのピジン言語が根付き、母語として使用されるようになった言語がクレオール言語である。ピジン言語はベーシック英語と同様に、簡単な意思疎通は出来るが、複雑な意思疎通は困難であるが、クレオール言語になると複雑な意思疎通も可能となる。また、ベーシック英語やピジン言語は、簡単な意思疎通は出来るが、文学的な表現は出来ない。

ノート」:書き留めること、書き留めたもの、手記、覚え書き、という意味である。英語では「Note」という。尚、単なるメモ額の紙切れ一枚も「ノート」ということになる。

また、日本語の「ノート」には、英語で言う所の「Notebook」、つまり、本のように複数の紙を綴じて冊子にしたノートブック、帳面、筆記帳、手帳、という意味もある。(「ノートブック」を省略した言葉でもある。)というよりも、日本語で「ノート」と言うと、一般的にはこちらを指し、英語で言うところの「Note」は「メモ」というのが一般的である。尚、英語の「Note」には、冊子のように綴られた「Notebook」の意味はないので、注意が必要である。→この点では帳面、筆記帳を意味する「ノート」という言葉は日本語だけという和製英語であると言うことが出来る。

尚、英語でいうところの「Notebook」は、ドイツ語では「Notizbuch」、フランス語では「Cahier」、イタリア語では「Quaderno」、スペイン語では「Cuaderno」と言い、日本語で言う所の「帳面」「筆記帳」のことである。

ノートブック、帳面、筆記帳には、主に小学生の学習のためのB5サイズのものを指す「学習帳」(特に、教科別に特別なマス目や罫線が記されているのが特徴である。当然、無地のものもある。)、多目的な用途を想定し、横罫線のみが記されている「大学ノート」(サイズはB5とA4の2種類が主流である。)がある。また「ルーズリーフ」と呼ばれるもので、紙の一辺に綴じるための複数の穴が連なって開けられているB5やA5 、A4サイズなどの紙片と、それを綴じる専用のバインダー・ノートも、ある意味ではノートブックの仲間である。(ルーズリーフは後からページの入れ替え、追加が用意であり、また特殊な用紙(罫線、グラフ用紙、無地など)を自由に挿入できることから、これもノートブックとして広く使われている。)その他、手帳、日記帳、自由帳など、様々なノートブックがある。

ノートブックと言われるものには、レポート用紙やメモ帳、便箋のように1枚ずつバラバラに使うことが出来るものは含まれない。(ルーズリーフも一枚ずつバラバラにすることが出来るが、これはバインダーに綴じることが前提なので、「ノートブック」とされている。)

また、最近は紙ではない「ノート」として「デジタルノート」と呼ばれるものがある。これは電子機器の画面を紙に見立てていて、そこに専用のペンで書き込んだり、キーボード入力を行うものがある。電子的に書き込んだものは電子データとして保存されることになる。日本語では「デジタルノート」と呼ぶが、英語では「Notebook」と言うよりも「Note」のカテゴリーに入るものである。

たくさんのノート(ノートブック)と呼ばれるものがあるが、やはり用途を考えて、それに適したものを使い分けるのが一番である。

 

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↓各種「ノート」


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