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NEXT「恋する杏理☆推理中」(後編) [ドラマ]

前回の続きで、物語の完結編である。前回のラストから引っ張った第二の謎(一週間間があったので、十分分かっていて、この謎については思った通りでした。)だが、これが思った通りであり、「やっぱり」という展開だったが、物語としたら良い方向に持っていって、家族の思い出の大切さを語っていたというのは良い所でした。(前編は脚本が酷かったけど、後編は上手くまとめていました。)

また、CMの入れ方が余りにも小刻みで、A、B、C、Dパートがあって、順に5分強、3分半強、4分強、10分半弱ということで、前半が余りにも小刻みにCMを入れすぎている。リアルタイムで見ていたら、完全に白けてしまいますね...(頭約1分が前回のおさらいで、これを含めて23分半、次回予告の30秒がくっついて24分でした。→CM占有率は丁度20%。地上波なら妥当な数字であるが、CMが多いという印象が残るCMの入れ方でした。)

第二の謎が解けないまま、あんりはサチと着ぐるみを着てビラ配りのバイトをしていた。で、配り終えるとバイト代、リンゴ、遊園地のチケットをもらい(あんな所で直接渡しますかねぇ?また、色々とあげすぎだと思いますが...)事務所に戻ると、兄が廃品回収してきたものの整理をする。その中に「アダムとイヴ」の本があり、サチからリンゴを渡されたことで「謎解きは爆発だ!」と閃いた。

大和家に行って、第二の謎の説明をするあんり。で、その場所を言うと、大和家の3人はここぞとばかりに掘り始める。が、お宝は出てこない。そんな中、勇気先輩が箱を掘り当てた。中には8ミリのフィルムが入っていた。それを祖母の遺言でお宝の在処があると思った大和家の面々。が、映写機が壊れていて上映できなかった。勇気先輩が映写機の修理をするが、大和家の3人は諦め気味になっていた。

そんな中、あんりが蔵の段ボールのことを指摘する。ゴミだと言う大和家の面々だったが、ふとしたことからそれがお宝と気づき、慌てて中身を調べる大和家の3人。が、お宝ではなく、昔使っていた小物が入っていただけだった。それをゴミと言う大和家の3人。これにあんりがキレた。あんりはお宝が思い出と言うことに気づき、説教をする。祖母は家族の思い出を宝と思っていたのだった。

そんな中、あんりが電源コードに躓き、そのショックで映写機が動き出す。そこには大和家の3人の子供時代の映像が映っていて、段ボールから出てきた品々の思い出が映っていた。謎を解いたあんりたちは帰って行き、大和家は思い出の大切さを感じ取った。

後日、サチにも勧められ、あんりは勇気先輩に告白しようとする。で、着ぐるみのバイト先で貰った遊園地に勇気先輩を誘った。

デート当日の遊園地。あんりはベンチで落ち込んでいた。そこにやってきたのは勇気先輩ではなくて兄・一平だった。勇気先輩は、父の仕事の関係でイギリスに行ってしまい、仕方なく兄と遊園地に来たのだった。そんな中、あんりは「ピッカーン!私の恋は爆発だ!」と閃いた。「ロンドン行ってくる」あんりは勇気先輩を追っていくことにしたのだった。

今回は、あんりの決め台詞「謎解きは爆発だ!」が「私の恋は爆発だ!」に変形されて複数回登場したが、これに続く「閃いちゃったよ」と共に可愛いですね。この次の岡本杏理には「謎は解けたよ、ワトソンくん」を口にするようになってくれたらいいのですけど...(5月中旬から下旬には、これについて何らかの答えが出ていることになるでしょうね。)

物語としたら派手な所はないのだが、これを見る前に視聴した「7万人探偵ニトベ」が余りにも酷すぎたため、本作が非常に良く感じました。決して高い評価が出来るレベルではないものの、一般的な平均点の70点ぐらいは与えられる内容でした。(「ニトベ」が赤点だったので、平均点でも良く感じられるというラッキーな所もありましたけど...)

劇中に出てきた「謎」は今回も分かりやすいものだったが、第二の謎は最初の謎よりは知識のいるものとなっていて、少しはミステリーらしくなっていたので、まあよろしいんじゃないですか。

ところで、前回は記さなかったが、今回も大和次郎がバナナを食べていたが、演じるが森下能幸ということで「0093女王陛下の草刈正雄」を思い出させてくれましたし、あんりがシャボン玉を吹いていたが、これって「恋とオシャレと男のコ」の第1話で杏理がやっていたということで、やっぱり某Nプロデューサ作品が頭に蘇る...

最初のメイキング(解体新女)で岡本杏理の紹介をしていたが、何となく「ケータイ少女」の雰囲気と「東京少女~セピア編」の雰囲気があり、ドラマの方はミステリ仕立てのライト・コメディということで、取っつきやすい構成になっていたのは良かったですね。ただ、ドラマの方は前後編にするまでもなく、1時間枠(本編が46分ぐらい)の作品として、36分ぐらいのドラマと10分ぐらいのメイキングにまとめてしまっても良かったかも。(CMによる細切れの悪影響を排除して、少し編集すると、テンポも良くなるでしょうから。)

次回は恒吉梨絵編のメイキング編の解体新女です。岡本杏理よりも年上だが役者としてのキャリアは短い。(同年代で派手に活躍している人が何人かいるだけに...)まあ、品定めと言ったところですね。(その後は前田典子、清水由紀と続くが、役者としてのキャリアは岡本杏理が一番長いだけに、あんまり期待しない方が良さそうで...)

 

↓一応こういうものを

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アダムとイヴ (世界の神話絵本)

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0093女王陛下の草刈正雄 [DVD]

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SEVENTEEN (セブンティーン) 2009年 05月号 [雑誌]

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