ケータイ刑事銭形愛15話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]
4回目となる「銭形愛」第15話の「五代刑事、人生最悪のバースデー ~なぞなぞ爆弾事件」についての「裏ネタ編」は、五代さんが口にした言葉から「頭脳労働」について、「走馬燈」について、そしてこの物語でポイントになった「左利き/右利き」についてと「時計回り/反時計回り」について記します。
尚、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。
「頭脳労働」:主として、知識や思考力を使って行う仕事のことをいう。英語では「Brainwork」または「Mental Labor」と言うが、後者の言い方があることから日本語では「精神労働」と呼ばれることもある。
学者や研究者、技術者などがこれの代表的なものであるが、それ以外にもデスクワークを中心とする事務職なども「頭脳労働」に含まれる場合がある。これは、対になる言葉として「肉体労働」と呼ばれる現場での作業を行う仕事に対して、現場に出ることがない仕事として言われるものである。
また、ホワイトカラー/ブルーカラーという分類では、「肉体労働」が「ブルーカラー」に相当することから、「頭脳労働」を「ホワイトカラー」に対応させて言う場合がある。が、「頭脳労働」という日本語としては的外れな所もあるのも事実である。
この物語では、五代さんが愛ちゃんに対して「頭を使って」という所から「頭脳労働」と言う言葉を口にしたが、頭を使って謎を解くという愛ちゃんをこのように言ったのは、なるほど上手い表現である。(が、事件現場に行って、そこで仕事をしている愛ちゃんということを考えると、純粋な「頭脳労働」とは言えませんが...→事実、この物語では、愛ちゃんは次々と現場を訪れているだけに、「肉体労働」をしていると言ってもおかしくないですから...)
まあ、明確な基準があって、それに従って分類されるものではないだけに...
「走馬燈」:「走馬灯」という表記がされる場合もある。また、別の言い方をすると「回り灯籠」「舞灯籠」「影灯籠」という言い方もある。
紙で人や馬などのシルエットの形に切り抜き、二重の枠を持った灯籠の内側に設けた軸にそれらを取り付けたもので、内側の枠を回転させることで、外側の枠に影絵が走るように映るという仕組みの灯籠である。(内側の枠は光源となるロウソクの炎の熱によって発生する上昇気流を受けて回転するような風車を持った構造となっている。)
江戸時代の中期には市井で人気を博したものであり、特に夏の風物詩として子供たちに人気があった玩具の一つである。そのため、「走馬灯」という言葉は夏の季語でもある。また、英語では「Phantasmagoria」という。
これを受けて、臨死体験で過去の思い出(その人の一生の記憶)が次々と繰り返して思い出されることを、走馬灯の影絵のようにぐるぐると回ることになぞって「走馬灯のように思い出が...」という言葉が生まれた。
「走馬燈」はあくまでも灯籠の一つであって、このような体験のことを指す言葉ではない。(体験を言う場合は「走馬燈のように」と、例えとして使われるものである。)近年では「走馬燈」自体が珍しいものになっているだけに、「走馬燈」に取って代わる何か別の言葉が使われてもおかしくないような気がしますけど...
「左利き/右利き」:「利き手(利き腕)」がどちらかということで使われる言葉である。利き手は先天的なものであり、生まれながらにどちらかが利き手になっている。物事を行う際、自発的に使う傾向の多い左右いずれかの手のことをいい、右手を使う人を「右利き」、左手を使う人を「左利き」と言う。人間の場合は一般に「右利き」の人の方が多い。
反射などでとっさに出る手であり、一般には「字を書く手」「箸を持つ手」などと言われるが、厳密にはこれらではない。(字や箸は訓練によって体が覚えることである。)また、歴史的に字を書く手や箸を持つ手は右手とされてきたこともあって、実際は左利きの人でも訓練(「矯正」と言う)によって右手で行うようにしたというのが一般的である。→子供の頃に訓練をすれば、左右で同じように字を書くことが出来るようになったりする。(所謂「両利き」と呼ばれる人となる。)
人間が開発してきた道具というのは、大部分が右利きの人が使うということが前提となって作られたものである。最近でこそ、左利き用の道具(例えば「包丁」「はさみ」「きゅうす」などが有名。)も作られているが、人類の歴史に於いては、全ては右利きが優先されてきた。
「時計回り/反時計回り」:物がが回転する方向わ表す言葉であり、時計の針の回る向きになぞって言われる。すなわち、正面から見て、上にあるものが、右→下→左→上という順に回っていく回転を「時計回り」(英語では「Clockwise」)と言い、その反対に上にあるものが、左→下→右→上という順に回っていく回転を「反時計回り」(英語では「Counter-Clockwise」)と言う。
尚、「時計回り」のことを「右回り」、「反時計回り」のことを「左回り」とも言う。(これは、回転するものが上にある場合、それが左右のどちらかに動いていくかをそのまま言ったものである。)
デジタル式の時計が登場した当時、時計はデジタル表示になって針式の時計が無くなると言われ、将来は「時計回り/反時計回り」と言う言い方が理解されなくなるだろう、と言われたことがあったが、実際に針式の時計は無くならず、現在はデジタル表示の時計と共存している(というよりも、針式の方が主流になっている。)ので、今では笑い話になっています。
また、人間が作ってきた道具でも、ねじやボルト、瓶などのキャップは、時計回りに回すと「閉じる」ことになり、反時計回りに回すと「緩む(開く)」ようになっている。(一部では、安全性などを考慮して逆向きになっているものもある。)また、方位角は、地図で北を上に表示するのを受けて、北を0゜として「時計回り」に回転していくことで方位角の数字が増えていく。(東が90゜、南が180゜、西が270゜になる。)しかし、数学の世界で角度を表す場合は、反時計回りの向きを正の向きにしている。(例えば、時計の3時の位置から2時の位置を見ると「+30゜」になり、4時の位置を見ると「-30゜」になる。)
↓一応、こういうものを
人工頭脳時代―頭脳労働の革命が始まっている (1963年) (ブルーバックス)
- 作者: 菊池 誠
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1963
- メディア: -
↓左利き用の道具
坂源 ハンドクリエーション 古流タイプ F-170 左利き用
- 出版社/メーカー: 坂源
- メディア: ホーム&キッチン
Photo Genic 【左利きモデル】届いてすぐにベースデビュー!エレキベース入門セット 【JB240LH】 12点
- 出版社/メーカー: フォトジェニック
- メディア: エレクトロニクス
【オルファ】パッチワーク・キルト用 ワンタッチロータリーカッターL型(左きき兼用)N-ORL
- 出版社/メーカー: オルファ
- メディア: おもちゃ&ホビー
ステッドラー ファウンテンペン(万年筆)左利き用・A(中字)【ノリスデザイン】 470L-1
- 出版社/メーカー: ステッドラー
- メディア:
シャトーラギオール グランクリュ ブロンドホーン左利き 4020
- 出版社/メーカー: Chateau Laguiole (シャトーラギオール)
- メディア: ホーム&キッチン
KOKUYO レフティマウス(ホワイト) EAM-UMLF1W
- 出版社/メーカー: コクヨ
- メディア: エレクトロニクス
ののじ UDカトラリーセット 【左手用/4本セット】 CUT-Lset
- 出版社/メーカー: レーベン販売
- メディア: ホーム&キッチン
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