INDEPENDENCE DAY(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]
表題の作品は1996年の映画「インディペンデンス・デイ」である。地球を征服するために現れたエイリアンとの3日間の攻防を描いたSF大作である。CGが映画に使われるのが当たり前になって間もない時期の作品であるが、従来からのミニチュアによる撮影と、新しい技術であるCGとを組み合わせて製作された作品でもある。
作品データを記しておくと、時間は145分、監督はローランド・エメリッヒ、脚本はディーン・デヴリンとローランド・エメリッヒの2人、撮影はカール・ウォルター・リンデンローブ、音楽はデヴィッド・アーノルドである。そして出演は、ウィル・スミス、ビル・プルマン、ジェフ・ゴールドブラム、メアリー・マクドネル、ジャド・ハーシュ、ロバート・ロギア、ランディ・クエイド、マーガレット・コリン、ジェームズ・レブホーン、ハーヴェイ・フィアスティン、たちである。本作はアカデミー賞で視覚効果賞を受賞している。
独立記念日直前の7/2、アメリカ各地に巨大な宇宙船が現れる。それはエイリアンの宇宙空母であることが分かる。何の応答もしない宇宙船が発する信号が、地球を攻撃するためのカウントダウンだと気づいたニューヨークの天才プログラマー・デイヴィッドだったが、時既に遅く、宇宙船の攻撃が始まり、ロスやニューヨークは宇宙船からの怪光線によって壊滅的な状態になる。やがて、40年前に、宇宙船と宇宙人の捕獲に成功していて、それが秘密基地に隠されていることを大統領が知る。新たに捕獲された宇宙人をその秘密基地に連れて来たことから、エイリアンの目的が地球侵略と知った大統領は、核攻撃を仕掛けるが、失敗。基地は全滅し、手立てを失ってしまった中、デイヴィッドが、エイリアンの宇宙船の母艦にコンピューター・ウイルスを侵入させて、システムが一時的に停止した瞬間に攻撃をするという作戦を思いつき、最後の決戦に挑むが...
迫力の画像とスケールの大きな物語を支えている音楽の存在も本作では忘れられない。本作の音楽はデイヴィッド・アーノルドであるが、当時の彼は新進気鋭の音楽家であったが、本作以降、大作の音楽を次々と手掛けるようになったということで、この点だけでも注目である。
サントラ盤の収録曲は以下の全14曲である。『1969-We Came In Peace』『S.E.T.I. - Radio Signal』『Darkest Day』『Canceled Leave』『Evacuation』『Fire Storm』『Aftermath』『Base Attack』『Toro Destroyed』『International Code』『President's Speech』『Day We Fight Back』『Jolly Roger』『End Titles』。
一度は見ておきたい作品であるが、この後に売れっ子映画音楽家となるデイヴィッド・アーノルドについても忘れないで、サントラ盤の方も聴いてもらいたい作品である。
Independence Day: Original Soundtrack Recording
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: RCA
- 発売日: 1996/07/02
- メディア: CD
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インデペンデンス・デイ アルティメット・エディション [DVD]
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