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ケータイ刑事銭形愛16話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

4回目となる「銭形愛」第16話の「小学生検事VS銭形愛 ~文芸評論家殺人事件」についての「裏ネタ編」ですが、この物語については今回で終わりです。で、大事な未発表原稿をこれに掛けたということで「シュレッダー」について、ドイルくんがちゃんと五代さんのやりとりで口にした「漫才」について、愛ちゃんが五代さんに対して言った「免疫」について、五代さんがちゃんに言った「カップル」について記します。

尚、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

シュレッダー」:英語では「Shredder」。対象となる物を切断する機械の総称である。そのため「破砕機」と言うこともある。大将となるものは、紙が主なものであり、事務用のペーパーシュレッダーが広く知られているが、業務用ということでは木くずを対象にした木屑破砕機もある。

一般に「シュレッダー」と言うと、紙を裁断するペーパーシュレッダーのことを指している。近年では、書類の電子化が進んでいて、その電子データをディスクに記録することも一般的になっていることから、「ディスクシュレッダー」というものの利用も増えている。また、個人情報の重要性からも、家庭用のペーパーシュレッダーも普及が進んでいる。

ペーパーシュレッダーに於ける紙の裁断は、短冊状に細く切断するものから、細かく縦横に裁断するもの、その中間のものがある。

シュレッダーを通した紙は、細かくなってしまうので、パルプ繊維も細かくなってしまう。そのため、紙のリサイクルということには向かないという問題がある。最近では短冊状に切断されたものであれば、緩衝材として使うということが行われているが、まだまだゴミとして廃棄されるのが一般的になっている。

また、最近では5枚刃のハサミというようなものも製品化されていて、「手動シュレッダー」と呼ばれる場合もある。元々は、海苔を短冊状に切るのに利用されていたものであるが、それがシュレッダーの普及と共に違った用途に使われるようになったというのは面白い所である。

そう言えば、縦横に細かく裁断したシュレッダー・クズを、あるスポーツの観客席に持ち込んで、それを紙吹雪として撒いていた輩がいたという話があります。また、余りにも大量に持ち込んで、それが突風に煽られて舞い上がり、試合を一時中断させたという逸話がある。が、最近では後の清掃の手間などから、紙吹雪の持ち込みを禁止している所が多い。ひょっとしたら、シュレッダー・クズを事業用ゴミとして出さずに処理しようと考えたのかも知れないが、このように後先の迷惑を考えないのには困った所である。

漫才」:寄席演芸の1つであり、主に2人組で行われる演芸である。(3人以上で行われる場合もある。)掛け合いによって面白おかしく話を展開していって、笑いを提供するものである。

歴史は古く、平安時代に始まったものがその起源である。元々は、正月に家々を回って祝言を述べ、歌と舞によって芸能であって「万歳(まんざい)」である。これが明治の中期になって、面白おかしく語る物となって関西に登場した。「万歳」と区別することから「万才(まんざい)」と呼ばれ、次第に広がっていく。大正末期に寄席で吉本興業が上演するようになり、昭和になると「漫才」という文字が使われるようになる。その後、全国的に広がり、何度かのブームを経て、今日に至っている。

漫才の中でも、発祥の地である関西のものを「上方漫才」と呼ぶことがある。尚、英語では「Comic Dialogue by two comedians」と言うが、どういうものなのかをそのまま英語にしたものである。が、最近では日本の芸能として「Manzai」という言葉も浸透するようになっている。

免疫」:英語では「Immunity」。医学用語であり、動物が生まれつき持っている自分の体内にあるもの(自己)と、それ以外のもの(非自己)とを区別して、非自己の物質を対外に排除して、自分の生命を守ろうとして抵抗力を獲得する仕組みである。これは、一度感染して排除した非自己の物質に対しては記憶され、再びそれに晒されても発病しないように働く。

これを比喩的に表現して、ある事柄が度重なって、そのことに慣れてしまうことを言う。当然、この物語でちゃんが口にしたのは、この比喩的表現である。

尚、英語の「Immunity」はラテン語の兵役や税を免れる、または免除という意味の「Immunis」という言葉が語源とされている。それが医学用語となったのだが、そういう背景のある言葉を警察関係者のちゃんが口にするのは、一般的に使われる比喩的表現であるとはいうものの、面白い所である。

カップル」:英語では「Couple」。一対になったものを言う言葉であるが、特に男女2人の組み合わせ、夫婦や恋人同士のことを言う。日本語では「アベック」(これは和製仏語であり、フランス語では通じない言葉の一つである。)とも言うが、最近ではこの言葉は余り使われなくなっている。(五代さんの世代ならば「カップル」よりも「アベック」の方が口に出やすいと思うのですけどね...)→'70'sに起こったカップルが失踪した事件(北朝鮮に拉致された事件)では「アベック拉致事件」と言い、1984年のグリコ・森永事件(所謂「かい人21面相事件」)でも「寝屋川アベック襲撃事件」というのがあったが、これらから、'70'sや'80's当時は「カップル」ではなくて「アベック」という言葉が一般的に使われていたということである。

尚、「カップル」と言う意味には「対になった」という意味があるのだが、最近では一部の国での同性婚が認められたこともあって、同性(男同士、または女同士)であっても「カップル」と言う言い方がされるようになったが、これは言葉が変化している実例の一つである。

五代さんはちゃんとドイルくんを「似合いのカップル」と言っていたが、ちゃんは嫌っていたので、カップルとなることは無いですよね。ちなみに、ちゃんとドイルくんは、ちゃんが7歳年上である。

 

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