ケータイ刑事銭形愛18話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]
4回目となる「銭形愛」第18話の「走れ、五代! ~銭形愛誘拐事件」についての「裏ネタ編」ですが、今回はこの物語に出てきた「自由の女神」についてと、愛ちゃんが残したヒントの「虹」について、「月」について、「女神」について記します。
尚、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。
「自由の女神」:フランスの自由の象徴であるマリアンヌ(Marianne)のことである。(真里アンヌさんではありません。念のため...)フランス革命の際、サン・キュロットの象徴とされたフリジア帽という三角帽を被っているのをはじめ、ドラクロワの絵画「民衆を導く自由の女神」にも描かれている。
そんな彼女をモデルにした像が「自由の女神像」であり、自由を象徴する像として知られている。最も有名なのは、ニューヨークのリバティ島にある像であるが、これはアメリカ独立100周年(=1876年)を記念してフランスから贈られたものである。が、完成したのは1886年である。台座を含めると、像の高さ(最も高いトーチ部分まで)は93mである。(台座からトーチまでは約46mである。)また、これは世界遺産に登録されている。
そのレプリカ像が世界各地にあり、パリにあるものが有名である。これはアメリカが自由の女神像を贈られたことの返礼として、フランス革命100周年(=1889年)を記念して贈られたものである。高さは11.5mである。セーヌ川に掛かるグルネル橋のたもとにある。
それ以外にも、レプリカ像は多数存在し、今回の物語に出てきたものもレプリカの一つである。日本に於けるフランス年事業 の一環として、1998年から1999年の約1年の間、パリの自由の女神像が設置されていたが、事業が好評だったことから新たなレプリカの制作をフランス政府が認め、作られることになった。で、2000年に設置された。
お台場にあることから「台場の女神」と呼ばれることもある。
「虹」:雨、霧などの空中にある微小な水滴によって、太陽光線が分光されて見られる7色の光の帯のことである。当然のことながら、それ以外の水滴でも同様の減少を観察することが出来る。(滝による水しぶき、ホースによって散布された水、ダムの放水による水しぶきなどでも見られる。)これは、水滴がプリズムの役割をして、太陽光が屈折、反射して分光されるためである。
英語では「Rainbow」、ドイツ語では「Regenbogen」、フランス語では「Arc en Ciel」と言う。
虹の色は7色(赤、橙、黄、緑、青、藍、紫)とされているが、時代や地域によっては色数が少ない場合もある。
時には二重になって現れることもあり、この場合は内側の方を「主虹」、外側の方を「副虹」と言う。しかし、一般的に見られる「虹」は「主虹」だけであり、「副虹」が見られるのは希である。
「主虹」では、外側が「赤」で内側が「紫」という順番の色になるが、「副虹」では内側が「赤」、外側が「紫」というように、色の順番が主虹とは逆になる。また、視半径は「主虹」が40度~42度、「副虹」が50度~54度である。
「月」:地球の衛星である天体のことを指すのが一般的である。英語では「Moon」、ドイツ語では「Mond」、フランス語では「Lune」、イタリア語とスペイン語、ラテン語では「Luna」と言う。
直径は約1750km(地球の約1/4)、地球からの距離は約38.5万キロ(光速でも約1.3秒かかる距離である。)、体積は地球の約1/50、地球の周りを周期約27.3日で公転している。
それ以外の「月」としては、暦において、1年を12に分けた時のそれぞれのことを言う。太陽暦では「1月、2月、…、12月」と数字で呼ばれているが、和暦では「睦月、如月、弥生、夘月、皐月、水無月、文月、葉月、長月、神無月、霜月、師走」と言い、それぞれが「月」として呼ばれる。
「女神」:女性の姿をした神のことをいう。英語では「Goddes」と言う。神話などに多く登場しているが、地域の神話によっても登場する女神は様々である。
世界的な傾向としては、美しく若い女性か、母性を感じさせる女性の姿をしていることが多いという特徴がある。(当然のことながら、例外も存在する。)
日本神話に登場するイザナミ(漢字では「伊弉冉」「伊邪那美」「伊弉弥」などと表記される。)、アマテラス(漢字では「天照大神」「天照大御神」などと表記される。)、ローマ神話のユノ(ジュノー)、ディアナ(ダイアナ)、ミネルウァ、ウェヌス(ヴィーナス)、ウェスタ、フォルトゥーナ、ギリシャ神話のヘーラー、デーメーテール、ヘスティアー、アテーナー、アプロディーテ、アルテミス、モイライ、エジプト神話のアセト(イシス)、ネベトヘト(ネフティス)、テフヌト、ヌト(ヌート、ヌウト)など、数多くの女神が神話の中に登場している。
一般的には優しいというイメージがある「女神」であるが、インド神話に登場するカーリーは殺戮を好む戦いの女神であり、恐ろしい存在の女神もいる。
↓参考まで
- 作者: メアリー シャピロ
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 1987/08
- メディア: 大型本
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