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ケータイ刑事銭形愛19話[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]

2回目となる「銭形愛」の第19話「みんなは聴いていた ~ラジオ公開生放送殺人事件」の「裏ネタ編」は、被害者がそうだった「チェーン・スモーカー」についてと、得意としていた「駄洒落」について、五代さんも語りかけていた視聴者のことである「リスナー」について、そして物語の冒頭で五代さんとちゃんが口にしていた「ポテトフライ」について記します。

尚、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

チェーン・スモーカー」:喫煙者の中でも、一日に吸うタバコの本数の多い人のことを「ヘビースモーカー」(Heavy Smoker)というが、その中でも、タバコを間断なく吸う人のことをいう。尚、一日に吸うタバコの本数のどこから上が「ヘビースモーカー」で、更にどこを越えると「チェーン・スモーカー」というのか、という基準は特にないが、ヘビースモーカーよりもチェーン・スモーカーの方が一日のタバコを吸う数が多いとされている。(一日に一箱(=20本)以上吸うようだと「ヘビースモーカー」と言われるようですが...)

語源は、短くなったタバコの火を、次のタバコに点け、タバコを吸い続けることから、「連鎖喫煙」という意味でこのように呼ばれるようになった。尚、英語では「Chain Smoker」という。

この物語では、被害者が「ヘビースモーカー」ではなくて「チェーン・スモーカー」だったことからちゃんは事件を解決する糸口になった(「ヘビースモーカー」であれば、必ずしもちゃんの説明は成り立たない。)が、こういう所は「ケータイ刑事」らしい言葉の意味を正しく使った物語であります。

駄洒落」:言葉遊びの一つであり、同音異義語を使った言葉を掛けたもののことを言う。広く言うと「洒落」の一つであるが、つまらないものという意味の「駄」が頭に付けられているのは、言葉遊びという言葉の文化を認めない立場の人たちから、つまらない洒落、不味い洒落という意味で、蔑視したような意味合いがあるためでもある。

言葉は生きものであり、常に変化していくものであるため、ジェネレーション・ギャップによって間隔が違うと、軽蔑した目で見るという傾向があるが、それを象徴しているものが「駄洒落」である。同年代の人の間であれば話が噛み合うが、世代が異なると話が噛み合わない場合もある。また、'90'sになって団塊の世代と'60's生まれで'80'sに青春時代を過ごした「新人類」と呼ばれた世代との間でのカルチャーギャップから、「オヤジギャグ」と呼ばれるようにもなり、「駄洒落」の中でも中高年世代が口にするものを「オヤジギャグ」呼ぶようになり、子供たちが口にする「駄洒落」とは分けて呼ばれるようになる。が、いつしか「くだらない」「つまらない」という蔑視した意味合いのもの全体を「オヤジギャグ」と呼ぶようになっている。

尚、英語では「Pun」という。(同音異義語による駄洒落のことを指していて、「オヤジギャグ」という意味合いの蔑視したような意味合いではない。)

リスナー」:英語では「Listener」、すなわち「聴く人」のことである。一般的には音楽を聴く人のことを言うが、特にラジオ放送の聴取者のことを指して言う。(テレビ放送では映像を見るということから、例え画面を見ていなくて音声だけを聞いている人であっても「視聴者」と呼ばれ、「聴取者」とは言わない。)

ラジオ放送局によっては、「リスナー」と呼ばずに放送を聴く仲間ということから「サウンドフレンド」「ラジオフレンド」という呼び方をしている所もある。

ポテトフライ」:「フライドポテト」と呼ばれることもある。ジャガイモを短冊状にカットして、それを油で揚げた料理である。尚、「ポテトフライ」も「フライドポテト」も和製英語であって、(アメリカ)英語では「French Fries」または「French Fried Potatos」と言い、(イギリス英語では)「Chips」または「Potetp Chips」と言う。(日本でいう所の「ポテトチップス」は「Crisps」または「Poteto Crisps」と呼ばれており、別物である。)

(アメリカ)英語で「French」という言葉が入っているため、フランスで生まれた料理というイメージがあるが、ベルギーが発祥とされている。アメリカにこれを持ち込んだのがベルギーからの移民であったが、ベルギーはフランスの隣国であり、公用語の一つにフランス語があって、フランス語を話す人々が持ち込んだことからフランスと勘違いされたためである。(ベルギーの歴史は欧州各国に支配されてきた歴史でもあって、フランス領だった時代もある。また、A・クリスティの生み出した名探偵・エルキュール・ポアロはベルギー南部のフランス語圏の出身であり、フランス語訛りの英語を話すことから、フランス人と勘違いされるということが度々あるが、現実的にある一例ということである。)

料理の付け合わせという位置づけであり、主食になるものではないが、ベルギーでは主食に近い存在になっている。(ベルギーでは「フリッツ」と呼ばれている。)アメリカではハンバーガーの付け合わせとして知られていて、日本でも同様になっていて、ハンバーガーなどのファーストフードではセットのようになっている。

日本では、塩を振りかけたものが一般的であるが、ベルギーではマヨネーズを付けて食べるのが一般的であり、アメリカではケチャップを付けて食べるのが一般的である。また、最近ではポテトチップスで様々な味のものがあるが、それと同様に、様々な味付けがされたものもある。

 

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喫煙者のユーウツ―煙草をめぐる冒言

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↓一応、参考ということで

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(食べられません、玩具です。)

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