「INVISIBLE: THE CHRONICLES OF BENJAMIN KNIGHT」 [映画(洋画)]
表題の作品は1994年の映画「インビジブル」である。内容は透明人間ものであるが、有名なH・G・ウェルズの原作小説の映画化作品ではなく、SFアクション作品である。ただ、本作は日本では劇場未公開である。
作品データを記しておくと、時間は80分、監督はヨアキム・エルスガード、脚本はアール・ケントン、音楽はデヴィッド・アーケンストーンである。そして出演は、ブライアン・カズンズ、ジェニファー・ナッシュ、マイケル・デラフェミーナ、カート・ローウェンズ、デヴィッド・カウフマン、アラン・オッペンハイマー、アーロン・イペール、ジェイク・マッキノン、たちである。
脅威の物質・超伝導体が発見される。これを使えば姿が見えないメカを作ることが出来る。ドラゴ博士はその脅威の物質・超伝導体を独り占めしようと画策するが、発見者であるカール博士の娘ら撃たれて醜い姿になる。また、CIAの科学者・ウェイドは、ドラゴ博士との戦いで下半身不随になり、今ではバーチャル・リアリティで制御するロボットであるマンドロイドの開発に熱心になっていた。ドラゴ博士は超伝導体を奪うために無法集団を組織し、策を巡らせる。で、ドラゴ博士に通じていたザナの助手が超伝導体を奪い、ドラゴ博士は姿が見えないステルス戦士を生み出し暴れまくる。これにウェイドが開発したバーチャルリアル戦闘ロボットが絡んで、激しいアクションが展開する...
アイデアは面白いのだが、B級作品の範疇であって、作りとしてはちゃちな所が垣間見られる。日本では劇場公開とならなかったのも納得出来る所である。ただ、前半と後半では随分と雰囲気が変わり、後半はアクションが中心となり、B級作品としては頑張っている。
大作志向の方は見ないことでいいが、B級作品が好きという方は、琴線を擽るところがある作品であるだけに、一度は見ておきたいところであるが、ソフトとしては入手しにくいだげ...(かつてはLDでリリースされていましたけど...)
↓輸入版のLD
Invisible [Laser Disc] [Import]
- 出版社/メーカー: Image Entertainment
- メディア: Laser Disc
↓これとは関係ありません。
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