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ケータイ刑事銭形泪25話(2nd.12話)[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

6回目となる「銭形泪・2nd.12話」の「千里眼を持つ女 ~全てをお見通し殺人事件」の「裏ネタ編」は、この物語に出てきた鳥に関する事柄から、「鳥かご」についてと、「ジュウシマツ」「カナリア」について記します。

尚、約2年11ヶ月前のBS-iでの再放送時に記した本編について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

鳥かご」:鳥を飼うために用いられる籠のことである。漢字表記は「鳥籠」で、「とりこ」と言うこともあった。普通は針金で出来ているが、中には竹籤を使って作られたものもある。大きさは様々であるが、そんなに大きくないのが一般的であって、数十cmから60cm程度のものである。よって、大きな鳥ではなく、小鳥の飼育に使われる。(大きな鳥になると、専用のものを使う。(例えば、鳩になると「鳩舎」と呼ばれる鳩小屋が使われる。))

英語では「Birdcage」または単に「Cage」という。但し「Cage」には「檻」「捕虜収容所」「獄舎」という意味が強く、「Birdcage」には「独房」「小部屋」という俗語としての意味がある。→鳥を中心に考えると、鳥かごは自由に飛ぶことが出来ない閉じ込められた狭い空間であり、「独房」「檻」「捕虜収容所」「獄舎」というのは上手く言い当てているという気もします。

鳥かごの中に小鳥を入れて、外に持っていくこともあるが、普通は家の中に置かれる。軒下などに吊すことも一般的である。

ジュウシマツ」:漢字では「十姉妹」と表記する。(難読漢字の一つとしても知られている。)スズメ目カエデチョウ科の鳥であって、雀に似た小さい飼い鳥であり、愛玩用飼鳥として知られている。(雀よりもやや小さく)体長は10cmを越えたぐらい、翼長は5cm程度、色は白が地色で、暗褐色の紋がある。

毛並みによっていくつかの種類がいる。千代田、梵天、千代田梵天、中納言、大納言、キング、等がその種類である。

ジュウシマツは野生にいた鳥ではなく、人間の手によって作り出された鳥である。東南アジアや中国南部に生息するコシジロキンパラと、それ以外のカエデチョウ科の鳥とを交尾させて日本で作り出された品種である。また、性格もおとなしいということで、飼育がしやすい鳥として、初めて鳥を飼うというのに好まれる鳥でもある。(鳥籠から逃げ出しても、飛翔能力が低下しているので、遠くに逃げられない。)

また、子育ても上手い鳥であるため、カエデチョウ科の他の鳥の仮親としても用いられることが多い鳥でもある。

(アメリカ)英語では「Society Finch」または「Common Finch」、(イギリス)英語では「Bengalese」という。また、学名では「Lonchura Striata var. Domestica」という。

カナリア」:漢字では「金糸雀」と表記する。(やはり難読漢字として知られている。)また、カタカナ表記をした場合、「カナリヤ」と表記される場合もある。スズメ目アトリ科の鳥で、雀よりやや小さく、体長は10cmを越えた程度、翼長は20cm程度である。体色は黄色であり、愛玩用飼鳥として知られている。

原産地はアフリカ北西のマカロネシアに属するカナリア諸島(スペイン領)、マデイラ諸島(ポルトガル領)、アゾレス諸島(ポルトガル領)である。鳥の名前は原産地であるカナリア諸島の名前から来ている。この地域は(アフリカ)大陸と繋がっているのではなく、火山の噴火によって生まれた島々である。で、大陸と隔たれていることから、動物や植物は独自の進化をした固有種が豊富な所でもある。そういう所の原産の鳥であるが、現在では愛玩用ということで世界各地で飼育されている。また、飼育されていたカナリアが籠抜けをして野生化している所もある。

カナリアが世界中に広がっているのは、愛玩用として、色と鳴き声の美しさで人気があるということだけでなく、毒物に敏感であることから、鉱山や軍隊が毒ガス検出用の動物として使用したことも理由の一つである。(現在でも毒ガス検知用ということで使用している所がある。日本でも1995年の地下鉄サリン事件の時に、毒ガス検知の目的で使用されている。)→実験動物として、モルモットと共に多く使われている動物であり、実験動物の鳥というとカナリアというように、実験動物の鳥類代表というような存在でもある。

カナリアは体色が黄色いのが特徴であって、「カナリア色(カナリアイエロー)」と呼ばれる色は、ブラジルの国旗の黄色や、ブラジルのサッカー代表チームカラーとしても知られている。しかし、愛玩用ということで、姿形の品種改良(鳴き声を良くしようとすることを目的とした品種改良も別に行われている。)が行われたこともあって、現在では、白、赤、オレンジ色をした品種のカナリアも存在している。(最も知られているのは「レモンカナリア」と呼ばれる黄色い色のカナリアである。)

尚、「カナリア(Canaria)」というのは元々はポルトガル語、スペイン語である。英語では「Canary」といい、学名は「Serinus Canaria Linnaeus」という。

ちなみに、愛玩鳥として広く飼育されている鳥というと、「カナリア」「ジュウシマツ」「ブンチョウ」である。この物語では、その中から「カナリア」と「ジュウシマツ」が登場し、「ブンチョウ」は登場しなかったが、ここは「ブンチョウ」にも出てきて貰いたかったところでした。

 

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