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ケータイ刑事銭形泪26話(2nd.13話)[裏ネタ編]PART 1 [ケータイ刑事]

今週は「名曲探偵アマデウス」の放送がお休みということだったので、心置きなくピンチヒッター・ちゃんです。(来週は4週ぶりの新作となって、ファイルNo.037・チャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」、ゲストは上野なつひです。)


今回からの「銭形泪[裏ネタ編]」は通算で26話となる2nd.13話「さよなら、柴田さん ~無差別爆破事件」に突入です。(やっと2/3という所までやってきました。)初回となる今回は、サブタイトルにある言葉から「無差別」について、そして冒頭の爆弾捜索現場が「あじさい公園」だったことから「あじさい」について、この物語の見所である「爆弾処理」についてと「爆弾処理班」について記します。

尚、約2年11ヶ月前のBS-iでの再放送時に記した本編について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

無差別」:わけへだてて扱わないこと、差を付けて扱わないこと、特定のものだけを特別扱いしないことを言う。英語では「無差別に」という言葉として「Indiscriminate」と言う。(例えば「無差別大量殺人」は「Indiscriminate Slaughter」、「無差別テロ」を「Indiscriminate Terrorism」という。)

爆撃の場合では、軍事目標と民間人施設とを区別せずに爆撃を行うことを「無差別爆撃」と言い、「無差別大量殺人」は特に誰を殺害するのかを定めずに、(たまたまその場にいた人など)たくさんの人を殺害すること、「無差別テロ」は敵視している組織関係施設、または組織の人に限らずに無関係の民間人と区別せずに行うテロリズムである。これらは、その行為を行う人から見れば、「対象は誰でも良く、たまたまその場に居合わせた人が巻き込まれただけ」ということになる。それだけに、いつ何処で巻き込まれるのか分からない。

柔道などの「無差別級」は、各階級は体重別に分けられているが、その条件を設けず、誰でも出場することが出来る階級である。(一般には体重が重い階級、または最重量級の体重を超えている日とが出場しているが、最軽量級の選手が出場しても何ら問題はない。)

類義語として「無作為」という言葉があるが、「無差別」は人が意識して区別することなしという意味合いで、「無作為」は自然のままに、という意味合いがある。

あじさい」:漢字で表記すると「紫陽花」、英語では「Hydrangea」。ユキノシタ科の観賞用落葉低木であり、日本原産のガクアジサイを改良したものである。

生育すると高さは1~1.5m程度になり、光沢のある広卵形の淡緑色をした葉を持ち、周囲は鋸歯状をしている。初夏の時期に紫系の色をした花を咲かせる。また、その色は「青」から「赤紫」へと変化することから「七変化」と呼ばれることもある。

あじさいの花は「解熱薬」として、葉は「瘧」の治療薬として使用される。薬草でもあり、見た目も綺麗ななじさいであるが、実は毒性を有している。牛や山羊などの家畜だけでなく、人間が摂取すると中毒症状を起こすことがある。(過呼吸、興奮、ふらつき歩行、痙攣、麻痺などの症状で、重度になると死亡する場合もある。)薔薇は見た目で分かる棘を持っているが、これは見たら分かるが、あじさいの毒性は見ただけでは分からないので、注意が必要である。(特に、子どもだと、華を口に入れるということがありますので...)

また、「紫陽花(あじさい)」は初夏に花を咲かせることから、夏の季語でもある。

爆弾処理」:文字通り、爆弾が爆発しないように解体する措置のことである。また、「爆弾」というと、殺傷や破壊を目的とした爆発物の総称である。(英語では「Bomb」)色んな種類の爆弾が存在しているが、狭義の爆弾は航空機から投下して使用する炸裂弾のことである。

焼夷弾、毒ガス爆弾、細菌爆弾、照明弾、ナパーム弾、ボール爆弾など、その種類は多種であるが、構造は基本的に同じである。爆発物である爆薬と、爆発させるための起爆装置から構成されている。起爆装置を作動させて爆薬に点火するのだが、起爆装置が動作しないようにしてしまえば、その爆弾は基本的に爆発しなくなる。よって、爆弾処理は、起爆装置の動作を止めること、または起爆装置を解体することになる。(信管と呼ばれるものを外せば良い。→信管が動作すると、急速な化学反応が起こって爆薬が爆発する仕組みとなっている。)

尚、現在でも、時々、戦争中の不発弾が発見されることがあって、その処理が行われるが、そういう不発弾は、信管が動作したものの爆発しなかったものが大部分を占めている。

火薬を使った爆発物が爆弾であるものの、中には火薬を使用していない爆発物というものも存在する。これも爆弾と同様に爆発しないようにする処理が行われるが、爆弾と共に「爆発物」と呼び、その処理を「爆発物処理」と呼ぶのが一般的である。

現在、日本で「爆発物処理」を行うのは、自衛隊、または各道府県警察または警視庁に所属する機動隊爆発物処理班である。

爆弾処理班」:爆発物処理班の別名である。「爆発物処理」のことを「爆弾処理」と言うことから、その処理を行う担当者のことを指して言う言葉である。(基本的に、爆発物の処理は、万一に備えて、周囲の人の避難を行い、爆発物のある場所を立入禁止として、様々な装置を使って慎重に行われる。そのため、爆発物に直接触る人(=処理を行う人)は1人であっても、大勢の人数が関係することになる。よって、チームとして爆発物の処理を担うため、「班」と呼ばれる。

この物語では、爆弾を処理したのはちゃん、柴田太郎さんである(「ケータイ刑事」では、ちゃん、高村さん、柴田束志さんも処理を行っている)が、普通はちゃんや、柴田さんの立場の人は爆弾の処理を行わず、爆発物処理班に所属する専門家が対処することになるものである。しかし、本作はフィクションであり、主役またはレギュラー・キャラが行ってこそ、物語が栄えることになるので、よろしいかと...(現実世界では大問題になりますけど...)

 

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↓参考まで

不発弾処理 (1981年)

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