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MICHAEL JACKSON『GOT TO BE THERE』 [音楽(洋楽)]

マイケル追悼ということで、彼のアルバムを取り上げます。で、彼のソロ・シンガーとしてのキャリアの原点であるソロ・デビュー・アルバムです。

表題のアルバムは1972年1月に発表された彼の1st.ソロ・アルバムである。1971年に先行して発表されたシングル『Got To Be There』を含むアルバムであり、当時のマイケルは13歳の少年であった。シンガーとしてはJACKSON 5のメンバーとしてデビューをしているが、ソロ・シンガーとしてのキャリアは本アルバムからスタートしたことになり、「King of Pop」と呼ばれるマイケルの原点と言っても良いアルバムである。但し、全米No.1ヒットとなった1972年の名曲『Ben』は本アルバムではなくて2nd.アルバムに収録されている。

Billboardでは最高位14位を記録して、1972年の年間アルバム・チャートでも91位にランクインしている。また、イギリスでは最高位37位を記録している。13歳の少年のソロ・デビュー・アルバムということを考えると、JACKSON 5のリードボーカルというキャリアがあったとは言っても、この成績は凄いところである。また、後の超メガ・ヒットを連発することを予感させるチャート成績であったと言うことも出来る。

収録曲は以下の全10曲である。『Ain't No Sunshine』『I Wanna Be Where You Are』『Girl Don't Take Your Love From Me』『In Our Small Way』『Got To Be There』『Rockin' Robin』『Wings Of My Love』『Maria (You Were The Only One)』『Love Is Here And Now You're Gone』『You've Got A Friend』。

この中からシングル・カットされたのは4曲である。先行シングル『Got To Be There』はBillboardで最高位4位、イギリスでも最高位5位を記録している。2nd.シングルの『Rockin' Robin』はBillboardで最高位2位(1972年の年間シングル・チャートでは41位)、イギリスでは最高位3位を記録している。『I Wanna Be Where You Are』はアメリカのみのシングルで、Billboardで最高位16位を記録、『Ain't No Sunshine』はイギリスのみでのシングルで、最高位8位を記録している。

本アルバムからのお薦め曲は、TOP 5入りをした2曲のシングル『Got To Be There』と『Rockin' Robin』、更に『I Wanna Be Where You Are』『Maria (You Were The Only One)』、そしてカヴァー曲である『Ain't No Sunshine』『You've Got A Friend』をピックアップしておく。

本アルバムは13歳の時に収録したものであるため、マイケルの声もまだ少年のものである。また、サウンドの方もポップ寄りとはいうものの、モータウン・サウンドらしいR&B、ソウルである。「OFF THE WALL」以降の彼のサウンドとは違ったものであって、JSCKSON 5の延長線上にあるものと言った方が本アルバムにはあっているが、それでもマイケルのソロとしての原点であるだけに、聴いておきたい所である。(おそらく、追悼企画ということで、本アルバムも再発されることでしょうし...)

 

Got to Be There

Got to Be There

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal International
  • 発売日: 2006/01/09
  • メディア: CD

Got to Be There

Got to Be There

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Motown
  • 発売日: 1992/03/09
  • メディア: CD

ガット・トゥ・ビー・ゼア

ガット・トゥ・ビー・ゼア

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2005/05/25
  • メディア: CD

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