野球狂の詩#4 [アニメ]
第4話から岩田鉄五郎の声が納谷悟朗に変わり、ここからは最後の25話までは同じ顔ぶれで続いていくことになる。が、鉄五郎の声と言うとやはりこの人だと思います。
物語の方は、勇気と鉄五郎が2軍に行き、メッツは15連敗という泥沼に陥り、五利監督が勇気を迎えに2軍の様子を見に行くと、野球の練習ではなくてボーリングの練習に励んでいて、「プロボウラーに転向か？」という記事が飛ぶ所まででした。
原作漫画が書かれた少し前には「ボーリング」のブームがあり、その後は小さいながらも何度かの小ブームがあったとはいうものの、現在では「ボーリング」って、懐かしいものというイメージが強くなっている。メッツのオーナーは、勇気のプロボーラー転向で、再びボーリング・ブームに火をつけると意気込んでいたが、時代を感じさせてくれるところでした。
ところで、五利監督は車で帰宅したが、家の前に車を駐めたたげだったが、あのまま車を駐めっぱなしにするのでしょうかねぇ？そのままだったら近所迷惑になるだけです...
今回の物語でのエラーは、やはり試合中のスコアボードでありました。中日戦で複数回あるが、1回裏のメッツの攻撃が終わり、2回表の駐日の攻撃なのに、スコアボードは1回裏に数字が入っていないのをはじめ、そこから先に試合が進んでも、この状態のスコアボードが再び出てきていました。
また、これはエラーとは言えないが、メッツが連敗を重ねていき、観客がグランドに色んな物を投げ込むシーンで、ある観客は座布団ばかりを投げていて、別の観客は空き缶ばかりを投げていて、ということで、同じ人物は同じ物ばかりを投げていたが、座布団って、そんなにたくさんあるものなのでしょうかね？（移動して投げ込むのならともかく、同じ位置にいて投げ続けるなんて、座布団が絶対なくなっているでしょうに...）
30年前の作品であるため、エラーがあっても今更修正することは無いのは分かりきっているが、エラーを見つけてギャグのつもりという感覚で楽しむのもまた一興ですね。
それにしても、阪神には力道や王島、沢村という本作で生まれた架空の選手が登場するのに、今回の物語でメッツと対戦した中日と大洋にはそういう選手が出てこないのは、ちょっと寂しい所です。が、中日の谷沢、大島、星野、マーチン、大洋の平松というのは、懐かしい名前です。→現在の感覚から考えると、往年の名選手の名前であるが、これだけでも立派なフィクションという気がするのでしょうね...
- 出版社/メーカー: デジタルサイト
- メディア: DVD
野球狂の詩 水原勇気編 1 新装版 (講談社漫画文庫 み 1-47)
- 作者: 水島 新司
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/02
- メディア: 文庫
野球狂の詩 水原勇気編 2 新装版 (講談社漫画文庫 み 1-48)
- 作者: 水島 新司
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/03/12
- メディア: 文庫
野球狂の詩 水原勇気編 3 新装版 (講談社漫画文庫 み 1-49)
- 作者: 水島 新司
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/04/10
- メディア: 文庫
↓一応、こういうものを...
劇的にスコアがのびる! ボウリング絶対上達 (LEVEL UP BOOK)
- 作者: 矢野 金太
- 出版社/メーカー: 実業之日本社
- 発売日: 2008/01/18
- メディア: 単行本
- 作者: 名和 秋
- 出版社/メーカー: 西東社
- 発売日: 2008/07
- メディア: 単行本
- 作者: 山本 幸治
- 出版社/メーカー: ナツメ社
- 発売日: 2008/04/11
- メディア: 単行本（ソフトカバー）
コメント 0