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「JACKNIFE」 [映画(洋画)]

表題の作品は1989年の映画「ジャックナイフ」である。2人のベトナム帰還兵の友情と再起を、一人の女性の愛を交えて描いた人間ドラマである。派手な所は無いが、ベトナム戦争の心の後遺症を上手く描いた作品であり、主演のR・デ・ニーロが流石という演技を見せている。

作品データを記しておくと、時間は103分、原作と脚本はスティーヴン・メトカーフ、監督はデヴィッド・ジョーンズ、撮影はブライアン・ウェスト、音楽はブルース・ブロートンである。そして出演は、ロバート・デ・ニーロ、エド・ハリス、キャシー・ベイカー、チャールズ・ダットン、エリザベス・フランツ、トム・イスベル、ロードン・ウェインライト三世、たちである。

ベトナム帰還兵であるデイヴは、今もその後遺症に悩んでいて、いつものように酒浸りになっていた。鱒釣りが解禁となる日の朝、そんなデイヴの元に、ベトナム時代の戦友・ジョゼフがやってきた。そして、彼に誘われるまま、妹・マーサの3人で釣りに出掛けた。それ以後、ジョゼフは度々デイヴの前にやってくるようになる。が、デイヴは殻に閉じこもったままだった。やがて、ジョゼフとマーサは惹かれあうようになり、ジョゼフがマーサに、ベトナム時代のデイヴに起こったことを打ち明け、自分がそれを乗り越えた方法を告げた。しかし、妹がジョゼフと付き合っていることを知ったデイヴは益々荒れるようになる。ある日、ジョゼフが、ベトナム帰還兵のグループ療法にデイヴをつレテイクが、そこを飛び出してしまうデイヴ。そんな中、ジョゼフとマーサはプロムに出席する。そこに酔ったデイヴが現れて大暴れをする。ジョゼフは暴れるデイヴを捕まえると、ベトナムでの真相を語り、デイヴは変わった、その夜、デイヴはマーサに、自分が間違っていたことを認め、生まれ変わったように立ち直ったのだった。一方、ジョゼフはこの町を去っていこうとしていたが、デイヴがグループ療法で語っている姿と自分の姿を重ね合わせると、マーサと共に生きていく決意した。

ベトナム戦争の後遺症を扱った作品は、色々とあり、本作もそんな中の1つである。少し重い作品であるが、人間ドラマということではじっくりと見たい所である。特に、デ・ニーロは言うまでもないが、エド・ハリスも良い演技をしている作品である。

 

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