ケータイ刑事銭形命1話(感想)+2話予告 [ケータイ刑事]
遂にスタートした待望の7代目ケータイ刑事・銭形命。「銭形海」の時のように、2段構成で記していこうと思います。放送直後に記すのは、感想を中心としたもので、内容については後日(多分、火曜の一番になるはず。)の方に記します。
7代目は、雷と海の妹で、分家シスターズの三女・命(めい)。(→発音の方は良いのだが、この漢字は、やっぱり人名とは思えません...)三女なので赤リボンであるが、TVシリーズの赤リボンで階級が「警視正」ということ、17歳という年齢というのは初めてですね。(赤リボンの舞、零のTVシリーズでは共に「警視」で、舞は16歳、零は13歳でした。)また、TVシリーズにおいての赤リボンの夏服というのも初めてです。(「M1」の舞、零、「M2」の零は夏服でしたけど...)
また、命は零よりも年下(1学年下)なので、零よりも年齢が下のケータイ刑事が7代目でようやく誕生しました。(但し、「ケータイ刑事」として活躍したのは零は中1だったので、在任中ではあくまでも零が最年少です。)
そして、今までは本家四姉妹も、分家姉妹も、姉妹とは思えないほど似ていなかったが、命は外見上で海の妹に見えるが、こういうのも初めてです。(ただ、リボンの色が違うことを除くと、遠目だったら、海に見えないこともない。)
まずは、放送フォーマットについて。主題歌の時間が結構長くて、提供部分を含めて2分8秒ということは「雷・2nd.」並ということになり、歴代のシリーズの中では最も長くなる。また、「銭形命、17歳。…」というナレーションは冒頭ではなく、ワンフレーズ歌ってから30秒過ぎになってからということで、「愛」「泪」のパターンではなく、「舞」「零」「雷」「海」のパターンでした。
ロゴにハートマークが入っているが、これがどう「命」と関係するのかと思っていたのだが、1つではなくて4つ集まると四葉のクローバーになるということで、色々と考えているようです。また、OPが森を意識していたが、「緑」「新緑」「生命」と繋げて考えればということのようですね。が、ちょっといちゃもんをつけると、OP主題歌の歌詞では「女神」と歌っているが、OP映像の登場の仕方は「女神」ではなくて「森の精霊」、「妖精」というイメージがするのですけどね。
また、先週までの「恋とオシャレと男のコ」での(天然ボケ・キャラの)あずさとは180度違うIQ180の命ということだが、髪型の違いと、青葉台学園の制服によって、ボケ・キャラは全く感じることはありませんでした。→岡本あずさの(役者としての)成長を見ていくことになるが、キャラの違いの演じ分けが出来ているということで、第一歩は合格ですね。(まあ「東京少女・岡本あずさ」でキャラの演じ分けについては経験していると言えますが...)
第1話はお馴染みの林誠人先生による物語であり、お約束に満ちた物語です。「サックス刑事登場! ~セブンティーンクイーン殺人事件」という物語であるが、「○○刑事登場」というタイトルは、第1話ではお馴染みです。
そして、第1話にはクイーン・宝積さんはお馴染みであるが、「命(・1st.)」は「零・2nd.」以来となるクイーンが1話と2話に連続して登場するということで、やってくれます。(宝積さん、レギュラー・キャスト以外では「ケータイ刑事」シリーズ最多出演であるが、ますます記録を伸ばしてくれます。→全13話の舞よりも、既に出演本数は上回っています。)
まずは、松山さんがどうやってパプア・ニューギニアから戻ってきたかであるが、柴田さんの言葉にあった「現地の人よりも黒くなって国外追放になった」ということだったら、泪ちゃんと別れた高村さんがシベリアに行ったが、KGB長官の娘に手を出して国外追放になったが、それに続いて2件目の「国外追放」になりますね。ただ、色が黒くなっただけで国外追放というのはネタにはなるが、その影に何か隠されている気がします。
「東京少女・岡本あずさ」や「恋とオシャレと男のコ」では、あずさはどちらかというと色が黒い方と感じたが、松山さんが相棒だったら、色白に見えます。(まあ、こういう所は「海・3rd.」でも感じたところであるが、命はシリーズで初めて「妹」に見えるだけに...)
そんな中、命ちゃんから「お姉ちゃまたち」という言葉は出てきたが、海ちゃんが現在どうしているのかの言及が無かったですね。雷お姉ちゃまはまだフィンランド・ムーミン谷署にいるのかということも気になりますが、海ちゃんは全く音沙汰無しと言うことになっちゃいますが...(タキシード刑事・シンさんを追って韓国・ソウルに行ったとか?)
命ちゃんと松山さんのファースト・コンタクトは、公園でサックスの練習をしている命ちゃんの側に松山さんがいたという形だったが、これは「海・2nd.」の海ちゃんと五代さんのファースト・コンタクトの逆パターンです。(五代さんがエア・ピアノをしていた。)それにしても、またも『イケナイ恋』が出てくるなんて、ちょっと引っ張りすぎの様な気がしますが...
クイーンが登場という物語で、クイーンが死体で発見されなかったら、その時点で犯人はクイーンというのは分かりきっていることであり、ネイルに「星」を付けていたことでもしっかりとアピールしていたので、犯人捜しではなく、トリックを楽しむという物語であるが、まあ大きく予想から外れることも無く、意外性に富んだものではなかったが、最初の物語としたらこういう所でしょうかね。(「ケータイ刑事」の第1話は、シリーズのお約束を楽しむための物語である。)
で、今回のクイーンは「セブンティーン・クイーン」だったが「永遠の17歳」と自ら口にするのは凄い所です。しかも、セーラー服まで着ていた宝積さん。無理があるのは分かっているが、こういう姿を見せてくれると、やはり「東京少女・宝積有香」を見たかったという気持ちが蘇りました。そして、「永遠の」という台詞から、「永遠に10歳」である、あの生意気な検事正・多摩川ドイルのことも思い出しました。「海」では睦月さんの脚本が無かったこともあり、ドイルくんは出てこなかったが、またまたドイルくんを見たい所です。そして、17歳に拘るということで、宝積さんには2代目小銭形パイを襲名して、またまた何かをやらかしてもらいたいですね。
次回は「壊された駄作! ~陶芸家クイーン殺人事件」という物語で、クイーン・宝積さんがまたも登場です。が、次回予告を見た限りでは、クイーンは殺されていなかったので、どうやら2週続けての犯人のようですね。こういうことって、普通では考えられないキャスティングですが、15ヶ月のブランクを埋めるかのように、いきなりやってくれます。身につけていたアクセサリーからも、クイーンが犯人ということを示していたが、やっぱりトリックを楽しむための物語ですね。
ところで、「銭形命・ナビ」の放送は無かったが、今のところは「ロック⑥オン」でも「銭形命」は流れていません。まあ、既に6作のTVシリーズと2本の映画があるシリーズであるので、知名度はある程度になっているとは言っても、もっと力を入れて宣伝するべきでしょう。(これも、社名が変わってから呆けちゃった印象を与えている所の一つです。)
とりあえず、こういう所にしておいて、追加は火曜(予定)の方に示すことにします。
ところで、来週からは「恋とオシャレと男のコ」と同様に、14:00からは本放送から一週遅れで再放送がある。前作は「ワンシーンワンカット」ということで途中にCMが入らない形となった再放送は価値があったが「銭形命」では「途中にCMが」ということは関係ない構成であるが、OPと次回予告の所に提供のDocomoのロゴが出ないことを考えると、保存版は再放送の方を録画するべきですね。(一応、ニュース速報や地震速報、気象情報のテロップが出た場合に備えて、本放送も録画しておきますけど...→あとから部分的に差し替えて保存版を作ることになる。)
↓雷お姉ちゃまと海お姉ちゃま
↓本家四姉妹
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