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MARC COHN『MARC COHN』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1991年に発表された彼のデビュー・アルバムである。グラミー賞で最優秀新人賞を受賞することになる彼は聴かせてくれるタイプのシンガー・ソングライターである。が、グラミーの新人賞を受賞したシンガー・ソングライターって、何故か大成しないで一発屋というのが多いのが不思議なところである。(彼も、デビュー曲の『Walking In Memphis』の一発屋という印象が...)

尚、本アルバムはBillboardのアルバム・チャートで最高位38位を記録していて、デビュー・アルバムということを考えると、まずまずのチャート成績を残した。(が、現時点までで彼の発表したアルバムの中では最もセールスが大きかったアルバムになっている。)

収録曲は以下の全11曲である。『Walking In Memphis』『Ghost Train』『Silver Thunderbird』『Dig Down Deep』『Walk On Water』『Miles Away』『Saving The Best For Last』『Strangers In A Car』『29 Ways』『Perfect Love』『True Companion』。

この中からシングル・カットされたのは6曲あり、最初の3曲が大きなヒットとなっている。この曲のヒットでグラミーを獲得した『Walking In Memphis』はBillboardのシングル・チャートで最高位13位を記録するヒットになっている。続く『Silver Thunderbird』は最高位63位、『True Companion』は最高位80位を記録している。その後の3曲『29 Ways』『Ghost Train』『Strangers In A Car』は、特にチャートインすることもなかった。

お薦め曲は、彼の代表曲である『Walking In Memphis』とシングル・ヒットを記録している『Silver Thunderbird』、そして本アルバムの中で唯一の彼の作ではない『29 Ways』、そして『Ghost Train』『Walk On Water』という所をピックアップしておく。

'80's終盤にはワールド・ミュージックが世界的に注目されて、人気が出たが、その反動もあって、'90's初頭のカントリー・ブームをはじめとして、原点回帰という傾向が見られたが、じっくりと聴かせてくれる彼のボーカルは、どことなくソウルフルであり、良い味を出してくれている。じっくりとボーカルを聴きたいという方にお勧めの一枚である。

 

Marc Cohn

Marc Cohn

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Rhino
  • 発売日: 2007/04/24
  • メディア: CD

Marc Cohn

Marc Cohn

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Atlantic
  • 発売日: 1991/02/12
  • メディア: CD

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