ケータイ刑事銭形愛26話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]
「銭形愛」の最終話・第26話「さらば相棒 ~五代刑事殺人事件」についての「裏ネタ編」も4回目となるが、今回は五代さんが愛ちゃんに奢ろうとして名前が出た「もんじゃ焼き」について、犯人から呼び出されて愛ちゃんが出向いて行った「喫茶店」について、そしてその喫茶店の名前が「ブラジリア」という名前だったので「ブラジル」についてと「ブラジリア」について記します。
尚、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。
「もんじゃ焼き」:小麦粉を緩く溶き、それを鉄板で焼きながら食べる料理である。粉ものの一つであり、東京の下町(月島)を初とした関東地方で広く親しまれている料理である。(料理であるが、主に間食として食べられているものである。)
お好み焼きとの違いは、これが原形になったとされているが、小麦粉を溶かす水の量が多く、汁にソースなどの調味料を一緒に混ぜ込んでいる所である。(これが「もんじゃ焼き」の特徴でもある。)
名前の由来は、鉄板で焼くときにタネで文字を書いて楽しんだことから「文字焼き」と呼ばれていたものが転じてこのように呼ばれるようになったとされている。
また、他の呼び方として「ぼったら」「ぼった」と呼ぶ所もある。また「もんじゃ焼き」を「もんじゃ」と略して呼ぶのも一般的である。
「喫茶店」:コーヒーや紅茶などの飲み物と、菓子、果物などの軽食を提供する飲食店である。(尚、飲み物の中に酒類は含まれない。→法律で、喫茶店営業に「酒類以外の飲み物」という規定がある。)
略して「茶店(さてん)」と呼ばれているのが一般的であるが、最近では「カフェ」と言う言い方も広まっている。
「喫茶店」と言うと「コーヒー」というイメージがあるが、コーヒーではなくて「紅茶」を中心にする店もある。また、日本茶を中心とする店もある。これらも全て「喫茶店」であるが、コーヒー中心の店舗を「コーヒーショップ」、紅茶が中心の店を「ティーハウス」、日本茶が中心の店は「茶店(ちゃみせ)」または「茶屋(ちゃや)」と言うように区別して呼ばれることもある。
よく誤解されていることとして、喫茶店は「喫煙できる場所」であり「茶を提供する店」ということがあるが、「喫茶」という言葉は「茶を飲む」という意味であり、「喫茶」の「喫」は「喫煙」を意味しているのではない。そのため、最近の分煙の広がりによって、完全に禁煙という喫茶店も存在する。しかし言葉に語弊があるものではない。
また、「喫茶店」というと「モーニングサービス」も独特のものである。「モーニングサービス」は何と言っても中京地区であり、コーヒー1杯の値段でトーストやゆで卵が付いてくるというのが特徴である。(開店から朝10時、または11時までというのが一般的。)中京圏以外でも「モーニングサービス」は行われているが、朝の時間限定メニューがあるというものが一般的であり、コーヒー1杯の値段でというものではなく、中京圏の「モーニングサービス」とは内容は異なっている。(一応、割安のセットメニューということになる。)
人との待ち合わせ場所としたり、外回りの営業マンが一休みするのに利用したり、と言うように様々な形で利用されている。また、「音楽喫茶」として店内で音楽をかけることに特徴としている喫茶店などもある。
「ブラジル」:正式国名は「ブラジル連邦共和国」。感じでは「伯剌西爾」と記す。(略す場合は「伯」と記す。)南アメリカ大陸に位置して、南米では最大の面積、人口、経済力を持つ国である。(面積と人口は、共に世界で第5位である。)面積は約850万平方キロで、日本の約22.5倍、人口は約1.9億人で、日本の約1.5倍である。
元はポルトガル領であり、1822年に独立を果たした。公用語はポルトガル語であり、南米で唯一ポルトガル語を使っている。(とは言っても、南米諸国の人口は4億人弱であるため、南米の約半分ということになる。ちなみに面積も南米大陸の約47%を占めている。)
1822年にポルトガルから独立してブラジル帝国となり、リオデジャネイロを首都とした。1889年に共和制に移行、1930年に革命が起こり、1945年に軍事クーデターが起こるというように、政情不安な時期が続き、軍事独裁政権から民政に移管されて現在に至っている。尚、1956年に就任したジュセリーノ・クビシェッキ大統領が遷都を決定し、1960年から首都が内陸部のブラジリアに移ることになった。
北部はアマゾン川の流域で熱帯雨林の低地、中央部は高原地帯、南東部が最も開発された地域となっている。主な産業は、世界一のコーヒー生産高の他、トウモロコシ、綿花、サトウキビ、キャッサバなどの農業、豊かな鉱物資源に恵まれていて、鉄鋼、機会、自動車などの工業がある。
主な都市は、(南米最大の人口の)サンパウロ、かつての首都のリオデジャネイロ、首都のブラジリア、アマゾン河口のベレン、中流のマナウスなどがある。
「ブラジリア」:1960年からブラジルの首都となった都市である。それまでは何もない高原地帯(標高約1000m)に都市計画によって建設された計画都市である。1956年に計画が発表されて、約3年半で建設され、1960年に完成し、リオデジャネイロから遷都されて首都になった。
都市の形は上空から見ると、飛行機が羽根を広げた形になっている。飛行機の機首の部分には国会議事堂や行政庁舎、最高裁判所があって、羽根の部分が高層住宅地と各国の大使館が設置されている。また、ブラジリアはその都市の設計が世界遺産登録基準を満たしたと見なされ、登録されている。(設計したのはブラジル人建築家のルシオ・コスタである。)
ブラジリアは完全な行政都市であって、これという産業もない都市であるが、現在では人口が240万人にまで膨れている。
尚、ブラジリアの建設によって、ブラジル内陸部の開発が進んだという良い点がある一方で、莫大な建設費がブラジルの国家財政に大きな負担となり、1970年代から1980年代にかけてのブラジル経済不振と高インフレの大きな原因となったとされている。→何をするにも良い所と悪いところがあるということである。100%の成功とは言い難いが、成功か失敗かと言われると、現在では一応は「成功」の方が部があるとされている。
↓参考まで
TOKYO & KYOTO隠れ家喫茶店案内 (MARBLE BOOKS)
- 作者: 塩澤 幸登
- 出版社/メーカー: マーブルトロン
- 発売日: 2005/06
- メディア: 単行本
喫茶店(カフェ)百科大図鑑―ぼくの伯父さんのスクラップブック
- 作者:
- 出版社/メーカー: ギャップ出版
- 発売日: 2002/10
- メディア: 単行本
B21 地球の歩き方 ブラジル 2008~2009 (地球の歩き方)
- 作者:
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/11/03
- メディア: 単行本
ブラジルのことがマンガで3時間でわかる本―BRICsの一角で注目される (アスカビジネス)
- 作者: 吉野 亨
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- 発売日: 2006/05
- メディア: 単行本
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