「JAGUAR LIVES!」 [映画(洋画)]
表題の作品は1979年のアメリカ映画「ジャガーNo.1」である。国際テロリスト組織の壊滅のために戦う男のアクション作品である。また、本作には「007」シリーズでお馴染みの顔ぶれが集まっているということもお楽しみである。(ブロフェルド、ドクター・ノオ、スカラマンガに、XXX(アニタ)たち。)
作品データを記しておくと、時間は97分、監督はアーネスト・ピントフ、脚本はヤボ・ヤブロンスキー、撮影はジョン・カブレラ、音楽はロバート・O・ラグランドである。そして出演は、ジョー・ルイス、バーバラ・バック、クリストファー・リー、ウディ・ストロード、ドナルド・プレザンス、ジョン・ヒューストン、キャプシーヌ、ジョセフ・ワイズマン、ゲイル・グレインガー、たちである。
コロラドの山奥の牧場に住んでいるジムは、かつて「ジャガー」というコードネームを持つ元スーパー・エージェントだった。そんな彼の元に、ある日、アンナという美しい女が訪れて、ジムに再び組織に戻るように頼む。アンナは、大統領直轄のBIG CATSという機関の諜報部に属していて、国際的な陰謀を防ぐために動いていたのだった。最初は尻込みするジムだったが、再び組織に戻る決意をしたジム。そして、世界各国の指導者暗殺を企む「第四世界」という暗殺集団のボス・エステバンを消すという指令を受けてエルサレムに飛んだ。しかし、エステバンの正体は不明で、唯一の手掛かりである投獄中のコブリンツと接触するが、得られた情報は、次のターゲットの名前だった。が、彼は第四世界のメンバーであって、仲間の裏切りによって狙われているのだった。更に、大富豪の息子の誘拐事件に絡んでいるという情報から、エステバンを追っていく。ローマ、東京を経て、スペインで暗黒街のボスたちが集まる会議が行われるということで、スペインへ。そしてジムと第四世界との最後の死闘が繰り広げられる...
空手を中心とした巻くションシーンは迫力満点である。また、物語の舞台も世界8都市を巡っていて、力が入っている。が、B級作品という雰囲気もあって、この辺りが独特の味を出している。娯楽作品と言うことでは一応合格と言えるが、大作志向の方にはちょっと辛いところがある作品でもある。(そのために、「007」出演者が多いという所に目を付けた筆者です。)尚、かつてはLDでリリースされていた本作だが、DVDはリリースされていないため、現在ではなかなか目にすることの出来ない作品になっている...
↓本作のソフトが無いので、「007」出演者の作品を拾っておきます。
007は二度死ぬ (アルティメット・エディション) [DVD]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- メディア: DVD
私を愛したスパイ (アルティメット・エディション) [DVD]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- メディア: DVD
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