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ケータイ刑事銭形命3話(感想)+4話予告 [ケータイ刑事]

二段構成で記している「銭形命」まずは簡単な感想と次回予告を見た範囲からの思ったことを記します。第3話の物語は「猛スピードで移動する死体! ~競輪選手殺人事件」ということで、クイーンの登場しない初めての物語となりました。

銭形姉妹は自転車(マウンテンバイク)を使っているが、事件においてこれが使われることは滅多にないのだが、今回は珍しく自転車を物語に絡めていたというのが特徴でした。(単に、冒頭やラストで乗るだけではないということです。)でも、元競輪選手の自転車と、女子高生の自転車とでは、結構差があると思うのですけどね...

そんな中、横断歩道橋を自転車に乗ったまま降りていた命ちゃん。「・1話」ではお姉ちゃまがこれをやって、長さんに怒られていたが、今回はそういうことも無かったのはちょっと残念でした。(後に繋がる仕込みが出来たのですけどね...)

松山さんの珍推理はお約束だが、どうせ解決できないトンチンカンなものなのは分かっているが、口上まで語らせて、結局は恥をかくと言うのは五代さんや高村さんとの違いということになるが、折角口上を言わせたのだから、もう少し松山さんを格好良く見せてあげても良かったと思いました。(五代さんの「純な心で豆を撒く。…」、高村さんの「ボトルの裏にはラベルの影。…」と比べると松山さんの「命短し、恋せよ乙女。…」もその時の相棒の口上をベースにしているが、個人ネタが強くなっていて、ちょっと違和感を感じますけど...)

流石に3話続けてということをしなかったのは、警察手帳を見せる所で、今回は間違えなかったが、「いけない、こっち」と訂正しただけで「あっ、間違えた」という台詞は口にしてないちゃんにこの台詞を言って貰いたい所です。

「東京少女・岡本あずさ」の時に、あずさが左利きということが分かっていたが、今回の物語ではホワイトボードに文字を書く所でサウスポーという所をしっかり見せてくれたちゃん。(本家四姉妹でも左利きは四女・ちゃんだけなので、ちゃんは2人目の左利きと言うことになる。→岡本あずさには他の7代目候補と思われた人たちの中で「左利き」という特徴があっただけに、「東京少女・岡本あずさ」を見たときに、何となく銭形を襲名しそうと感じた筆者でした。)で、今後はこの「左利き」ということを活かした物語を見たい所です。(例えば「・12話」や「・1st.3話」などがある。但し、「・2nd.」ではトリックを見破るのに利き腕の違いということが多用されたが、そのように使うのはご遠慮願う所である。)

今回の物語でも、トリックについては直ぐに気づいてしまい、案の定だったが、「死体移動」というのは「・1話」から始まって、本当に多いですよね。しかし、死因が絞殺であって、しかもあんな場所で死体が発見され、午後8時が死亡推定時刻というのは、ちょっと不自然だと感じてしまいます。田舎だったらともかく、港区赤坂で午後8時といったら、普通は人通りがあるはずである。例え人通りの少ない裏路地であっても、「午後8時」だったらと感じるところです。しかも、倒れた衝撃で壊れる腕時計というのも、飛び降り自殺ならともかく、その場に倒れただけというのはねぇ...→こういう場合は、これらが後に繋がるネタフリになっているのが普通なのに、今回はそう言う所も無かったのが残念でした。

そんな中、良かったのは、被害者の頬の痕について、命ちゃんが忘れていて「しまった~」と胃って頭を抱えた所ですね。(→結局これも計算されていたとはいうものの、銭形が詰めの部分で(かませだったとは言っても)このようなミスを口にするというのは、歴代では殆ど無かっただけに...)が、その後の「どうして知ってるんですか?」というのは、「ケータイ刑事」では余りにも多用されてきた手法の一つであるだけに、こちらの方はちょっと...

やはり、「」から「」までに183話があるだけに、何処かで同じパターンを使うことになるのは仕方ないとは言っても、事件のトリックとそれを解いていく所は、もう少し練っておいて欲しいと感じた物語でした。

とりあえずは、これぐらいにして、追加は火曜(予定)の方に示すことにします。

次回は第4話「チョー満員の客室! ~死刑台のエレベーター殺人事件」という物語です。このタイトルからは、フランス映画「死刑台のエレベーター」が思いつくが、その作品はエレベーターの中で事件が起こるというものではない。で、その映画に倣った物語にしようとしたら、30分枠では無理なことが分かっているだけに、エレベーターの中で事件が起こるのだろうと思ったら、やはりそのようですね。が、次回予告を見た範囲では「チョー満員」と言っているのに、エレベータに乗り合わせていた人が少ないように感じたのですけど...(乗っていた人の1人が重量物の入った鞄などを持っていたため、乗っていた人数は少なかった、とでもしてあったりして...???)

昼間の、本放送から一週間おくれの再放送の方は、入電メールを放送中に配信しているが、今回はかなり時間差がありましたね。まあ、BS朝日の2本の失敗作と違って、本作では入電メールの配信をセールスポイントにしていないので、ドラマの進行上のリアルタイムで無くても特に気になることはありませんが...(そもそも再放送であるだけに、リアルタイムで入電メールが届いても、「別に」というようにしか感じません。→この意味ではどうでもいい企画であるが、それをセールスポイントにしていないのだから、取り立てて言うことではない。(BS朝日の失敗作は、最大のセールスポイントとしていたからこそ「失敗企画だった」という烙印が押されることになった。)

 

↓本文中に記した歴代銭形の物語はこちらで見ることが出来ます。

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↓高村さんの口上はこちらで...
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↓これを見ても、次回・第4話の予習にはならないでしょうが...
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