ケータイ刑事銭形命5話(感想)+6話予告 [ケータイ刑事]
二段構成で記している「銭形命」ですが、まずは簡単な感想と次回予告を見た範囲からの思ったことを記します。第5話の物語は「売れないモデルの悲劇! ~恋とオシャレと男のコ殺人事件」。今更ながら、全番組のネタを使うということで、地上波ではあり得ない(地上波では、シリーズになったもの以外は、終了したらそれっきりというのが一般的ですからね。→番組の使い捨てということでしかない。)コラボということになる。(こういうことをやるのがBS-TBSらしいところでもある。)
また、「ケータイ刑事」では2度目の「ワンシーンワンカット」の物語ということになるが、今回の放送フォーマット(途中にCMが入った。)では、これは偽りである。(金銭的な被害が生じていないので「詐欺」とは言わないが、詐欺のようなものである。)まあ、こうなるような予感はあったんですけどね。また、CMに入る前後にアイキャッチが入っていたので、前番組のようないい加減なものではないが、CMが入ることを前提としていることになるため、やっぱりこれは企画に偽りがあるということに変わりない。(再放送で途中にCMが入らない形で放送したら良いのだが、アイキャッチを入れたので、その必要はないので、期待しない方が無難かと...)ということで、「愛・13話」は伝説に残る物語であったが、今回の物語は単なる1つの物語に過ぎなかったですね。(宣伝文句に偽りがあった、ということが先に来てしまうので...)
一応、「愛・13話」と同様に、事件の回想も含めてやっていたが、目新しいところが全く無かったのが残念でした。また、一ヶ月前まで放送していたドラマの舞台で、その手法そのままだっただけに、「ワンシーンワンカット」をまたやるの?という方が先に来てしまったので、全体構成に疑問を感じました。(せめて、1クールの後半、10話ぐらいにした方が、まだ良かったような...)
やっぱり出てきたのが、麻祐子が命ちゃんを見て「あずさ」と言った所でした。しかも一度ではなくて何度もやったのは、ちょっとくどすぎました。(警察手帳と学生証を間違えるお約束と、それ以外であと一回で十分。)
ただ、麻祐子が「公文書偽造」と言ったのには吹き出しました。(麻祐子も「ケータイ刑事になりたくて」ということで、勉強したのでしょうね。)
一応、あれから3年ということが語られていて、あずさと杏理は辞めていったと語られていたが、「3年」というのはいくら何でもという気がしました。(麻祐子の年なら、3年といったらもっと変わって良いはずなのに、殆ど変わっていないなんて、ちょっとあり得ない...せめて「1年」とするべきでした。)→麻祐子を犯人にしたら、「愛」から守ってきた「犯人は大人」という決め事を破ることになってしまうので、前作から3年ということにしたら、21歳になっているので問題無いだろうと考えたのでしょうか?→いずれにしても、麻祐子は犯人ではないだろうと、最初から決めつけていました。(松山さんがモデルに対する偏見で命ちゃんに怒られていたが、年齢から犯人ではないと決めつけると、命ちゃんに怒られますね。先週、一切のストーリーを見ていない所で、単に配役から腰崎が犯人と思っていたが、こういう決めつけも命ちゃんには怒られてしまいますね...)
今回は、注目していた所があったものの、余りにも思った通りの筋書きであったことから、今一つという印象でした。また、鑑識メモが「恋とオシャレと男のコ」のファッションチェックを真似ていたが、これも思った通りだったが、柴田さんの鑑識の制服はチェックする必要すら無いでしょうに...
次回予告の後、いつもならば着ボイスDLのお知らせとなるのに、今回はこの部分がいつもと違っていて、8/27の赤坂BLITZで行われる「SUMMER PARTY」のお知らせを命ちゃんと松山さんが行っていたが、これは最終回のご挨拶と同様に、実に貴重なものとなりそうですね。(8/8の再放送ではそのまま流れるでしょうけど...)
とりあえずはこれくらいにしておき、火曜日一番の方に記すことにします。今回はこうなるのではという(悪い)予感が最初からあったのだが、やはり「予感的中」と言うように「期待外れ」だったということになってしまった。兎に角、スポンサーの存在などもあるが、「ワンシーンワンカット」ということを謳ったのなら、それを活かすような放送にしないと話にならない。「恋とオシャレと男のコ」でそういう問題点に気づいているはずなのに、修正することなく、今回も詐欺紛いと言っても良い同じ過ちを行ったということで、丹羽Pも少し呆けてきている、と強く感じました。
次回の第6話は「愛しすぎた男! ~何もそこまで殺人事件」という物語となるが、ゲストの所に新田恵利の名前がある。丹羽P世代であれば、おニャン子の一人である新田恵利が登場ということで、ちょっとした注目作になるのでしょうね。(筆者としたら、国生さゆりのように色々と露出が続いていたらともかく、新田恵利のようにその後の姿の露出が少なかった人は、逆に昔の姿のまま頭に残しておきたくなるので、見たくない方になるのですけどね...)
それよりも、今回は放送が始まる40分ほど前の22:20ごろから、もの凄い豪雨が降り始め、雷お姉ちゃまが稲妻を落としまくっていたので、降雨減衰で見られなくなるのでは?と思わせたが、雷お姉ちゃまは簡単に犯人を逮捕してしまったのか、10分も経たないうちに雨は完全に止んでしまった。ということで、放送中の降雨減衰も全くなく、問題無く見ることが出きました。が、物語の方が今一つだっただけに、こちらの方が頭により残っています。→こういう雨を「ゲリラ豪雨」と言うが、「スコール」と言う言い方で良いんじゃないかと思うんですけどね。兎に角、10分後には完全に止んでいるのだから、「スコール」と言うのがピッタリである。(「スコール」は熱帯地方に見られる現象を指すので、温帯の日本ではおかしいということになるが、地球温暖化で、日本はもはや温帯とは言えなくなってきている(?)ことを考えたら「スコール」と言っても良いんじゃないの。それに、言葉は時代と共に変化していくのだから、温帯でも「スコール」と言うのには問題無いはず...)それにしても、京都はまだ梅雨も明けておらず、「スコール」のような短時間の集中豪雨の方だけは、相変わらず毎日続いている...
↓「愛・13話」伝説の物語はこちらに収録。
↓こういうものを拾っておきます。
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