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ケータイ刑事銭形命7話(感想)+8話予告 [ケータイ刑事]

二段構成で記している「銭形命」ですが、まずは簡単な感想と次回予告を見た範囲からの思ったことを記します。今回でちょうど真ん中になった第7話の物語は「犬は知っていた! ~『バスカヴィル家の犬』殺人事件」というもので、シャーロック・ホームズ・ネタである。「・2nd.9話」の「赤毛連盟」、「・2nd.5話」の「まだらの紐」に続いて、3度目となるホームズ・ネタです。

ちゃんもシャーロキアンということだったが、名前こそ出さないものの、「嘘泣きが得意な方」の従姉妹に勧められてハマった、というのは美味い言い回しでしたね。→高村さんはちゃんの影響でシャーロキアンになったが、従姉妹のちゃんもシャーロキアンに引き入れるなんて、ちゃんは相変わらずですね。(ちなみに「・2nd.9話」は今回の物語と同様に田沢監督作品でした。「・2nd.5話」は今回の物語と同様にKJ脚本でした。)ちゃんと同様に、シャーロキアンについての説明があったのも良いところでした。

今回の物語は、基本的な設定は「」と同様であって、ホームズ・ネタということでは「」の焼き直しだったと言えるが、演出的に「」の初期の物語のような雰囲気を出していて、傑作の「銭形愛」と「銭形泪」のエッセンスを使ったという物語でした。一応、ちゃんがホームズのコスプレをした、とか、犬に話を聞こうとするなど、弾けている所から、作風としたら「銭形泪」の路線でしたけど...

最初は、「バスカヴィル家の犬」はホームズ作品の中でも最高傑作の一つとして評価の高い作品であり、「赤毛連盟」や「まだらの紐」も人気の高い作品であるものの、無謀な挑戦をしているのでは?と思ったが、柴田束志を出さずに、初期の「銭形愛」の作風を使ったことで、なかなかいい感じになった物語でした。→「バスカヴィル家の犬」はホームズではなくてワトソンがかなり活躍する物語であるのだが、柴田さんを外したことで松山さんとの凸凹コンビの息の良さが強くなり、頓珍漢なことを言っていることが多い松山さんの発言が何かとヒントになる、ということで、ちゃんの活躍が目立つことになって、物語が栄えました。

これに、今までは真面目一直線だったちゃんが弾けた所ほ見せて、犬に対して犬語(?)で松山さんと一緒になって話を聞こうとしていたのは良いところでした。

事件に関しては、ちょっと強引な所もあったが、真犯人に対して、詰めが甘いように見せておいて犯人を半分怒らせておき、そこから口上を経て、動かぬ証拠を犯人に感じさせてトドメを刺す、という事件の説明部分(トリック解明方法)は「銭形命」の特徴であるが、今回はちゃんが弾けたことで、ちょっと堅苦しく感じられていた所も堰を切ったようになり、ここにきてようやく「銭形命」の特徴が上手く出ていて、面白い物語になりました。

本来なら、これで今後の期待も膨らみ、2nd.で相棒が変わっても期待が持てるようになる所だったのに、丹羽Pのブログでの早すぎる「終了発言」が悪性腫瘍となっている... 兎に角、岡本あずさは頑張っているということが、今回もたっぷりと伝わってきただけに、「プロデューサが癌」というのは最近の「仮面ライダー」(もはや「仮面ライダー」とは言えないですが...)シリーズと同じになっている...

今回はこれだけにして、物語の中身についてと、更なるツッコミは、火曜日一番の方に記すことにします。

次回の第8話は「愛と宿命の将棋崩し! ~女流棋士殺人事件」という物語。ゲストに八木小緒里さんの名前があるが、「東京少女・大政絢」での弾けぶりから、色々と期待してしまいます。また、監督が古厩監督なので、こちらも色々と楽しませてくれそうで楽しみです。ただ、次回予告を見た範囲では、「・2nd.11話」のような雰囲気を感じてしまったのですが...

鑑識メモ(今回は柴田さんの唯一の活躍(?)の場でした。)の後、「ドラマ倶楽部からのお知らせ」に相当するところは、今回も8/27の「SUMMER PARTY in 赤坂BLITZ!ファン感謝祭歌謡祭」/のお知らせでした。ただ、来週は昼間の再放送が世界陸上のために無いので、再放送されるのは8/27を過ぎているので、カットされるか、変なテロップ(「終了しました」の類)が出るかということになってしまうのでしょうね...(それに備えて、今回の本放送はそれまでしっかりと残しておいて、場合によっては「タイトル分割/結合」をしないといけないかも...)

ところで、先週、丹羽Pがブログで「銭形命は1クールで終了」ということを記したことについて、ボロクソに記したが、今週、新たに発表されたことが、この丹羽Pの大チョンボによって、またも何にもならないことにしてしまったということで、完全に自から「ヘッポコ・プロデューサ」(「・1st.5話」でこの言い方がされていましたね。)になったことを証明だけになっちゃいましたね。

それは13日に発表された「銭形命」と「ハローキティ」とのコラボ携帯ストラップの発売が発表されたことに関してである。プロデューサである以上、こういう企画があることは知っていて当然である。それなのに、このコラボ企画の発表前に「銭形命」の終了のことを公にしてしまった(ブロ癖に記した)のは、プロデューサとしてはやはり大失態でしかない。こういうコラボ企画でグッズの販売というのは、番組を盛り上げるのに大いに役立つことになるのだが、「銭形命」は番組終了が既に公言されているため、コラボ企画を発表しても、「何を今更」ということにしかならず、全く盛り上がることがない。→こういう失態は三流のヘッポコ・プロデューサのやることであって、プロデューサの力量に疑問符が付くだけである。つまり、プロデューサは例えブログであろうが、記者発表であろうが、番組のマイナスになることを発表するには、常にタイミングが重要であり、それが読めないようではプロデューサとしては失格である。(例え、気前の良いスポンサーを獲得できても、番組を盛下げることをするようでは、番組にとっては悪性の腫瘍でしかない。)

銭形命」は今回でようやく全体の中間点に辿れ付いたが、「終了」と発言するのは現時点でも早すぎる。が、既に「銭形命」の終了が公言されているだけに、完全に番組の方が「消化試合モード」に突入しているので、全く何にもならない発表となってしまった。

ただ、岡本あずさが、キティちゃんは幼稚園の頃からのアイドルだったと言っているので、憧れの対面が出来たということで、岡本あずさに対してだけは大きなプレゼントになったのだけは間違いないですが...(が、これは視聴者に対しては何にもならないので、意味なし。)

また、「(「終了」と言うのは)せめて、今月下旬になってからにするべきだった」とも記したが、現時点で「終了」ということが決まっていても発表しなければ、キティちゃんとのコラボ企画も、期待を持たせる方に働き、それから今月末に「終了」と発表していたら、「折角盛り上がっていたのに残念」という印象が強くなり、残りの放送もまだ盛り上がることになる。これが分かっているはず(分かって異なければ、それこそプロデューサ失格である。)なのに、「終了」と記してしまったことは、もはや丹羽Pが三流プロデューサに転落したことの象徴でしかない。→8代目を10月から1クールだけやって、分家四姉妹を完結させて、そこで「ケータイ刑事」は完全終了にするしかないですなぁ...(残念ですけど...)

 

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