ケータイ刑事銭形舞4話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]
「銭形舞[裏ネタ編]」の第4話「暗闇の惨劇! ~陰陽師殺人事件」の「裏ネタ編」の増補は今回で打ち止めです。今回はインチキ陰陽師たちが披露した芸である「スプーン曲げ」について、「予言」について、色々と出てきた「方言」について、そしてこれが事件のトリックにもなっていたということから「眼帯」について記します。尚、「予言」については「海・38話(3rd.12話)[裏ネタ編]」で、「方言」については「海・12話[裏ネタ編]」と「泪・11話[裏ネタ編]PART 1」で記しているが、今回はそれらをベースに加筆しました。
尚、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。
「スプーン曲げ」:「匙」とも呼ばれることもあるスプーンの中で、金属製のものを使い、さじの首の部分を指でなでたり、空中に投げて曲げるというパフォーマンスのことである。首の部分を曲げるだけでなく、ねじる場合も含まれる。
マジックとして演じられるだけでなく、超能力を使って曲げるというパフォーマンスであり、超能力を使ったものとしては代表的なものとして知られている。特に、1970年代前半には、ユリ・ゲラーがこれを超能力で行ったとして、一大ブームとなった。その後、スプーン曲げ少年も登場してそのブームは頂点に達する。が、インチキだったことがバレて、一気に下火となった。(正に、台風が通過したような騒ぎとなったブームであった。)
尚、これをネタにした物語として、「恋する日曜日 ~ニュータイプ」の第4話の「スプーンを曲げろ」という物語がありました。(インチキがばれて、という所まで出てきていました。)
「予言」:英語では「Prophecy」という。未来に起こる出来事について、予め(推測して)言うこと、若しくは、その言った言葉、内容のことを言う。但し、未来に起こることについて語った全てが「予言」とは言わない。(天気予報、地震予知、スポーツの順位予想などはそれぞれ「予報」「予知」「予想」と言われるものであって、「予言」とは異なるものである。)「予言」と言うのは、(現在の科学では説明の付かない)超人的な能力によって未来を予知したり、神、霊などの力によって未来について語ったものであって、「いつ」「どこで」「何が」起こるのかを語っているものである。(例えば、「いつ」ということがない「あなたは死にます」というのは、何十年ものスパンで見ると、人は必ず死ぬのだから、絶対に当たることになる。が、「いつ」それが起こるのかが分からないので、これは「予言」とは言わない。)また、1つの事柄に関して、異なることを多数語っても、それらは場合分けをして語っただけであって、やはり「予言」とは言わない。(例えば、競馬で勝ち馬を多数上げた場合。→1頭しか上げなくてもこれは「予想」となるのが殆どである。「予言」と言うのであれば、出走馬も決まっていないかなり先の未来のレースに対して、勝ち馬の名前を言ったのであれば「予言」と言って良いかもしれませんが...)
また、宗教の世界では、神から預けられた言葉(「神のお告げ」)を人々に伝える、ということから「預言」という言葉があるが、これは「予言」とは異なる者である。
有名なのは「ノストラダムスの大予言」であるが、古くから世界各地に「予言」とされてきたものがある。(それぞれ、言及されたことが起こったかは別として...)特に、宗教と繋がることで、教祖が「予言」と称して(「真偽」は別にして)未来を語るというのは、一つのお決まりでもありますが...
そう言えば、真希ちゃん出演の映画「予言」という作品がありましたね。(が、某出演者の覚醒剤事件で、実質的には闇に葬り去られることになったと言って...)
「方言」:1つの言語において、語彙や発音に変形が見られる変化したもののことを言う。これは自然的に違った語彙やアクセントになった場合であっても、意図的に変えた場合(戦国時代に他国の隠密に話を聞かれても相手に理解されないようにするために言葉を変えた場合などがある。)であっても、関係なく、「方言」と言う。また、言葉は常に変化するものであり、時代と共に、また地域ごとに変化していくのは当たり前のことでもある。
言葉の変化は地理的な境界や政治的境界に応じて独自の発達を遂げたことが主な原因で生じる。意図的に変えた場合は別であるが、地域的に見ると、距離的に近い所の言葉の変化は小さく、遠くなるほど変化は大きくなる、という傾向がある。
世界的には、更に植民地時代の影響も方言には影響している。例えば、かつての大英帝国の植民地であったインドで使われている英語と、イギリス本国の英語、さらにはアメリカ英語は細部に違いがある。これも地域に応じて言葉が独自の変化を遂げたためであり、自然発生した「方言」ということでは当たり前のことである。
方言は、ある1つの言語の変形であり、その言語の話者にとっては全く意味不明になるものではない。また、表記文字まで異なるというものではない。よって、方言は1つの言語に老いての下位区分になるものであって、別の言語と言うことにはならない。よって、複数の方言を使うことが出来ても、それはその1つの言語を習得していることに変わらない。つまり、複数の方言を(例え変幻自在に)使えても、その人を複数の言語を使う人(=「マルチリンガル」)とはされない。
尚、日本の方言は、大別すると、本土方言と琉球方言の2つに分けられ、前者は、東日本、西日本、九州の3つに更に分類することが出来る。
「眼帯」:主に眼病患者が使用するものであって、片方の眼球を保護したり湿布を行う際に使用されるガーゼなどのあて布のこと、またはそれを固定する紐などのことである。英語では「Eye Patch」と言うが、「Patch」と言う場合もある。
ガーゼを眼球の上に当てて、テープで固定した場合でも、それは「眼帯」であるが、一般的に「眼帯」というと、紐が付いているもののイメージが強い。特に、様々な物語(映画を含む)に登場する海賊が使用する黒い色の眼帯(黒眼帯)のイメージが強い。が、眼科に於ける医療具として、またはファッション・アイテムとして、身近にあるものである。(但し、ファッションで使う場合、使用時は単眼になるため、遠近感の認識が出来なくなるので、色々な危険があるので、注意して使う必要がある。また、目の疲労も大きくなるので、長時間の使用は避けましょう。)
尚、日本では、歴史上の人物である伊達政宗がこれを使用していたということで有名である。
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