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野球狂の詩#12「よれよれ18番」 [アニメ]

今回からは、メッツ・ナインの個人個人にスポットを当てた1話完結(エース・火浦のみ前後編となる。)のオムニバス集となる。尚、水原勇気は登場しないが、OPの所には勇気もしっかりと登場する。(前回までと同じものを使っているためである。)

で、まずはやっぱりこの人、ということで、岩田鉄五郎が主役となった物語の「よれよれ18番」です。53歳の現役ピッチャーということで、「野球狂の詩」ではお馴染みのキャラクターであるが、鉄五郎を深く描いた物語はいくつかあるが、この物語はプロ野球選手としての誇りを持っている所がしっかりと描かれている。

ただ、最近のプロ野球は、投手も先発、中継、抑えという分業体制が確立しているが、それが確立する前であり、ピッチャーといえば先発完投が当たり前という時代なので、この点では前時代的な感じもする。しかし、現在の現役投手では数少なくなった先発完投型のピッチャーの見本になるところもしっかりとある。

尚、この物語の時点では、まだ幼い孫の武司であるが、後の「野球狂の詩 平成編」ではライバルチームの大阪ガメッツのスラッガーとなり、「新野球狂の詩」ではメッツにトレードされて、祖父と孫が同じチームで現役選手となる。これを思うと、まさに鉄人・鉄五郎ですね。

物語の中のエラーも、「水原勇気編」に続いてしっかりとあります。今回のエラーは、鉄五郎が先発した阪神戦(物語の最初の方の試合)で、先発して試合が始まった所なのに、スコアボードの得点がある程度まで入っているという、これまでと同じものがありました。(これは後半の鉄五郎の引退試合(?)として先発した試合でもあった。)また、その試合で、岩田清がリリーフとしてマウンドにやってきた時に、それを拒否しようとして、清が明日の先発と口にした鉄五郎を受けて、阪神ベンチ内で、帽子のつばの部分が黄色になっておらず、黒のままだった選手がいました。

次回は、前後編となる物語で、メッツのエース・火浦の物語です。(阪神の主軸になる王島大介との因縁話でもある。)

 

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