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ケータイ刑事銭形泪34話(2nd.21話)[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

本日は「名曲探偵アマデウス」がお休みなので、いつものようにちゃんにピンチヒッターを務めて貰います。尚、今週の「名曲探偵アマデウス」は、金曜日のBS-2と地上波の放送は共にお休みであり、BS-hiの火曜朝と土曜お昼の再放送はファイルNo.042のボロディン「ダッタン人の踊り」です。また、来週18日(日)のBS-hiの放送は、ファイルNo.046のショパン「練習曲集 作品10」の登場です。


5回目となる「銭形泪・2nd.21話(通算では34話)」の「殺しを語る肖像画 ~軽井沢夫人殺人事件」の「裏ネタ編」ですが、今回は高村さんが口にしたゲーム「秀吉の野望」の元ネタとなるゲームの「信長の野望」について、秀吉のことで名前が出てきた「一夜城」について、銭形家には自家用のこれがあるということで「ヘリコプター」について、被害者を発見することになったのがこれがやってきたことだったことから「ハイヤー」について記します。

尚、約3年1ヶ月前になるBS-i(当時)のこの物語の再放送時に記した記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

信長の野望」:戦国時代を舞台とした歴史シュミレーション・ゲームであり、「歴史シュミレーション・ゲーム」という分野を確立したゲーム作品である。後に登場する、舞台を中国の三国時代を舞台にした「三國志シリーズ」と「蒼き狼と白き牝鹿シリーズ」と共に、「歴史シュミレーション・ゲーム」を代表するものである。(また、これら3作の中でも発売が最も早い。)ちなみに、「信長の野望」は日本を舞台にしたゲームであり、「三國志」は中国を舞台に、「蒼き狼…」は世界を舞台にしたものであり、後に発売されるほど、ゲームの舞台が広くなった。(が、「蒼き狼…」はスケールが大きくなりすぎて、と言った方が良く、先に登場した2作までヒットし無かった。)

1983年に光栄マイコンシステム(現在は「コーエー」に社名が変わっている。)が発売したもので、ゲームの内容は、大名家の当主となって、国を治めながら他の大名たちと競い、戦国の世を終わらせて天下を統一するというものである。国を治めるのには、国を豊かにする必要があり、それでいて軍事力を弱めると他国から攻撃を受けることになる。よって、国を富ませながら軍事力も強くしていかなければならない。内政が酷いと一揆が起こるので、軍事力ばかりに力を入れることもできず、色々と難しいゲームでもある。

1986年に「信長の野望・全国版」がリリースされて、これまでは日本の一部地域だけだったが、日本全国が舞台になる。更に、1988年に発売された「信長の野望・戦国群雄伝」からは、信長だけではなく、他の戦国武将を選んでプレイすることも出来るようになった。それ以後も「信長の野望・武将風雲録」「信長の野望・覇王伝」「信長の野望・天翔記」「信長の野望・将星録」「信長の野望・烈風伝」「信長の野望・嵐世記」「信長の野望・蒼天録」「信長の野望・天下創世」「信長の野望・革新」「信長の野望・天道」というように、新機軸の追加とブラッシュ・アップが繰り返されている。(「信長の野望・天道」は2009/9に発売になったばかりである。今回の物語が放送された時点では「信長の野望・天下創世」が最新版であった。)

尚、シリーズ作品であるが、「2」「3」「4」…、と言うようにタイトルに数字が入っていないのが特徴である。(そのため、どれが何作目となるのかが分からないが、それぞれが特徴あるゲームとなっているので、最新版でなくても楽しむことが出来るというのも特徴となっている。)

シュミレーション・ゲームであるため、実際の歴史とは異なる展開となることもあり得る。というより、実際の歴史通りにはなかなか行かないものである。(例えば、家康を早々と滅ぼしてしまうということも可能である。)ただ、本当の歴史に沿った形でゲームを進めていくと、歴史の通りのイベントも用意されているというので、これはこれで楽しみのひとつでもある。→自分なりの戦国時代を作る、というコンセプトがあるため、色々な楽しみ方が出来るものである。

現在では、パソコン・ゲームやゲーム機用だけでなく、携帯ゲーム機や携帯電話でもプレイ出来るように、それぞれに移植されたものも発売になっている。ということで、誰でも一度は接したことがあるゲームと言ってよいでしょうね。

尚、この物語では、「信長」を「秀吉」とした「秀吉の野望」という名前が使われていたが、「信長の野望」でプレイする武将を秀吉としたら、まさに「秀吉の野望」ということになりますね。

一夜城」:一晩で築き上げたという城のことであるが、実際、一晩で城が完成すると言うものでは無く、城攻めの際、相手方の城に対する野戦陣地として構築される陣城のうち、非常に早く構築されたものを指して言う。

特に「豊臣秀吉の一夜城」として知られているものが2つあり、これが有名である。

1つ目は、墨俣城(すのまたじょう)であり、岐阜県大垣市墨俣町にあった戦国時代の城である。この城の詳しい築城時期は不明であるが、1561年5月の織田信長による美濃侵攻にあたって、または1566年に木下藤吉郎(当時)が一夜城を築いたという逸話で知られている。(実際に、一夜で築かれたものではない。)長良川西岸の洲股(墨俣)というこの城の所在地は、交通上、及び戦略上の要地であり、しばしば合戦があったことで知られている。現在、この城の周囲は一夜城跡として公園として整備されている。また、公園内にある白鬚神社には境内社として豊国神社があって、ここに豊臣秀吉が祀られている。

もう1つは石垣山城である。神奈川県小田原市早川にあったものであり、「石垣山一夜城」若しくは「太閤一夜城」と呼ばれていて、この名前で知られている。これは1590年に豊臣秀吉が小田原征伐の際に陣城として築いた城である。小田原方に気付かれないようにするために、小田原城側の山の木を伐採せずに築城し、城がほぼ出来上がった時点で木を伐採したことで、一夜にして城が出来上がったかのように見せかけたとされている。これによって小田原方(北条氏)は戦闘意欲を失うことになったとされている。この城は関東で最初に造られた総石垣の城であり、石垣や櫓を備えた本格的なものである。また、この城を築くのに80日を要したとされている。(実際、一夜で完成するようなものではないですからね...)

ヘリコプター」:英語では「Helicopter」、回転翼(ローター)を回転させることで揚力を作、それによって飛行する航空機の一種である。分類城は「回転翼機」とされている。垂直に離陸したり、空中で停止することが出来る航空機であり、この点が「飛行機」と呼ばれるものと大きく違う所である。

尚、日本語では省略した形で呼ぶときは「ヘリ」と言うが、英語で省略した形の名称は「Copter」である。(「ヘリ」と言うのは日本語だけである。よって「ヘリ」と言うのもある種の和製英語と言うことが出来る。)

ローターの軸は機体に対して垂直になっていて、ローターは地面に対してほぼ平行な面内で回転する。また、ローターのピッチ角と回転面の傾きを調整することによって、前後、上下、左右の方向に推進力を得ることが出来、それによって複雑な運動が可能となる。(機体の向きを保ちながら後ろに進んだり、左右に動くことも可能である。)また、ホバリングと呼ばれる「空中停止」も可能である。更には一部の機体では、上下逆さま、すなわち宙返り飛行が可能というものもある。このため、空中で自由な動きが出来ることから、軍用としては重宝がられている。当然、民間機としても利用されている。特に、離島での救急ヘリコプター(「ドクター・ヘリ」とも呼ばれている)はヘリコプターならではの特徴を最大限利用したものである。

特に、垂直離陸が可能であることから、滑走路が必要なく、ビルの屋上にヘリポートと呼ばれるヘリコプターの発着場が設けられるというのも珍しいことではない。

独特の動きをするということで、利用範囲も広いヘリコプターであるが、一般の飛行機と比べると、飛行速度が遅い、燃費が悪い、航続距離が短い、搭載可能重量が小さい、という欠点もある。(速度が遅いということでは、前進用の推力を得るためにジェットエンジンを搭載した、所謂ジェットヘリコプターというものが開発されている。)

世の中に登場したのは20世紀になってからであるが、研究段階から含めると、その歴史は意外と長い。有名なのは15世紀のレオナルド・ダ・ヴィンチがヘリコプターを考案していて、そのスケッチ図が残されている。また、18世紀から19世紀には、ジョージ・ケイリー、ヤーコプ・デーゲンたちが模型を作実験を行っている。そして、蒸気機関を利用した試作機が作られている。しかし、実際に人間を乗せて飛行したのは20世紀になってからであり、1907年にフランスのポール・コルニュが20秒間の飛行に成功したのが初である。(ホバリングにも成功している。)が、直ぐに実用化とはならず、1937年にドイツのフォッケ社が開発した双ローター式のFocke-Wulf FW61が最初である。(単発のプロペラ機の主翼を外し、左右にそれぞれローターを取り付けたものである。)単ローター式のものは1940年にアメリカのシコルスキーが開発したものが最初となる。

尚、双ローター式ではローターの垂直回転軸の回りに発生するトルクを打ち消すため、互いのローターは逆回転させていたが、単ローターではそう言うことが出来ないため、尾翼にローターの垂直回転軸回りに発生する回転トルクを打ち消すための小ローター(「テールローター」と呼ばれている。)を採用していて、これが現在の一般的なヘリコプターの原形になった。→「ドラえもん」のタケコプターのような単ローターでの飛行は、原理上は不可能である。あのような形では、身体がタケコプターの回転と反対方向に回転してしまいます。

佐藤二朗さんの持ちネタの中に「ヘリコプター」というものがあるが、これはマイクを使ってヘリコプターの飛来音を再現するものである。特に「零・1st.12話」の中では、その「ヘリコプター」が物語をとんでもない方向に進めているが、「ケータイ刑事」ファンであれば知っていますよね...

ハイヤー」:特定の場所に待機して、客の求めに応じて配車される運転手付きの送迎用貸し切り自動車のことである。英語では「Hired Car」と言う。

煮たようなものに「タクシー」があるが、タクシーは不特定多数の利用者向けの公共交通機関であるが、ハイヤーは契約した顧客向けであって、不特定多数の人が利用できるものではない、という違いがある。しかし、日本では、法律的にはハイヤーはタクシーと共に「一般乗用旅客自動車」として扱われている。(早い話、タクシーの一種とされている。)→利用者自らは運転しないという所はタクシーもハイヤーも同じである。また、流しの営業をしているタクシーは別であるが、営業所に電話予約を入れて配車してもらう場合のタクシーの営業形態は、ある意味では「ハイヤー」と言うことが出来る。

尚、ハイヤーとして使用される自動車は、高級車が多いのと、色は黒が圧倒的に多い。また、タクシー会社によっては、タクシー車両の屋根に付いている外灯を外し、タクシーメーターを隠して使用しないようにしてハイヤー車として使用している所もある。(ハイヤーとして使用出来る車両は、事業用の緑ナンバーである必要がある。)

 

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