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PINK FLOYD『IS THERE ANYBODY OUT THERE? THE WALL: LIVE 1980-1981』 [音楽(洋楽)]

表題のライヴは1980年から1981年にかけて行われたワールド・ツアーの中からイギリスでのライヴを収録したものである。当時のP. FLOYDは、アルバム「THE WALL」のセールズが絶好調という時期であり、その勢いのまま、大規模なツアーを行っていたが、そのライヴである。(余りにも有名なライヴですね。)また、本ライヴ盤は2000年になって突然リリースされたものでもあって、その当時ですら20年前のライヴというのに、そのクオリティの高さ、圧倒的な内容は度肝を抜くものとなった。

ベルリンの壁の崩壊は1989年のことであり、本ライヴが行われた時はまだ確固たるものとして存在していたが、ベルリンの壁法海から20年という節目の年である現在、改めて聴いてみることをお勧めしたい所である。

収録曲は、DISC 1が以下の通りである。『Master Of Ceremonies』『In The Flesh?』『Thin Ice』『Another Brick In The Wall, Part. 1』『Happiest Days Of Our Lives』『Another Brick In The Wall, Part. 2』『Mother』『Goodbye Blue Sky』『Empty Spaces』『What Shall We Do Now?』『Young Lust』『One Of My Turns』『Don't Leave Me Now』『Another Brick In The Wall, Part. 3』『Last Few Bricks』『Goodbye Cruel World』。

続いてDISC 2が以下の通りである。『Hey You』『Is There Anybody Out There?』『Nobody Home』『Vera』『Bring The Boys Back Home』『Comfortably Numb』『Show Must Go On』『Master Of Ceremonies』『In The Flesh』『Run Like Hell』『Waiting For The Worms』『Stop』『Trial』『Outside The Wall』。

2枚組で全30曲が収録されているが、単なるライヴではなく、壮大なスケールのロック・オペラでもある。ただ、時間の方は思ったより長くなくて、2時間に達していない。が、それだけに、映画を1本を見るような感覚で接することが出来ることになり、聴こうと思えば聴きやすいライブであるということになる。

また、「THE WALL」ライヴは、このライヴ以外にもいくつかのものがソフトとしてもリリースされているので、色々と聴き比べることも出来る。(特に、ベルリンの壁崩壊後のライヴは圧巻であることは、余りにも有名。)

そんな中、本ライヴはグループとしては(その気配はあったとはいうものの)まだ分裂する前であり、黄金メンバーが揃っている最後の時期のライヴということで、これだけでも非常に価値のあるものである。ということなので、聴いておきたいライヴ盤である。

 

Is There Anybody out There? The Wall: Live 1980-1981

Is There Anybody out There? The Wall: Live 1980-1981

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Toshiba EMI
  • 発売日: 2000/04/18
  • メディア: CD


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