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ケータイ刑事銭形泪3話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形泪」第3話「泪と五代の張り込み大作戦! ~一億円消失事件」の裏ネタ編・増補の第3回(この物語についての通算では6回目となる)裏ネタ編は、ちゃんと五代さんとのやりとりの中で出てきた言葉から、「ゲッツ」について、「セクハラ」について、「ショキハラ」について、「倒産」について、「横断歩道」について、「坂道」について記します。尚、「セクハラ」については「・3話[裏ネタ編]PART 1」で記したものをベースにして加筆しました。

この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての「裏ネタ編」は、2008/7/22、24、26付けで記しています。)

ゲッツ」:ダンディ坂野の持ちギャグであり、この物語の本放送(2004/1/18)の頃には既にピークを過ぎていた。(一応、「ゲッツ!」のピークは2003年だった。当時、プロ野球・ヤクルトに所属していたラミレス(後に巨人に移籍した)がホームランを打った後、このポーズをしていた。)

また、流行から後れを取っている五代さん(「・20話」(本放送は2003/2/16)では「たまごっち」にハマっていました)にとったら、1998年から2002年に連載されていた漫画「ポケモンゲットだぜ!」のことも頭にあったのかも知れませんね。

「ゲッツ」というのは英語の「Get's」であり、「獲得する」「修得する」「取得する」「入手する」という意味の言葉であるのは言うまでもない。(それ以外にも色んな意味がありますが...)

焼き芋を手にしてこの言葉を口にした五代さんは、ある意味では正しい言葉の使い方をしていることになるのだが、「」「」での五代さんのことを考えると、時代遅れのギャグも兼ねていたものと考えるのが妥当なところかと...

セクハラ」:「セクシャル・ハラスメント(「セクシュアル・ハラスメント」と表記されることもある)(=「SEXUAL HARASSMENT」)」の省略した言い方であり、「性的嫌がらせ」のことである。現在では「セクハラ」と言う言い方が一般的になっていて、特別なことがない限りは「セクシャル・ハラスメント」または「セクシュアル・ハラスメント」と言うことは無くなりつつある。

性暴力の一つであって、男女間の力関係の不均衡を不当に利用して行われる行為である。特に男から女に対することで、身体的な接触を行ったり、卑猥な言葉によって不快な気持ちにさせる行為はその代表的なものである。

「セクハラ」という言葉が生まれたのは1970年代のアメリカであり、1986年にはアメリカ最高裁が裁判で、セクハラ行為は人権法に違反する性差別であると判断されたことから、日本でも注目されるようになった。(それ以前では、日本では「セクハラ」という行為は行われていても、「セクハラ」という言葉が無いような状況であった。)1990年代になると、日本でもいくつかの裁判で判決が出て、これに対する大作が行われるようになり、企業の中でも色々と指導が行われるようになった。

但し、日本では「セクハラ」と言うと、男性が女性に対して行う嫌がらせ、と認識されているところがあるが、男性から男性、女性から女性という同性同士のセクハラや、女性から男性に対するセクハラ行為もある。そもそも「セクハラ」は性的嫌がらせであって、性別の違いに基づいた嫌がらせである。よって、加害者、被害者の双方に性的な区別は無い。

尚、「嫌がらせ」というのは、人によってはそれを「嫌がらせ」と感じないことがあり、特に言葉上の「嫌がらせ」の場合は、加害者の方には「嫌がらせ」という認識がないことが多い。それだけに、この問題は意外と身近なところにもあるものである。

ショキハラ」:五代さんは「職権乱用ハラスメント」のことを省略してこのように言ったが、これは地位や権力を利用した嫌がらせということになるため、「パワーハラスメント(Power Harassment、略してパワハラ)」の一つである。但し、「パワーハラスメント」と言うと、主に雇用関係で行われる嫌がらせのことを指すのだが、上司と部下という関係にあることを利用したものだったら、やはり「パワーハラスメント」と言うべきなのでしょうね。→「上司=ボス」ということから、最近では「ボス・ハラスメント(略してボスハラ)」という言い方がされるようになっていることから、「ボスハラ」の一つと言った方が良いでしょうね。

で、権力や地位を利用した嫌がらせとしては、上司と部下というだけでなく、先輩と後輩という間でもある。一応、地位が上にいる者が下にいる者に対する嫌がらせを「パワー・ハラスメント」と言うが、地位が同じであっても先輩後輩という関係の間で行われる嫌がらせもこれに含まれる。

しかし、学校関係であれば、教師と生徒という立場の違いで行われる嫌がらせのことを「アカデミック・ハラスメント」(略して「アカハラ」)と言うが、共に学生である先輩後輩の間での嫌がらせは「アカデミック・ハラスメント」に含まれることが多い。

それ以外では、病院に於いて、医者や看護師から患者に対する嫌がらせの「ドクター・ハラスメント」(略して「ドクハラ」)も、地位を利用した嫌がらせ、すなわち、「パワーハラスメント」の一例である。

倒産」:財産を使い果たすことを言うが、一般的には、法人(企業)が不渡手形などを出して銀行から取引停止処分となり、経済的に破綻して事業を継続できなくなることを言う。(個人の場合は「破産」と呼ばれることの法人版といったら良いですね。→実際、個人の場合は「破産」、企業の場合は「倒産」と言うのが一般的に定着している。)

また、事業継続が困難になった企業のその手続きのことも指して言う。(倒産処理のことで、会社更生法、民事再生法などの法律に沿って行われる手続きのこと。)

英語では「Bankruptcy」と言うが、「Crash」という言葉が使われることもある。(商店の場合は結構使われる。)また、「倒産する」ということを「Go Bankruptcy」と言うが、単に「Fail」と言ったり、「Go out of Business」「Go under」と言うこともある。

それぞれの国の法律で、処理に関しての規定があるため、国によって多少の違いがあるが、会社が破産して事業停止になる、ということは世界共通である。

尚、この物語では、五代さんが「父さんの会社が倒産した」と口にしていたが、会社勤めの「父さん」の会社が「倒産」した、ということは一般的に怒ることであるが、同音異義語になっているというのは日本語ならではであり、言葉って面白いものだと感じるところである。

横断歩道」:道路上に表示された区域で、歩行者が安全に(道路を)横断出来るように設置された場所のことである。アメリカ英語では「Pedestrian Crossing」または「Crosswalk」と言い、イギリス英語では「Zebra Crossing」、ドイツ語では「Zebrastreifen」、フランス語では「Passage pour Piétons」、イタリア語では「Strisce Pedonali」、スペイン語では「Paso de Peatones」と言う。

日本では全国共通であるが、国によっては同一国であっても微妙に違いがあったりする。一般的には道路上に白色で縞模様が描かれているものが多いが、横断歩道の両端の部分に道路の進行方向と直角方向に横断歩道の領域の境界線を引いただけのものや、縞模様と両方が描かれているものなどがある。ちなみに、イギリスでは名称に「Zebra」という言葉が使われているが、これは白い縞模様がシマウマの柄に似ているためである。

交通量の多い道路に設けられる場合は、信号機と一緒に設置され、信号機に連動して道路を横断することになるが、信号機が設置されていない横断歩道の方が数は多い。(都市部では信号機が併設されているのが殆どであるが、郊外に行くとそうではなくなる。)

日本に最初に設置された横断歩道は、1920年に東京の本所江東橋-錦糸掘の市電線を横断するものであった。

この物語では、五代さんが交通安全の本を見て、横断歩道を渡る場合は、左右どちらの手を上げるのか?と出題していたが、どちらでも良いのは言うまでもない、但し、日本では車は左側通行であるため、左右の確認を行う場合は、「右を見て、次に左を見て、更にもう一度右を見て安全を確認してから渡りましょう。」(ちゃんも言っていましたね。→某ヒーロー番組では「右を見て左を見て渡りましょう」と言っていたが、これでは不十分である。こんなことを言っている番組は社会の害でしかない。)

坂道」:道路の中で、進行方向に対して水平ではなく、傾斜がある道路のことである。単に「坂」ということもある。また、英語では「Slope」という。

これがあるのは、地形が完全に平ではためである。市街地の短い道路であれば、完全に水平で傾斜の無い道路を造ることが出来るであろうが、ある程度の広さの土地になると、必ず起伏があるため、そこを通る道路に傾斜が生じるのはごく当たり前のことである。

車の無い江戸時代であれば、道路というと基本的に人が通行するためのものだったので、階段を設けた道もあったが、車社会の現在では、車は階段道を通行できないので、傾斜を持った道、すなわち「坂道」が作られる。

ちなみに、「坂道」の多い町として知られているのは、長崎、神戸、東京、サンフランシスコ、ナポリ、などが知られている。

五代さんは、この物語で交通安全の本にある問題として「自転車で上り坂を下るにはどうしたらいいのか?」と泪ちゃんに出題してたが、先の横断歩道を渡るときに上げる手の問題といい、とてもまともな内容ではありませんね。→こんな交通安全の本を読んでいたら、とんでもないことを覚えてしまいそうですね。(例えば、「赤信号は「停止」なので、横断歩道を渡っている途中で赤信号になったら、その場に止まる」など)泪ちゃんが呆れかえってしまうのも当然です。(一応、この問題では、電車と同じように道路にも「上り線」と「下り線」があって、「下り勾配の上り線を通る」場合のことを問うていると考えたり、「問題自体に言葉の矛盾がある」として切り捨ててしまうとか、まともに「適宜、ブレーキを掛けながらスピードが出すぎないように注意して...」とか、遊んで答えることで良いんじゃないですかね...→ちゃん殿、いかがでせふか?)

 

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