ROD STEWART『NEVER A DULL MOMENT』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1972年に発表された彼のソロ・アルバムとしては4枚目のアルバムである。前年に発表された「EVERY PICTURE TELLS A STORY」が英米でNo.1となったが、それに続くアルバムである。イギリスではNo.1になり、アメリカでも最高位2位を獲得している。(しかし、発売時期の関係もあってか、1972年、1973年の年間アルバム・チャートのTOP 100にはランクインしていない。)
収録曲は以下の全9曲である。『True Blue』『Lost Paraguayos』『Mama, You Been On My Mind』『Italian Girls』『Angel』『Interludings』『You Wear It Well』『I'd Rather Go Blind』『Twistin' The Night Away』。
この中からシングル・カットされたのは『You Wear It Well』が全英No.1となり、アメリカでは最高位13位を記録するヒットとなり、『Angel』はイギリスでは最高位4位、アメリカでは最高位40位、『Twistin' The Night Away』はアメリカのみのシングルで、最高位59位を記録している。尚、この3曲はいずれもBillboardの年間シングル・チャートのtop 100にはランクインしていない。
本アルバムからのお薦め曲は、やはりトップは『You Wear It Well』、そしてシングル・ヒットを記録している『Angel』、それ以外では『Lost Paraguayos』と『I'd Rather Go Blind』をピックアップしておく。
当時のRODはFACESのメンバーとしても活動していた時期であり、しかもFACESとしても最盛期であったのだが、ソロ・アルバムの方も手を抜いたものではなく、捨て曲の無い内容の高いアルバムとして仕上がっている。(ただ、FACESのサウンドと同一線上にありますが...)また、彼の特徴であるハスキー・ボーカルもこの頃が最も冴え渡っていた様にも感じられることもあって、必聴のアルバムである。
コメント 0