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ケータイ刑事銭形泪4話[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]

銭形泪」第4話「舞台の上で死ねれば本望だ! ~劇団ちからわざ俳優殺人事件」の裏ネタ編・増補の2回目(この物語については通算で7回目)の裏ネタ編となる今回は、劇場ロビーでちゃんがこれをしていたことから「スキップ」について、これを見て色々と言っていたことから「チラシ」について、五代さんのことを庇う発言で口にした「馬面」について、そして今回の公演がこれだと五代さんが主張していた「ミュージカル」について記します。尚、「ミュージカル」については「・27話(2nd.14話)[裏ネタ編]PART 1」で記したものをベースにして加筆しました。

この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての「裏ネタ編」は、2008/7/29,31,8/5,7,9付けで記しています。)

スキップ」:片足ずつ、交互に軽く飛び跳ねながら歩く(走る)動作のことを言う。英語では「Skip」という。主に、嬉しいことがあったり、楽しい時などに、自然とこの動作をすることが多い。また、さの時には、軽く歌いながらということも一般的である。→楽しく、浮かれるのは良いが、そうなると周囲に対する注意力が散漫になり、事故に繋がることがおおくなるだけに、町中ではスキップは控えた方がよろしいかと...(この物語のちゃんは、劇場のロビーで行っていたので、まあよろしいかと...)

別の意味では、一部を省略したり、順番を飛ばして先に進むこと、という意味もある。→先に述べた「スキップ」は、「飛ぶ」という動作によって、普通に歩く場合比べて、部分的に飛ばして先に進むということになるため、元々は同じ言葉である。

このことから派生して、ビデオ(DVDも含む)などで映像を部分的に飛ばしながら見ること(「早送り再生」/「巻き戻し再生」、「早見再生」などと呼ばれることもある。)を「スキップ再生」または「スキップ・サーチ」などと呼んでいる。

それ以外では、カーリングに於いて、1チームは4人で構成される(5人編成の場合もあるが、ストーンを投げるのは4人である。)が、その中の4番目にストーンを投げる人のことを言う。(順番に、リード、セカンド、サード、スキップと呼ぶ。)このメンバーの中ではスキップは主将であり、自分がストーンを投げない時は、他のチームメイトに指示を出す役割をする。(だから、「主将」ということにもなる。)

チラシ」:漢字では「散らし」と表記する。広告のために配られる印刷物であり、「ビラ」「引き札」「フライヤー」などと呼ばれることもある。英語では「Flier」と言うが、「Leaflet」「Bill」「Circular」「Handout」いう言い方もある。

広告目的で使用されるものであるため、町中で通行人に配られたり、新聞の折り込み広告として入っていたり、各家庭のポストに配られたりしているため、日常生活に於いても接することの多いものである。(特に裏白のものは、これをメモ紙などとして有効利用することで節約になるということで、新聞の折り込み広告に入っているものはそのように利用されることが多い。)

または、映画館や劇場などで、近日上映される作品の宣伝のために置いてあることが多く、それによって新作情報を得ることが出来る。(近年ではインターネットの普及で、映画会社のHPで新作情報を得ることも容易に出来るようになっていますが...)→過去の作品では、ちょっと珍しい映画のチラシにはプレミアが付いたり、オークションで高値で取り引きされる場合もある。(映画館ではただで配られているものであるだけに、これぞというものを手に入れられればちょっとした小遣いを稼ぐことが出来るが、数千円以上の価格が付くようなものは簡単には現れない。やはり「希少性」「有名スターが出演している」などでないと、ちり紙交換用の紙にしかなりません...)

基本的に「チラシ」は1枚ものであり、せいぜい二つ折りされているものまでのことを指して言う。中閉じがされている場合は「チラシ」とは言わない。また、中閉じされていなくても複数枚の上柏栩されているものも「チラシ」とは呼ばないのが一般的である。

明確な基準は無いが、「チラシ」というとA4かB5サイズの印刷物のことを指し、映画や演劇、音楽コンサートなどの広告などはこれに該当する。手書きのものや政治的な宣伝に使われるものは「ビラ」と呼ぶことが多く、ポケットティッシュの大きさや名刺サイズのような小さいものは「フライヤー」と呼ばれる傾向がある。(これの例外は、風俗関係の広告物である「ピンクチラシ」と呼ばれる物で、これらは名刺サイズ程度のものが主流であるが、「ピンクチラシ」または「ピンクビラ」と呼ばれるのが一般的であり、公衆電話ボックスに張られていて、青少年に対して悪影響があるとして、条例で禁止している所もある。)

馬面」:ひらがなでは「うまづら」と表記する。(「うまずら」は誤りである。「面」は単独では「つら」と読むが、これが濁ったためである。)馬の顔のように長い顔のことをあざけて言う言葉である。

この物語では、この意味であるが、別の意味としては、「ウマヅラハギ」というフグ目カワハギ科の硬骨魚の省略した言い方でもある。この魚は体長が30cm程度であり、日本近海の各地の沿岸部に生息している。白身の魚として食用とされている魚であり、脂肪分が少ないという特徴がある。(カワハギよりも脂肪分が少ないため、味は劣るとされているが、ヘルシー志向もあって、近年では好まれている魚である。)尚、地域によっては、カングリ、コウグリ、コウゴリ、バクチコキ、ウマヌスト、オキアジ、ツノギ、などの別名で呼ばれていることもある。

カワハギよりも細長く、吻(顔面部)が長いのが特徴である。まさに、馬の顔のように長い顔をしていることから「馬面のカワハギ」から「ウマヅラハギ」という名称になった魚である。→「馬面」という言葉を上手く使って命名された魚である。

ミュージカル」:英語では「Musical」と言うが、元々の言葉は「ミュージカル・コメディ」という言葉の省略形である。現代的な音楽劇の一つであって、音楽を中心にして、歌と台詞、ダンスを結合させた演劇である。(「コメディ」という言葉があるが、初期のミュージカル作品は喜劇というものが比較的多かったこともある。)また、基本的には舞台で上演されるものである。また、アメリカで発展した大衆舞台芸術の1つである。

オペレッタ(オペラ)がその原形であるが、使用される楽曲と歌唱方法がオペラとは根本的に違っているため、完全にオペラとは別物である。特に、オペラではクラシック音楽を中心に使っているが、ミュージカルではポピュラー・ソングを使うことが基本になっているため、大衆に支持されやすく、ちょっと堅苦しいイメージのあるオペラには垣根を感じるような人も気軽に親しむことが出来るものとして、アメリカで広く支持されてて、発展してきたという歴史がある。また、劇の題材も、オペラよりも庶民的な内容を題材にしていること、当初は喜劇を中心として上演されていたことも、大衆演劇として親しみやすいものであった。

歴史は、1866年にアメリカで上演された「ブラック・クルック」が最初のミュージカルとされていて、ニューヨークのブロードウェイを中心に上演され、これが支持されて、次々と新作が登場していき、発展していくことになった。

有名なミュージカル作品としては「ショー・ボート」「南太平洋」「王様と私」「サウンド・オブ・ミュージック」「マイ・フェア・レディ」「ウエストサイド物語」などがあるが、舞台でヒットを記録したこれらの作品は後に映画化もされて、映画の方も大ヒットを記録している。(但し、映画の場合は「ミュージカル映画」と呼んで、舞台で上演される「ミュージカル」とは別物として扱われる。)

ミュージカル映画は、1920年代終盤にトーキーとなった映画が、音がなかったこれまでの映画(サイレント映画)との違いを鮮明にするために音楽を使ったものを積極的に制作していったことで、初期トーキー映画はミュージカル映画が中心となった。(最初のトーキー映画は「ジャズシンガー」というミュージカル作品であった。)そして、1930年代にはフレッド・アステアとジンジャー・ロジャースのコンビによるミュージカル映画が大ヒットを記録し、新しい映画として定着することになる。特にアステア・ロジャースのコンビによるミュージカル映画(ダンス映画)は「空中レヴュー時代」「コンチネンタル」「トップ・ハット」「有頂天時代」「踊らん哉」「カッスル夫妻」などがあって、これらはいずれもが有名な作品となっている。)

その後、1940年代後半から1950年代はスター・システムによるミュージカル映画の全盛期となって、各社がこぞってミュージカル映画の製作に力を入れた。特にこの時代はMGM映画のミュージカル映画が他を圧倒し、MGMは黄金時代を築くことになった。(この時代の作品では、アカデミー賞を受賞した「巴里のアメリカ人」「恋の手ほどき」等が特に有名であるが、MGMミュージカルは大ヒットを記録した作品が山のようにある。)

1950年代の後半になると、舞台でヒットしたミュージカル作品の映画化が中心になる。そのきっかけは1943年に初演されたミュージカル(舞台)「オクラホマ」を映画化した1955年のミュージカル映画「オクラホマ!」である。(主題歌は後にオクラホマ州の州歌に採用された。)ここから各社が二匹目のドジョウを狙って、ヒットしたミュージカル(舞台)を映画化することに力を入れた。そして1960年代に「サウンド・オブ・ミュージック」「マイ・フェア・レディ」「メリー・ポピンズ」「ウエストサイド物語」などの大作ミュージカル映画が主流となり、スター・システムに取って代わる大作主義の時代を迎えた。

しかし、1960年代後半になると、製作費を湯水の如く使う大作主義のミュージカルは商業的に転けることになる作品が増えていき、自然とミュージカル映画は減少していくことになり、ミュージカル映画は暗黒時代に突入することになる。(特に1970年代前半には、これという大ヒットを記録して映画史に残るような名作と呼ばれるミュージカル映画がない。)

しかし、このことは舞台のミュージカルに対しては新しい動きを生むことに繋がることになる。そして、「CATS」「オペラ座の怪人」が今までにない(舞台)ミュージカル作品として大ヒットを記録した。これらの作品は、アメリカ、特にブロードウェーを中心としたNY以外から生まれたヒット作品であり、ロンドンが新たな(舞台)ミュージカルの拠点として注目されることになった。また、日本でもこれらの作品は舞台上演されて大ヒットを記録している。そして、「オペラ座の怪人」は、過去にも映画化されたことがあるが、後に再び映画化されることになった。

また、アメリカでは新たなミュージカルとして、1977年のミュージカル映画「サタデー・ナイト・フィーバー」がその歴史を変えることになった。これは、複数のポピュラー音楽のグループ(バンド)の曲を使ったこと、ディスコ・サウンドを取り入れたことで、ダンスを中心にしたミュージカル作品として登場し、これらがヒットを記録することになる。そして、ディスコ音楽の全盛期を迎えることになった音楽シーンと共に、ミュージカル映画は復活した。(この時代には、他には「グリース」などがある。)更にこの流れは、1981年に誕生したMTVに大きな影響を与えることになり、音楽PVという新しいジャンルの礎となる。そして、1980年代にはPVとミュージカル映画が融合していくことになり、「フラッシュダンス」「フットルース」等が映画として、そしてそこで使われた音楽の両方が大ヒットを記録している。そして1980年代はこのスタイルの映画が主流となり、サントラ盤も豪華アーティストたちが終結したオムニバス盤が全盛期を迎えることになる。

しかし、1990年代になると、'80'sの延長線上にあった映画作品も翳りが現れ、それに取って代わったのがディズニー・アニメによるミュージカル映画であった。元々舞台のミュージカルであった「美女と野獣」「ライオンキング」がこの時代の代表的なヒット映画作品である。そして、2000年の前後には、ミュージカルも原点回帰と言うことで、舞台のミュージカル作品の映画化作品が再び中心となる。その代表格は「シカゴ」であり、「マンマ・ミーア!」がある。

尚、現在、「ミュージカル」というと、舞台作品と映画作品があるが、これらは別物である。両者とも歌と台詞、ダンスを結合させているのは同じであるが、舞台の場合は「場面(シーン)」に制約のあるため、作品としては場面が少ないものが特徴となる舞台ミュージカルと、その制約を受けないミュージカル映画は別物として発展している。どちらにもその特長を生かした良い所があるので、舞台は舞台で、映画は映画で、それぞれ楽しむのが一番である。

 

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