ラストメール2~いちじく白書#8 [ドラマ]
今回は問題の偶数話(本作の偶数話は実に酷い内容ばかりである)であり、実に酷い物語でした。最初に「銀行強盗発生!」ということで緊張感が走ったものの、これが物語に全く生かされていない。一応、一希と静香は今回のメールがその仲間からのものという誤解があるものの、死者からのメールということを冷静に考えると、どう考えても全く関係無いものというのが見え見えであるため、単に時間の無駄遣いでしかない。それが分からないボロ脚本ということで、完全に今回はゴミでした。
今回のバーチャルメールの配信は7通、オマケの待ち受け画像も一希の画像に戻ってしまい、ここもゴミと同じ。結局、全10話の中の穴埋めと言ってもよいものに過ぎなかった物語でした。
一応、一希の母親が生きている、ということでクライマックスを迎えようとしている伏線として、勇気を持って踏み出さなければならない、ということを描いていて、最終的に一希が母を許して受け入れる所で、過去の経験の一つということで思い出すことにするのであろうが、見え見え過ぎていて...
しかも、次回では生きているという母が登場ということで、後は幕引きだけということで、「ラストメール」と同様にクライマックスはゴミになる予感だけを漂わせている...
となり町で銀行強盗が発生、犯人グループは日那比多町に潜伏しているというニュースが流れる。そんな中、一希の携帯に死者からのメールが届き、伝言を頼まれる。で、町外れの倉庫に言った一希と静香。2人は中から聞こえる声から、そこにいるのは潜伏している銀行強盗と思い、伝言だけを伝えて退散しようとするが、捕まってしまう。
バタバタがあって、そこにいた3人は銀行強盗ではなく、バンド仲間でオーディションを受けにいこうとしていた町の若者だった。その中の1人は町会議員の息子で、親からは議員になるように言わていて、バンド活動を反対されていた。
そんな所にその町会議員が現れて、息子を連れ戻そうとする。また、3人が待っている奏一は病気で死んだと伝える。動揺する3人は最後に1曲演奏をした。町会議員は黄が住んだとして息子を連れて行こうとするが、一希が、オーディションを受けた方が良い、と言い、3人はオーディションを受けることにして東京に向かった。
家に帰った一希は、自分が口にした言葉を思い出していた。そんな所に死んだじっちゃんから、「母は東京にいる」というメールが届いた...
先週予想した通りで、クライマックスに向けての伏線の更なる強化があっただけで、物語の中身は何もないカスでした。それにしても、こんなにも中身が無く、ギャグのつもりだったことが空回りしていて、しかもシリーズ構成として用意していることが最初から予想出来てしまうなんて、本当に救いようがないですね。伏線を用意するにしても、もっと上手い方法があるでしょうが...
次回は、都合良く、イベントのために東京に行った一希と静香。で、一希の母の登場ということで、展開の予想をするだけ馬鹿馬鹿しくなっちゃいました...
↓こういうものの方が本作よりも価値がある...
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