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ケータイ刑事銭形泪9話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

BS-TBSの再放送に合わせた「銭形泪・裏ネタ編」の増補作業も、今回からは第9話「BS初!! ドラマ公開収録 ~超能力殺人事件」に突入です。この物語については過去にPART 5まで記している(2008/10/2、7、9、14、16付けで記しています。)ので、PART 6からということになります。今回はサブタイトルにある言葉から「超能力」について、「サイコキネシス」について、ちゃんもこれを使った超能力(マジックですけど...)を披露したことから「タバコ」について記します。尚、「超能力」については「・9話[裏ネタ編]PART 2」で記したものをベースに加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。

超能力」:通常の人間の力ではとても出来ないようなことを実現してしまう特別な力のことを指す言葉であり、また、現代科学では合理的に説明出来ない超自然の能力のことでもある。(現在の科学では、この力が改名されていないので、その力の存在を証明できないでいる。しかし、「超心理学」「超科学」などと呼ばれる研究対象となっている。)英語では「Supernatural Power」という。

これには、テレパシー(精神感応)、透視、予知、念力、サイコメトリー(接触感応、残留思念)、テレポーテーション(瞬間移動)などがあり、特にテレパシー、予知、テレポーテーションはその代表的なものとして知られている。また、催眠術も超能力の一つとして認識されることもあるが、超能力には含まれないとする考えもある。

また、日本語では「超感覚」と呼ばれることもある。この場合は、通常の人間には認識できない現象を認識し、時にはその現象に干渉する能力のことを指す。(サイコメトリー(psychometry、接触感応)、クレヤボヤンス(clairvoyance、透視能力)、テレパシー(telepathy、精神感応)、プレコグニション(precognition、予知能力)、ヒプノシス(hypnosis、催眠能力)などがその中に含まれている。→「超感覚」では「催眠能力」(=催眠術)もその一つとなっている。)

この能力を持つ人のことを「超能力者」または「エスパー」と呼び、SFの世界ではこの能力を持った人物が活躍する物語が数多い。(小説だけでなく、映画やドラマにも数多い。BS-i作品では「恋する日曜日・ニュータイプ」が超能力者を主人公にした作品である。)

この力については、古くから語られているが、「超能力」という言葉が登場するのは新しく、20世紀になってからとされている。(それ以前は別の言い方がされていた。)日本では「神通力」「霊能力」などと呼ばれていて、これらの力によって起こった現象のことを「神業」と呼んでいた。

西洋では「錬金術」もこの一つと見なされており、更には「呪術」もこの一つと考えられていた。また、仏教の世界では「神通力」と呼ばれており、古くから知られていた。また、これらは修行を重ねると会得できる力であると信じられており、数多くの修行者たちが名前を残している。そういうこともあって、これらの力は宗教との結びつきも強く、この力を持った人物は神として崇められ、新興宗教では教祖となっていることが多い。

「ケータイ刑事」シリーズに於いては、ネタとして何度か使われているが、「超能力者」ということだけではなく、昔の「超能力」と考えられていたものもネタとして登場している。(「・4話」の陰陽師、「・2nd.12話」の千里眼などは、現在のカテゴリーだと「超能力」の一つということになる。)また、「・3rd.8話」のムータコは、韓国の「ムーマン」と日本の「イタコ」を足し合わせた降霊術であるが、このような合体技も登場している。(→世界中ににあるものを組み合わせただけでも、立派な新興宗教になってしまいますね。)更に、「ケータイ刑事」では、「超能力は存在しない」という考えに基づいた一面も出ていて、「・2nd.3話」と「3rd.10~12話(=冬舞台)」に登場する「インチキ超能力者バスター」というものまでが登場しており、「超能力」に関してはその存在の肯定派と否定派の両者の考えがしっかりと使われている。→「超能力」の存在が証明できない現在では、肯定派と否定派がいるのは当たり前のことである。で、「超能力」を取り上げる際、その両者の考え方を出しているというのは、ある意味では公平であり、価値観の多様化する現代らしい所でもある。「銭形命」ではこれという「超能力」ネタは登場しなかったが、今後もシリーズには「超能力」をネタにした物語は生まれていくことでしょうね。

また、この物語では超能力者・レディ・リンが「超能力ショー」を行うという設定で「超能力」ネタが展開されていったが、このように超能力を奇術(手品)やマジックの一種という位置づけとして、エンタテイメントの一つであるショーとして行われているのは、現実的には最も多いことである。このため、近年では「超能力」はイリュージョン、マジック、手品などの一ジャンルというように考えるということが増えている。→手品も、タネが分からなければ、ある意味では「超能力」と思われるだけに、この考えは現代らしい考えでもある。

サイコキネシス」:日本語では「念力」、英語では「Psychokinesis」と言う。超能力の一つであり、距離を置いた位置にある物を精神力などを使い、その物に直接手を触れずに動かしたり変形させたりすることである。(1970年代にブームとなったユリ・ゲラーによる「スプーン曲げ」はこの代表的なものである。)

別の言い方としては、「念動力」「観念動力」と言うこともある。また、英語では「Psychokinesis」という単語の省略形として「PK」と言うことも多い。(サッカーのペナルティキックと同じ省略形ということになりますね~)

また、「テレキネシス(Telekinesis)」と呼ばれることもある(略して「TK」と言うこともある。)が、厳密には「サイコキネシス」と「テレキネシス」は別物である。いずれも念力を使って対象物を動かしたり変形させるというのは同じであるが、「サイコキネシス」は念力によって物理的エネルギーを発生させて対象物を動かすが、「テレキネシス」は念力で直接的に対象物を動かすという違いがある。よって「サイコキネシス」では念力によって生じる物理的エネルギーが動かそうとする対象物以外にも波及するため、現象としては対象物が動く(変形する)だけではなく、対象物の周囲にある物も動いたり、変形したり、温度の上昇がある、などということも伴う(「テレキネシス」では、対象物以外の物には変化は生じない。)、とされている。

尚、「念力」という言葉は、現在では超能力の一つと思われているが、元々は、「石に立つ矢」の故事から生まれた言葉であり、心を込めて射った矢は石にも突き刺さる、ということである。そこから精神を込めた力、念を込めた力を指すようになり、超能力の一つ(サイコキネシス)を指すようになった。「念力、岩をも通す」(「思う念力岩をも通す」)という諺があるが、これは一心不乱に行えばどんなことでも必ず成し遂げられる、いう意味である(精神論の世界になる。)が、最近ではこの言葉が、超能力の念力はどんなことでも出来る、と誤解されているところがある...

タバコ」:漢字で記すと「煙草」と記す。尚、「Tabaco」というのは元々はポルトガル語である。タバコというナス科タバコ属の葉を加工した嗜好品である。

「タバコ」という植物は、ナス科タバコ属に属する一年草である。南アメリカが原産であり、世界中では100種ほどが知られている。しかし、嗜好品のタバコに加工されるのはこの中の一部である。(日本では5種類ほどが栽培されているだけである。)南米を征服したスペイン人がヨーロッパに伝えたことから世界中に広がるようになる。当初は観賞用植物と薬用植物であったが、薬用というところから喫煙用に使用されるようになる。(薬用であったため、現在でも喫煙することを「一服」と言うが、元々は「服用する」という意味である。)

日本へは16世紀になって九州に入ったことで知られるようになる。現在では「たばこ事業法」によって管理されていて、日本で唯一のタバコ製造会社である日本たばこ産業と契約した農家だけが栽培を認められている。(但し、タバコの原料として使用することが出来ないような葉を除き、日本たばこ産業が栽培農家が生産した全量を購入することが義務づけられているため、個人がタバコを栽培すること、およびタバコに加工される前の葉を購入することは出来ない。)

たばこは春先に苗床に種まきが行われ、苗として育てられる。発芽すると間引きながら育てられ、それを畑に移植して育てる。畑に移植してから1~2ヶ月で花芽が現れる。(開花すると直ぐに「芯止め」という摘芯作業を行って花芽を摘み取る。)夏は成熟期てあり、同時に草としては50cm~1mぐらい、葉の大きさは幅は10~30cm、長さは20~50cmに成長する。そして初秋になると葉が収穫され、処理されて出荷(日本たばこ産業が買い入れる。)されることになる。

ちなみに、世界の葉たばこの生産高は、中国、ブラジル、インド、アメリカが上位であるが、中国が世界の生産の4割弱を占めている。また、日本では宮崎県、熊本県、岩手県、鹿児島県、青森県が上位を占めている。

で、そのタバコの葉はニコチンを含んでいて、嗜好品であるタバコに加工される。(葉を乾燥させ、発酵させることで、タバコの原料となり、それを葉巻にしたり、刻んで紙巻きタバコにする。)

加工されたタバコは、着火して消費されるのが一般的であるが、着火しないで消費するものもある。(「噛みタバコ」と「嗅ぎタバコ」がある。尚、中東では一般的となっている「水タバコ」は火(炭火)を使用しているので、「着火しない」というものではない。)

尚、英語では、植物のタバコは「Tabacco」、それを加工した嗜好品である葉巻を「Cigar」、紙巻きタバコを「Cigarette」と言って区別されている。また、英語で「Cigarette」というもののことをドイツ語では「Zigarette」、フランス語では「Cigarette」(英語と同じスペルであるが発音は異なる。)、イタリア語では「Sigaretta」、スペイン語では「Cigarrillo」と言う。

 

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