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「OH, GOD! BOOKⅡ」 [映画(洋画)]

表題の作品は1980年のアメリカ映画「オー!ゴッド2 ~子供はこわい」である。1977年の「オー!ゴッド」の続編であり、全作同様の神様をネタにしたファンタジックなコメディ作品である。本作でも、神様は全作と同様にG・バーンズが演じている・尚、本作は日本では劇場未公開であるが、逆にビデオでの展開に力が入れられたこともあって、劇場公開になったシリーズ第1作よりも現在では目にしようと思えば比較的容易である。

作品データを記しておくと、時間は95分、製作と監督はギルバート・ケイツ、脚本はジョシュ・グリーンフェルドとハル・ゴールドマンの2人、撮影はラルフ・ウールジー、音楽はチャールズ・フォックスである。そして出演は、ジョージ・バーンズ、スザンヌ・プレシェット、デヴィッド・バーニー、ローアンヌ、ハワード・ダフ、ハンス・コンリート、ウィルフリッド・ハイド・ホワイト、コンラッド・ジャニス、たちである。

両親が別居してしまい、母親と寂しい2人暮らしをしている小学生のトレーシーは、ある料理店で神様と知り合う。神様は、相変わらず、人々が自分の存在を忘れていることを悩み、どうやって自分の存在を知らせばよいのかと考えていた。で、トレーシーにその方法を相談する。トレーシーは大々的なキャンペーンを展開する。しかし、周囲の目はトレーシーに厳しく、トレーシーは精神病院に入れられそうになってしまう。トレーシーのピンチに神様が現れ、人々の前で奇跡を実演して、トレーシーが正しいことを証明し、トレーシーは精神病院に送られることはなかった...

前作では、社会風刺もあって、大人目線で描いた物語であったが、本作はそれを子供目線で描いたものにしたことが大きな違いである。その分、難しい事を考えずに、単純に楽しむことが出来るようになったため、大人から子供まで、家族みんなで楽しむことが出来る作品になっている。

また、神様は前作と同じく、ジョージ・バーンズが演じているが、キャラクターとしても前作と同様で惚けた所を見せているということで、安心して見ていられる。(続編の場合、キャラクターの変化があると、辛い事になってしまうのが多いですからね...)まあ、何も考えないで楽しみたい、という時には良い作品である。

 

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