SAMMY DAVIS Jr.『THE DEFINITIVE COLLECTION』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは2006年にリリースされたベスト盤である。ジャズ系のサウンドを奏でるだけでなく、シナトラ一家の一人として、エンターテイナーとして活躍した彼であるだけに、ベスト盤も数多くリリースされている。そんな中から、比較的新しい所で音質的にも良いものをピックアップすることにした。また、1枚もののベスト盤では収録曲数が10曲程度というベスト盤が多い中、本アルバムは20曲が収録されているということで、この点でもお薦めである。(と言っても、半世紀を超えるキャリアがあるだけに、1枚もののベスト盤では不十分ではありますが...)
収録曲は以下の全20曲である。『Hey There』『Birth Of The Blues』『Something's Gotta Give』『Love Me Or Leave Me』『That Old Black Magic』『Too Close For Comfort』『There's A Boat Dat's Leavin' Soon For New York』『Lady Is A Tramp』『What Kind Of Fool Am I?』『Gonna Build A Mountain』『Shelter Of Your Arms』『Night Song』『My Shining Hour』『Lonely Is The Name』『I've Gotta Be Me』『Rhythm Of Life』『Candy Man』『Mr. Bojangles』『People Tree』『Keep Your Eye On The Sparrow (Baretta's Theme)』。
あくまでも本ベスト盤は、彼のキャリアのほんの一部でしかない。有名なあの曲が収録されていないということもあるが、ここに収録されている曲はそれなりに考えられた楽曲が選ばれているので、彼の骨格を知るのには宜しいのではないかと...
この中のお薦め曲は、『Birth Of The Blues』『Love Me Or Leave Me』『Lady Is A Tramp』『Gonna Build A Mountain』『Night Song』『I've Gotta Be Me』『Candy Man』という所をピックアップしておくが、ここに収録されている曲は彼のほんの一部の代表曲であるため、あくまでも彼の一部に触れることが出来るだけである。(他にも数多くのベスト盤がリリースされているので、とりあえずは入門用に、ということです。)
今年は彼が亡くなって20年になる。古き良き時代のアメリカのテイストのする彼であるが、じっくりと聴いてみてはいかがでしょーか。
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