「PINK LIGHTNING」 [映画(洋画)]
表題の作品は1991年のTVムービー「ピンク・ライトニング」である。物語は'60'sのカリフォルニアであって、ティーンエイジャー5人の女の子たちの青春物語である。青春作品と言うことではありがちな作品であるものの、いつの時代であっても青春物語というのは大大音大きくは変わるものではないということも分かる作品である。尚、TVムービーと言うことで、日本でも劇場未公開となった作品である。
作品データを記しておくと、時間は92分、監督と脚本はキャロル・モンペール、撮影はトム・ハーウィッツ、音楽はスティーヴ・ティレルである。そして出演は、サラ・バクストン、マーサ・バーン、ジェニファー・ブランク、ジェニファー・ガスリー、アンソニー・パレルモ、レインボー・ハーヴェスト、ピーター・スピアーズ、たちである。
カリフォルニアに住むトウッキーたち5人組は、一緒に購入したピンクのオープンカーを乗り回し、いつも一緒に楽しんでいる遊び仲間であった。いつものように、恋の話やセックスの話をしていた彼女たちだったが、トウッキーの恋人・パトリックの初体験の相手が仲間のジルであり、その関係は今でも続いていることが分かってしまう。それから5人の中に亀裂が走って...
展開はありがちなものであって、クライマックスもありがちのものである。ただ、物語の舞台が1960年代初頭という時代となっていて、その当時の世相や若者文化を捕らえるところだけは巧みであり、'60's前半の文化をしるということでは、それなりに役立つ作品である。(物語は度外視してと言うことになってしまうのが、辛い所でもありますが...)
↓DVD化されておらず、ビデオです。
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