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UDO JÜRGENS『UDO '70』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1969年に発表されたアルバムであり、1970年を間近にした時期に発表リリースされたものである。1950年からの芸能活動がある(シンガーとしては'60'sになってからのデビューである)オーストリア出身の彼にとっては、デビュー20周年となる年に向けての作品と言うことになる。(現在も現役であるため、今年はデビュー60周年と言うことになる。)以下に記す曲のタイトルからドイツ語で歌っていることが分かるが、ドイツに相手は大御所中の大御所である。そんな彼のキャリアを考えると、本アルバムはちょっとした節目のアルバムでもある。(彼は1934年生まれであり、本アルバムは35歳になってまもなくリリースされた。)

収録曲は以下の全12曲である。『Wie könnt' ich von dir gehn』『Mary Ann』『Mein Freund, der Clown』『Eine Rose für dich』『Dann kann es sein, dass ein Mann auch einmal weint』『Solang noch Züge gehn』『Anuschka』『Du gingst vorbei』『Wer ist er?』『Schwarze Augen, schwarze Haut und ein Herz, das weint』『He's Got The Whole World (Jericho)』『Auf Wiedersehen und Dankeschön』。

お薦め曲は『Wie könnt' ich von dir gehn』『Mary Ann』『Solang noch Züge gehn』『Anuschka』『He's Got The Whole World (Jericho)』という所をピックアップしておくが、歌詞がドイツ語であるということで理解できないという難点があるものの、彼の甘いボーカルは魅力的であり、そこから生まれる世界は大人の魅力に満ちたものであって、たっぷりと聴かせてくれているので、雰囲気を味わうと言うことでもよろしいかと...

考えてみたら、日本でも'80's初頭に、スペイン語で歌うJULIO IGLESIASの歌がヒットを記録していることもある(彼の場合は英語で歌ったヒット曲があって、そこからブームに火が付いたのですが...)ので、特に拒絶するものでもないですし...また、サウンドは結構ポップな所もあるので、聴きやすい曲でもありますから...

日本では、知名度と言うことでは確かに低いのは仕方のない所であるが、音楽の世界には国境はないので、男性ボーカルが好きという方は一度聴いてみるのが宜しいかと。兎に角、聴かせてくれるアルバムである。

 

Udo '70

Udo '70

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: BMG/Ariola
  • 発売日: 2004/09/13
  • メディア: CD


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